祖母の思い出

新聞に紅白歌合戦始まって以来の、
最長９分をとって「トイレの神様」が歌われるという記事が出ていた。
祝日でお休みだった姪っ子にその事を話したら、
「え～～～、９分も？長いよ～～～」とブーイング。
誰もが涙するというこの歌も、姪っ子達にとっては興味のない歌らしい。
そーだよなぁ。
姪っ子達にとって、祖母（私の母）に対する感情は「うるさい」くらいしかないだろうからねぇ。

「青菜に塩」
以前にも書いただろうか、祖母と夫と３人で旅行に行った時のこと。
道路の傍らに若い男女が車の脇で佇んでいる。
後ろにももう一台の車。
どーもぶつかったらしい。
その時に祖母が言った言葉。
最初何を言ったのかわからなかったので聞いてみたら、
ルンルン気分でドライブに来たのにぶつかってしまい意気消沈してたから、と祖母。
あぁ、そーゆー意味なのかー、と。（笑）
以来この言葉は祖母との思い出と共に頭に残っている。

家族の関係が希薄になってきている今の時代。
祖母と孫の関係も濃いはずはないよね。
「うるさい」だろうけれど、
姪っ子達も祖母との関係を、もっともっと築いてほしいなぁと、
おばちゃんは思うのでありますよ。
ちなみに、私はこの歌を聞くたびに、毎回涙する。（笑）