田植えが終わり、お宿へ戻ります。もっと腰が痛かったり疲れるかな？・・・と思っていたのですが、充実した時間を過ごすことができて満足感でいっぱいのためか、疲れを感じることはありませんでした。チェックインの手続きの間にふるまわれた冷たい柚子ジュースで喉を潤し、お部屋へ向かいます。今日の夕食は、田植えに参加したメンバー全員でのお食事会になっています。開始までは2時間くらいあるので、しばらくお部屋で寛いでから汗を流しに浴場へ向かいました。前回の宿泊の時は、雨が降っていて雨よけの編み笠をかぶって露天風呂に入った記憶しかなく、あまり印象になかったのですが、今日は晴天！周辺の山々も雲一つかかることなく美しい景色を眺めながらの入浴はサイコーでした！！泉温も熱くもなく、ぬるくもなく絶妙な湯加減でしたよ。あまりの気持ち良さにゆったりと温泉に浸かっていたら、あっという間に夕食の時間となりました。
いつものお食事処ではなく、今日は外にテントを張ってのアウトサイドでのお食事会です。
宿泊者、招待された生産者の皆さんなど、総勢50名は超えていたのではないでしょうか。開宴に先立ち岩佐さんからご挨拶があり、スパークリングワインやシードルなど思い思いのグラスを傾け、乾杯～！！さぁ、宴の始まりです！！
早苗饗ーSANABURI－とは、田植えが終わった後、その年の豊作を祈ると同時に田植えに協力をしてくれた人々をもてなす『饗応』のことを『さなぶり』と言います。今日のメニューは、無農薬＆有機栽培の野菜を中心に肉と魚を少しずつ。繊細な味わいを活かすために、調味料はすべて天然醸造＆無添加、味噌や漬物は自家製です。見ているだけでも健康になれそう！それを食べるんだから、なお健康になれそうです（笑）
木と野草のオブジェの中に前菜が盛り付けられています。
友人お気に入りの、ポークのパテが挟んである山菜バーガー。
盛りだくさんの山菜や新鮮な野菜たち
甘鯛の塩釜焼。スコッブで外側を割ると立派な甘鯛の姿が登場。
花ズッキーニは甘くて柔らかく、山ぶどうは甘酸っぱい、ウドは独特の苦みがあり、熱々で美味しい！
野菜もたっぷり、ローストポーク。
炊き立ての糠炊きご飯と熊＆猪汁。
可愛らしいスイーツたち。
この他にも充実したアルコールやジュースも準備されていて、とにかく贅沢で美味しい夕食の時間でした。一緒にテーブルを囲んだ方々も意識高い系の方々ばかりで（セレブ？）気持ちよく過ごせました。お腹も満たされ、大満足。あとは、我々がハマっている『おっさんずラブ』の最終回を見たら、コンプリートで今日一日が無事に終わります！！（笑）（BLACK★1947-）
