ネモフィラ狂想曲

今年の花シーズンは大体10〜２週間ほど早まっているようです。4月の初めなのに桜は散って、藤の花が咲いていたり。気になっていたけど見頃はゴールデンウィークで人出を考えると足が遠のいていた、ひたち海浜公園のネモフィラ。この花も今年は4月の半ばには見頃になったという噂。思いきって朝一番の列車に乗って出かけてみました。
品川発6:45の特急に乗れば、勝田着が8:16。バスで向かっても９時前には到着します。
列車は朝イチに関わらず、ちょうど良いくらいの込み具合。水戸で降りる人もさほど多くはなかった為、ほぼ全員が目指すのはひたち海浜公園だと予想がつきます。
勝田で降りた人はどんどん路線バス乗り場に流れていきます。ここでは焦らず、臨時で販売中のバスの往復チケット込みの入場券（1080円）を購入。少し並んでもこれはMust buyです。お得な上に、現地のチケットブースに並ばずにすみます。
駅から公園までは15分程度。臨時バスが出ているようなら、少し待って座るのも悪くはありませんが、私は少しでも先を急ぎたいので、珍しく満員のバスに立って行きました。
公園ゲートに到着すると、マイカー利用者も合流となり、人が次々に入場していきます。朝イチでもこれか！という感じ。都内からはこれ以上、早い便はないので、もっと早く入場するには水戸あたりで宿泊して行くしかないのかな。そして、初めて見たネモフィラブルーに染まる見晴らしの丘。海のように青く広がりますが、人の数も朝からハンパないです。

ネモフィラは一年草なので、シーズンが終われば植え替えられます。秋に赤いコキアが眺められるのもこの見晴らしの丘です。
行列を作りながらも、花を愛で、写真を撮って1番上まで登れば、向こう側には海が広がります。4月なのに夏日という1日。まだ10:00前なのに、開いているカフェは大行列。私もめげずに並び、イチゴシェイク、あまおうソフトと冷たいものを連投し、久々の発汗対策には、フランクフルトで塩分補給をせずにはいられませんでした。
どんどん増える人並みにまったりする元気もなくなり、滞在時間は約１時間半で帰路につきました。時間的コスパはともかく、でも一度は見たかった光景なので、満足度は高かったです。
秋は再び早起きしてコキアを見に行こうかな⁈（Blue Storm）

カヤバ珈琲で朝食を

いとこのリクエスト。第２弾。
昔、親たちが住んでいた地域（駒込）を歩きたい。昔、呼ばれていた町名は市町村合併により消滅した上に、新しい建物が多いため、昔の面影はないのが現状です。
駒込は入らないようですが、今、谷中、千駄木、根津の通称、谷根千のお散歩コースが、若者や外国人に人気。下見で訪れた夕焼けだんだんから見た谷中商店街はまるで原宿みたいでした。

スケジュール的には朝早くからスタートしなければならない、今回の散策。
それならば、ということで、今回の出発地点を人気の古民家カフェ、カヤバ珈琲に設定しました。いとこたちは今回は浅草ステイで都営バスに乗れば、この辺りまでまっすぐアクセスできるんです。私は彼らよりも一足先に到着して朝食をいただく予定です。とにかく人気の店なので、待ち時間で時間がおさないように、開店時間の８時よりも少し前に到着。もちろん一番乗りです。
オーダーしたのは、名物の玉子サンド。セットドリンクはこの辺りの名物がショウガということで、自家製シロップのホット谷中ジンジャー。大抵の人がこの玉子サンドを注文するようで、オーダーが入った後の厨房からはシャカシャカという小気味良い玉子を解く音が響いてきます。そして開店時は約２〜３名だったお客さんも次々と途切れなくやってきて、程なくテーブルは全部埋まり、二階のお座敷まで利用するようになりました。
確かに近くにあれば、ちょくちょく寄りたくなるようなお店です。やっぱり朝イチに行って正解でした。（Blue Storm）

東京夜景

はとバスツアー、予定よりも早めに東京駅に帰着。この後は東京の夜景を案内します。
実は今回のスポットはまだちょっと穴場。できれば人には言いたくない、そんなナイススポットです。
①東京駅丸の内駅前広場
長年の工事中から、2017年12月にようやく全貌を現した丸の内駅前広場。はとバスのガイドさんはKITTEの空中庭園を案内していましたが、私のオススメは丸ビル５階にあるテラス。真正面からの東京駅を捉えることが出来る上に、今はまだ人が少ない！（そのうち混んでしまうかもしれません）但し、早めのクローズとなりますので、ディナーの後に寄ろうと思っていると閉まってしまいますのでご注意を！

②スカイツリーを真横から
スカイツリー大好きな親戚夫妻をもてなすために、これまでもあちこち出かけました。夏にはスカイツリーを眺めながら飲めるビアガーデンなんていうのも浅草にありましたが、この季節はハテ？しかし、1番素晴らしい隠し球がありました。今回、選んだのは天空ラウンジTOP OF TREE 東京ソラマチ店。窓からもはみ出る近さ。こんなに間近にスカイツリーを眺める場所って他にはないのでは？しかもお料理も美味しく、演出も洒落ている！

お店のターゲットは大人のカップルみたいですが、高速のエレベーターの動きまで肉眼で追える店はそう多くはないよね。あまり人には言わず、こっそりと出かけて下さい（Blue Storm ）

SL大樹 この音がたまらない

東武ワールドスクエア駅からは、今回のはとバスツアーの最終イベント、SL大樹に乗りこみます。乗車区間は東武ワールドスクエア駅から下今市までの30分間。車内では記念乗車券が配られたり、記念撮影したり、スペシャルなお土産を買ったりであっという間に過ぎて行きます。車内でほとんどの人が買い求めていたのは、SLイメージの黒いアイスクリーム。

竹炭で黒くしてあるそうで、味はバニラ、イチゴ、ゴマとあります。ゴマは通常も黒いので、バニラやイチゴを選ぶ方が色と味のアンマッチが楽しいかもしれませんね。
人々にとって、SLはやはり特別な列車。沿道には写真撮影する人も多数。久々のお手振り交流です。そして下今市駅到着後のお楽しみはSLが転車台で方向転換する瞬間です。

SLの姿を間近で捉えるベストタイミング！みんなカメラを構えて大撮影会となりました。いとこのご主人は「SLの良さはやはりこの音だよー」と言いながら動画撮影に夢中でした。昭和生まれにしかこの気持ち伝わらないかもしれませんが、ポーという独特の警笛には郷愁を誘われますね。（Blue Storm ）

インスタ映えの聖地 東武ワールドスクエア

日光見物はは輪王寺と東照宮だけで終わり。少しもったいない気もするのですが、今回のツアーのメインはSL乗車。発車時刻が決まっているため、早々に乗車駅のある東武ワールドスクエアに向かいます。1993年に開園した東武ワールドスクエア世界建築博物館。昔はTV CMもよく目にしていたのですが、今はほとんど見なくなりました。閉園するテーマパークも多い中、静かに続いていたのですね。場所は鬼怒川温泉より電車で２分の距離です。鬼怒川温泉には何度か訪れていますが、わざわざ途中下車してまで行きたい場所ではありませんでした。でも今回、初めて訪れて思いのほか夢中になってしまったのがここです。ミニチュアとかジオラマとか好きな人にはこたえられないこの精巧さ。東京駅では新幹線が、羽田空港では飛行機が、港では船が本当に動いているんです。桜の木は小さいながら本物です。

ホワイトハウスの前で手を振るのはトランプファミリーかな？とか、万里の長城に三蔵法師御一行様がいたよ、とか二条城の庭で茶会が催されているとか、細かいところを見るのも楽しい。

エジプトに行ってきたよ〜なんて冗談の年賀状も作れそう。

何よりも本当の場所に行くと大きすぎて、近くの高いところに登るしか俯瞰して見る方法はないけど、ここにくるとこの宮殿の裏庭はこんな風になっているのだなとその姿の全容を見ることもできる。
夢中で写真ばかり撮ってしまいましたし、見てて飽きない。食事の後の１時間の見学時間では見尽くすことができませんでした。アミューズメント以上の素晴らしいスポット。ずっと続いて欲しいものです。そして、次回は鬼怒川温泉とのセットで更に細部まで見てきたいものです。（Blue Storm ）