como siempre 遊人庵的日常

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「真田太平記」を見る!(11)

2009-06-18 21:21:45 | 往年の名作を見る夕べ
 31話のサブタイトル「それぞれの悲願」というのが非常に象徴的なように、関が原から10年以上にわたり九度山配所に軟禁されている昌幸・幸村親子の、ゆっくり沸騰していくような悲願が描かれます。
 しかも、描かれるのは昌幸と幸村の悲願ばかりじゃないんですね。草の者のお江はもちろん、奥村弥五平衛や、加藤清正、山中大和守のような渋い脇役の悲願、猫田与助や、お騒がせ男・角兵衛のちょっとボタンを掛け違った悲願など…それぞれに違う、でも切実な悲願がぶつかり合って、この重層なドラマはできているんだとつくづく思います。
 とうとう昌幸@丹波哲郎が退場しますが、その死が引鉄をひく「それぞれの悲願」の暴発が、また物語を大きく回すことになるのでした。

第30話「暗雲九度山」/第31話「それぞれの悲願」/第32話「昌幸死す

 岳父の本多忠勝(加藤武)危篤のしらせに、取り急ぎ駆けつけた信之(渡瀬恒彦)でしたが、病床の忠勝は、「なぜ勝手に上田を動いてきた」と叱責します。将軍秀忠に憎まれている真田家は、どんな失態で取り潰されないとも限らず、そのためには「決して動いてはならぬ、わしが死んでも葬式にも来るな」と強くいう忠勝。こののち、豊臣家が徳川に臣下の例をとったら、真田家本家赦免はあきらめよ。、それでも、本家のためにも決して動いてはならない…と、この遺言を残して、本多忠勝は亡くなってしまいます。
 本多忠勝の死は、九度山にも伝わります。昌幸(丹波哲郎)は病に伏しており、唯一の味方だった忠勝の死に、ガックリ力を落としてしまいます。衰えた昌幸は、かつての野心も燃え尽きてしまったみたいです。
 燃え尽きた昌幸とは裏腹に、天下には策謀が渦を巻いていて、なんとしても豊臣と徳川の手切れを避けたい加藤清正(竜雷太)がいろいろと骨を折っているわけです。清正は、高台院(津島恵子)を訪ね、なんとか秀頼と淀の方(岡田茉莉子)を説得して徳川家に頭を下げてくれるよう、間にたって力になってくれと頼んでいます。そして、高台寺には、寺男として草の者・小助が潜入しており、清正の活動は逐一、真田の忍び宿に伝わっています。
 お江(遙くらら)は、秀頼が家康の臣下にくだり、徳川の天下で落ち着いたら真田本家の浮上はなくなることを思って、ある決心をします。それは家康の首を取り、天下をふたたび乱世に引き戻すことでした。
 真田忍びが活動していることは、甲賀の山中大和守(佐藤慶)もつかんでいます。なき山中内匠の後継として徳川忍びを束ねている伴長信は、上田にも忍び宿を置き、真田の動きは完全に封じていると自信満々。ですが真田忍びにそれは甘い…と懸念する猫田与助(石橋蓮次)に、大和守は、ふと遠い目をし、「わしは、なぜか無性に真田安房守に会って見たい。いまだに野心をもっているか、年とともに衰えてしまったのか、年も近いあの男のありかたをこの目で見たい」と、柄にも無いことを呟くのでした。。
 九度山の幸村に、お江から呼び出しがきて、二人は久しぶりに忍び宿で再開します。なにか不自然な態度のお江を幸村が問い詰めると、「お会いするのはこれが最後だと思う」と。左衛門佐さまをこのまま九度山に埋もれさせることはできない。ふたたび世に出すために命を賭ける時がきた。その手段は「家康暗殺」と告白するお江に、幸村は、それをやったら兄上に類が及ぶ、真田家のためにそれだけはやってくれるなと、強く諫めます。「家康を狙うは戦場にてじゃ!」と凛と言い放つ幸村に、ひさしぶりに武将のスイッチが入ったのをみたお江は、それ以上なにもいえません。
 病が少し落ち着いた昌幸は、もと愛人の下女の粂(浅利香津代)に昔の戦の手柄話などをして、思い出にふけっています。そういう話をしているときが一番楽しそうですが、幸村がお江との密会にでかけて留守の間、看病していた角兵衛(榎木孝明)に手伝わせ、庭を歩いているときに、異変が起こります。
 倒れて意識不明になった昌幸を、診察した医者は「知らせるところにはいまのうちに…」と。動揺する家族は、とりあえず上田の信幸に使者を走らせます。
 上田では、佐平次(木之元亮)が、上田城下に徳川の忍び宿があることをたしかめ、信之に報告したところでした。監視の目が光っていることにショックをうけた信之は、父の危篤の知らせを受けても、動くことができません。岳父忠勝の遺言もあります。
 権力に押さえつけられて動けない信之は、はじめて、長年そういう状況に耐え、活路を見出して生き延びてきた父のバイタリティと、その悲哀を思うのでした。…

☆☆☆
 昌幸は危篤状態から立ち直り、驚異の生命力で、病床で大坂城の絵図面を見たがるほどに回復します。父の不屈の姿をみて、いろいろ思うところのある幸村は、「俺はこのまま九度山で埋もれてしまうのだろうか…」とふと焦りを覚えることも。
 いよいよ家康の上洛が近づき、加藤清正と浅野幸長(本田博太郎)は、早く秀頼(円谷浩)に、天下の為に家康に屈するよう説得しなくてはと焦りますが、淀殿が秀頼との接触を妨害するわけです。浅野家の忍びをつかって秀頼にコンタクトをとった清正らは、大坂城に招いてもらい、秀頼や千姫(工藤夕貴。このとき16,7歳か?すごい可愛い)と和やかに談笑します。そして宴席の隙を見て「いまは天下の安泰のため、家康に膝を屈して下さい」と囁くことに成功。この秀頼は、とっても聡明で性格も素晴らしい若者で、一瞬で清正らの悲願を理解し、力強く頷くのでした。
 これで、大坂と江戸の手切れは回避できたと安堵の胸をなでおろす清正らでしたが、天下をひっくりかえすため、暗躍する者達はいるわけです。折りも折りとて、徳川忍びを束ねる山中大和守が病死。あとを継いだ伴長信は、真田忍びの力を甘く見て、対策を講じようとしていません。山中忍びたちは、家康の上洛経路の遠州掛川に、茶屋を装った忍び宿をもうけ、護衛活動の拠点にしますが、そこに、九度山を出奔した角兵衛が、杉坂重五郎(丹波義隆)の手引きで転がり込んでいます。またぞろ騙されて、甲賀忍びの手におちているんですね。とことん学習しない男です。
 家康の命を狙う真田忍びたちは、奥村弥五兵衛(真田健一郎)が掛川に潜伏し、暗殺態勢を整えます。が、幸村の決意が胸に沁みたお江が、「今回は家康暗殺はあきらめてください」と言い出し、にわかに動揺が走ります。「沼田の伊豆守様に類が及べば、真田の名が消えまする」と訴えるお江に、身を揉んで呻吟する弥五兵衛…。
 じつは、弥五兵衛は関が原のとき、家康暗殺に成功したと思ったら替え玉だった、それが又五郎の死につながったというのが、深い心の傷になっているわけです。主たる左衛門之佐様(幸村)の厳命でも、真田の血が絶えるといわれても…弥五兵衛は、やはり、自分の生涯の決算に打って出ようとするんですね。「俺は家康を討たねばならぬ!」と叫んで飛び出した弥五兵衛。お江は、弥五兵衛をさがす道すがら、しらずに甲賀忍びがいとなむ茶屋に笠を求めに入ってしまいます。
 そこには猫田与助や、角兵衛もいたんですね。一瞬で正体が割れたお江を、甲賀忍びたちが山の中を追い回します。絶体絶命に落ちたお江を、木の虚に潜んだ弥五兵衛が助けてくれました。返り討ちにあった重五郎は、命を落としてしまいます。
 が、弥五兵衛の決心はどうしても変らないんですね。又五郎を死なせた自分が許せず、その落とし前をつけるために何が何でもやるのだと言う弥五兵衛を、お江は説得し切れません。とりあえず虎口を脱するため、お江と弥五兵衛は二手に分かれて逃げようとしますが、弥五兵衛は甲賀者に捕らえられ、あえなく惨殺されてしまいます。その悲願もむなしく…(涙)。無惨に殺される弥五兵衛を、角兵衛が、冷たい顔で傍観していました。
 天下がゆっくり動き出そうとする中、昌幸はだんだん重態に。「真田の武勇をもういちど天下に轟かせたかった。儂にはもう出来ぬ。左衛門之佐、わぬしが大坂城にあればそれができる」と死の床で繰り返す昌幸のことばに、幸村になにか火が付いたよう。…
 そして上田の信之には、あいかわらず徳川の監視がはりつき、さらに長男を人質に要求された上、大御所上洛中の江戸警備のため、200もの兵をだせと、嫌がらせが続きます。どんな嫌がらせをされても耐えねばならぬと、唇をかむ信之は、その手のなかで鉄砲玉2個をガリガリとまわし、地炉の間の自動ドアの開け閉めもごく自然に板に付いて、いつのまにか、父昌幸とソックリになっておりました。…

☆☆☆
 なんども危篤に陥りながら、昌幸の生命力は強靭で、不思議と小康を得ては立ち直ります。おりから、後水尾天皇の即位式に臨む家康が上洛、そのおり、秀頼が家康を訪問して頭を下げるか下げないかということを、加藤清正などが工作しているのが九度山にも伝わり、昌幸は、ここでも天下の情勢に噛む事のできない自分に臍をかみます。「わしはいままでずっと天下に振り回されてきた。左衛門佐、いつかはわぬしが天下を振り回してくれよのう」という父親の言葉に、なにか幸村も感じるものがあるようです。
 家康襲撃未遂から生還したお江が、忍び小屋に戻ってきました。弥五兵衛の死、そして角兵衛がなぜか甲賀忍びと行動をともにしていることを告げられた佐助たちは呆然となり、とにかく幸村にに報告しますが、幸村は「そのことは決して父上に知らせないように」と厳しく釘を刺すのでした。
 大坂城では、秀頼の下に、家康から上洛を促す手紙が届いています。妻の千姫とむじゃきに「江戸のじいにも会いたい」と語り合う秀頼でしたが、淀殿はそれをけっして許しません。が、加藤清正たちの懇願もあり、秀頼はあまり拘らず、さっぱりと家康に会いに行くことにします。このドラマでの秀頼は、育ちがよく聡明で、明るくイケメンで思いやりもあるという、素晴らしい若者に描かれています。演じる円谷浩さんは、いまなら瑛太がうんと品が良くなったようなかんじ? エレガントな殿様顔で素敵です。でもこの方、若くして亡くなられたのですね。…合掌。
 とにかく、こういう秀頼は、都の人々を魅了します。都大路のヤジウマには、変装してひそかに九度山を抜け出した幸村と佐助もいました。家康の家来達も秀頼のすばらしい貴公子オーラに圧倒されます。家康は、人前とあって秀頼のことを褒めちぎり、未来永劫豊臣家への忠誠は消えることがないとかヨイショしまくります。が、その実どう思っているのか…。陪席する清正と浅野幸長は、「秀頼様のすばらしい人柄がかえって逆効果になったのでは」と懸念を抱きます。
 清正の懸念は、自分の身に降りかかってきました。清正がたいへん気に入っていた加藤家のお抱え料理人、この人じつは甲賀忍びのスリーパーだったんですね。この料理人のところに指令をもってきたのが、おなじく甲賀のスリーパーである浅野幸長の家来。その指令とは…。お気に入りの料理人の料理に、ひそかに毒を盛られた清正は、段々に体調を崩します。そして淀殿に「内府殿には豊家を仇なす心など微塵もない。豊家が滅びるとしたら、それは豊家のうちより現れまする」という遺言を残し、亡くなってしまいます。
 同じことを病床にいる昌幸も考えていたんですね。家康も年だ。人間は死が近づくと、取り乱してとんでもないことをやる。すなわち、家康は兵を挙げ、天下に動乱がまた起こる。「うかうか死んでもいられなくなったのう!」と目が輝く昌幸でしたが…。
 昌幸は、老妻の山手殿と、来し方のことをしみじみ語り合ったりします。ふたりが夫婦になって47年。「思えば戦続きの人生であった…」「私にとっても戦の連続でございました、お前様にあたらしいおなごが出来るたびに」と、アッケラカンと笑う山手殿。「老けさせてしまったのう…」とそっと老妻の手を握る昌幸。うーむ、現在の小山明子さんのお立場など考えると、この老夫婦の会話はすごく沁みるものがあります。
 が、昌幸の飽くなき生へのテンションも尽きるときがきます。倒れ、危篤に陥った昌幸を介抱する山手殿は、医者や薬を止めさせ(こういうのも考えさせられる……)昌幸の手を握り、最後を看取るわけです。
「左衛門佐、わしに夢をみさせてくれ。見果てぬ夢を、のう」これを最後の言葉に、昌幸は亡くなります。享年65歳。
 昌幸の死の知らせを受け、「扶持はいただけなくても生涯真田の草の者」と誓った忍びたちが、声を放って号泣するのもたまらないのですが、そのあと、訃報を受けた上田城の信之のリアクションは! 信之は、父から引き継いだ地炉の間にひっそりこもるのですが、いつも座っている、父の定位置に座ることができません。空っぽの父の座を下座から見つめながら、「クッ」と一発嗚咽する……これだけなんですが。いや、たまらんわ。嗚咽する男の背中。毎回こういうものに泣かされます。

(つづきます)


6 コメント

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対する色 (hiro)
2009-06-19 22:09:32
高台院と淀殿の二人は対する色合いですね。
両方出来そうな女優さんもいますが、岡田茉莉子はまさに 淀殿です。
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今の子供達が可哀相 (masa)
2009-06-20 13:36:20
はじめまして。二ヶ月程前から庵主さまの的確な大河レビューを毎回楽しませて頂いています。

私は、この真田太平記は小学生の頃にリアルタイムで見ました。よくわからないところも多々ありましたが、子供ながらも現代とは違う価値観を背景にしたドラマの面白さや合戦シーンの血沸き肉躍る迫力に大いに魅了されたことを思い出します。このドラマのおかげで私は戦国時代に興味を持つようになり、子供向けマンガから、小説、そして専門書へと小中高の10代の頃は戦国時代をテーマとした文献を読み漁ったものでした。
最近、真田太平記を二十四年ぶりに再見しましたが、子供のときにはわからなかったあまりのクオリティの高さと、奥深い役者の演技に瞠目しました。この真田太平記を始め、名作揃いの大河ドラマが放映されていた80年代に子供だった私は実に幸せでした。

途中挫折した利まつ以来、今の大河を久しぶりに見ていますが、そろそろ堪えられなくなってきました。今後も現代の価値観に毒され過ぎた合戦シーンもろくにないこのようなドラマが続くのでしょうか。今の子供たちは本当に可哀相だと思います。天地人を見て戦国時代に興味を持つ子供がはたしてどれだけいるのか疑問です。
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両方出来る人。 (庵主)
2009-06-21 16:15:04
hiroさん

>岡田茉莉子はまさに 淀殿です

ですね~、さすがに年をとっても高台院は無理そうな(笑)。
ちなみに、「政宗」ほうで淀殿を演じている樋口可南子さんは、そろそろ高台院をやってもいい気がしたりして。女優さんの個性もいろいろで、面白いです。
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大河ドラマで歴史に興味をもつ、ということ。 (庵主)
2009-06-21 16:34:19
masaさん

ようこそいらっしゃいました。コメントありがとうございます。

>このドラマのおかげで私は戦国時代に興味を持つようになり、子供向けマンガから、小説、そして専門書へと小中高の10代の頃は戦国時代をテーマとした文献を読み漁った

これこそ、昔の大河ドラマの効能というものですよね!
わたしも、時代こそ違いますが、大河ドラマ「獅子の時代」で幕末と明治に興味を持ち、本を読み漁って今に至ります。
まあ、いまの子供たちが「わかりやすくて面白い」大河ドラマで歴史に興味をもつことも、あるかもしれないですが、昔のように、「わからないなりに強く引かれた」ということがあるのだろうか…と心配になったりします。
まあ、もっと先人からみればわたしたちの動機付けも、はなはだ軽薄なものなのかもしれないですが(笑)。

「利まつ」いらい…というのが切ないですね(笑)
大河ドラマの劣化が叫ばれて久しいですが、私的には利まつ以来瞠目するところのあったドラマとして、「新選組!」と「風林火山」を推奨しておきます。どっちも賛否両論あるでしょうが。「功名が辻」も、私は好きじゃなかったですが、今年のとくらべると段違いにシッカリとしたものに見えます。
ちょっと前の作品が良く見えるというのも、大河ドラマの劣化ですね。困ったモンです。
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役者さんの演技を堪能するということ (masa)
2009-06-22 03:26:44
庵主さま、私の拙いコメントへの返信ありがとうございました。

今年再見した真田太平記の影響からか日本史への興味と情熱が蘇り、最近は昔の名作大河をレンタルすることにハマっていますので、お勧め頂いた「新撰組!」と「風林火山」はそのうちにぜひ見てみたいと思います。今は「黄金の日日」を見ています。残酷シーンも満載ですが、それも戦国時代と思えば納得です。役者さんも皆さん素晴らしいですが、特に高橋幸治さんの信長が最高です。
今日の天地人は、先週のような人間が飛行するシーンもなかったので、ましな方だったと思いますがどうにも正直あまり面白くなかったです。というのも役者からこの役に対する情熱というかオーラが感じられないんですよね。妻夫木さん、北村さんもあまりの脚本のひどさに迷いがあるのでしょうか。それに比べ、大河とは離れてしまいますが、テレビ朝日の渡辺謙主演「刑事一代」は久々に本当に素晴らしいドラマでした。特に渡辺謙さんと萩原聖人さんの演技は素晴らしく、演技者を見る喜びを久々に味わうことができました。天地人も戦国の細かいことはもういいですから、せめて演じる側と見る側が情熱と喜びが少しでも持てるように立て直してほしいものです。
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もっと残酷に! (庵主)
2009-06-22 21:38:04
masaさん

>残酷シーンも満載ですが、それも戦国時代と思えば納得

そういうのはもう大河ドラマからキレイに無くなってしまいましたね。
流血そのもののシーンはもちろん、親殺し・子殺しみたいな人間の地獄も、描かない(描けない?)風潮になってしまってつまらないです。
キレイごとばっかりやってるから、役者さんにも「一線を越える」→役が憑依するような現象も望めなくなってしまったんでしょう。
昔は、大河ドラマを見るいちばんの醍醐味はそういう、役者が文字通り歴史人物に化ける、というところだったと思いますのにねえ
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