ぽかぽか容器

元バレー坊主。

続き

2019年04月13日 | 日記
私の幼少、青年期のスポーツの活動って、
大人の怒号が飛び交うのが当たり前で、
小学生の野球チームなんかでも、
練習の間中、いつも監督、コーチの大人は怒っていました。

私の所属した少年野球のチームには、
当時としては珍しい、怒らず、褒めて伸ばすタイプのコーチがいらっしゃいましたが、
そのお一人だけで、その他のすべての監督コーチは、
練習中はいつも怒鳴ってました(笑)

一応誤解の無いように加えておくと、
それは練習中に限ったことで、練習が終われば普通のお父さん(誰かしらの)だったし、
(ま、そのままお父さんとしても怖かったりしたけど)
餅つき、合宿、などというイベントの時は、普通に笑いがありました。

つまり子供たちは、野球の練習というのは、
こういうものなんだ、という認識を持っていたのでした。

憎くて怒られるのではなく、ボクが下手だから怒られ、怒鳴られるんだ。と。


けど、時を経て、自身が青少年を指導する立場に恵まれた時に、
ひとつの考えを得るに至りました。


叱責、罵倒しての指導というのは、広義における暴力支配ではないか。

実際に、強い言葉による指導のみならず、
叩いたり、殴ったり、中には体育館の外へ押し出して、鍵を締め切り、
いわゆる「締め出し」などという行為も聞いたことがあり、

これもう、どこにも指導的な要素なんかなくて、
正に恐怖による統治を目的とした暴力支配に他なりません。


ちょっと話が逸れるけど、


例えば、連続でサービスエースを取られたとして、
その光景を客観視して、
サーブの凄さに感嘆するのか、レシーブの悪さに悲嘆するのか。

これを主観で見ても同じことで、
相手のサーブで、エースを連続で取られている時、
すっげーサーブだな! と感心し、よし、なんとか食い止めよう!
って、みんなで結束を固めるのか、
なにやってんだよ… なんでレシーブできないんだよ…
で、そう言ってる奴にサーブが飛んできて、やっぱり取れない。
どちらが好結果に繋がるか、結果の良し悪しに関わらず、
どちらがやってて楽しいか、
考えるまでもない気がするんですが…


いや、勝ちたいんだ、我々はとにかく勝つために、
強いチームを作ることが目的なんだ。
だから、お互いを厳しく叱責しあうことは合意の上だっ!

という信念をもって活動されている方々なら、上記の限りではないでしょう。

でも、趣味で楽しく活動したいなら、上の例で言えば、
前者の例なら、やっとサーブカットに成功して、
得点に繋がったとしたら、皆大喜びになって雰囲気も最高になると思うけど、
後者なら、次々に皆レシーブをミスして、ついに罵倒してる本人もミスして、
やっとその流れが止まったのは、相手のサーブミス、
なんて感じになったら、もう最悪の雰囲気になりますよね?

やってて楽しいですか?
そんなの。


まだ活動していた頃、大会に出る度に、いくつものそういった光景を目の当たりにして、
活動への情熱は、少しずつ、萎えていったのでした。

長くなるので簡単に記すけど、
審判のジャッジに対する、異様な強い抗議やバッシングも、
見ていてうんざりしました。

素人の相互審判性を採っているので、ある程度審判技術に差があって当たり前で、
それを非難するのなら、大会にエントリーしようとする時点で、
有資格者による審判を採用している大会以外、参加しなければいいだけのこと。
ま、そんな大会ほとんど無いけど。

久々に更新して、なんだか愚痴ばかりの内容でごめんなさい。




活動をやめて一年

2019年04月13日 | 日記
バレーボールの活動をやめて一年。

後悔はまったくないし、思ったほど、
特別日常に変化があったわけでもありません。

単に、週末がいくらか暇になったくらいで、
暇なら暇で、他にやることが無い訳じゃない。

ま、変化という点では、結構驚いたのが、
体重の減少。

これ、「痩せた」のとはちょっと違って、
明らかに筋肉量の減少。

何故なら、見た目はほとんど変わらないのに、
体重が7Kgも減少。

顕著なのが、大腿部、上腕二頭筋、腹筋。
まあ腹筋が減少したのだから、恐らく背筋も。

顕著なだけであって、身体の部分的な筋肉だけが減少するってことはないので、
全身の筋肉が、相応に減少したことでしょう。

まあ、日常生活を過ごすのに不便があるほど、
筋肉がなくなってしまった訳ではないので、
それほど悲観していませんが、
この程度で留めておかないと、という思いはあります。

私などの年代ではなく、もっと高齢になると、
筋肉量の少なさは、日常生活に深刻な影響を与えるそうです。

なので、ま、今更スポーツの活動を再開することはないけど、
出かけるにしても、歩ける距離なら歩き、
駅や建物の中でも、積極的に階段を上り下りするようにしています。



ところで…


バレーボール(ソフトバレー)の活動をやめた原因は、
身体の状態が、活動の継続に支障をきたしたからですが、
これに加えて、積極的に活動を継続していた頃から、
ずっと、その意欲、やる気に水を差されていた事柄があり、
これも、活動の打ち切りを後押ししたと言っていいでしょう。

それは…


ま、善意に解釈すれば、行き過ぎた情熱とでも言うか、
活動に対する「熱い」気持ちの表れなんだろうけど、

具体的に言うと、自分以外のプレーヤーに対する、
罵倒、叱責、雑言や、審判のジャッジに対する過剰なクレーム、バッシング等です。

人それぞれ、思い入れの違いはあって当然だけど、

趣味の活動の中で、そういうことがあれば、
当然雰囲気も悪くなり、すなわち、楽しくはなくなります。

なぜ、今のボールが捕れなかったんだ、とか、
なんでここでミスをするんだ、とか…

よく、一つのプレーが終わると、
成功しても、失敗しても、
チームの中で、タッチを交わす行為は、
多くのチームで行われていますが、

酷いケースになると、
誰かがミスをすると、そのタッチを拒否するような、
なんというか、ゆがんだ光景を目にしたこともあります。

そういう人物に対して、
「あんた、ミスしないの?」
って、いつも思ってました。

そういう人に限って、自分がミスしても、
特になんのアクションも無し。

ま、ミスをすればそれは相手の得点に繋がることが多く、
得点を競い合う競技であるから、
相手の得点がこちらを上回り、バレーであれば、
それが上限に達した時点で、負けとなる訳で、

誰だって、負けるよりは勝った方が気持ちがいいとは思います。
だからって、負けて他人を不快にしていいことはありません。


ちょっと話が大仰になるけど、

長くなるので、続きは次回。