あきのきりんそう (秋の麒麟草)
秋を代表する山野草。黄色の可憐な花を咲かせます
キク科アキノキリンソウ属の多年草で、学名は Solidago virgaurea。英名は Goldenrod。
日当たりのよい山地によく見られる多年草で、 黄色い小さな花を穂状につけています
各地をはじめ、北半球に広く分布しています。草原から日当たりのよい山地に生え、高さは30~80センチになります。8月から11月ごろ、茎の先の総状花序に多くの黄色い花を咲かせます。
アメリカでは開拓前からインディアンの重要な薬草となっていて、整腸剤や風邪薬、怪我の治療にも効果があるとされ、今でも民間薬としてひろく使われているそうです。
別名で「アワダチソウ(泡立草)」とも呼ばれます。(花が泡立つように咲くとの意味)
北米原産で戦後日本に入ってきたセイタカアワダチソウも同じ種に属すが、「セイタカアワダチソウ」はアクが強く食用には、なりません。同種の草花でも異なることに自然の不思議さを感じますよね。
アキノキリンソウの名前の由来は、花がベンケイソウ科のキリンソウに似ていて、秋に咲くので、アキノキリンソウと呼ばれたそうです。
アキノキリンソウの仲間は、場所によって変異があり、ミヤマアキノキリンソウ(コガネギク)、キリガミネアキノキリンソウ、ハチジョウアキノキリンソウ、イッスンキンカ、オオアキノキリンソウなどがあります。
『麒麟(きりん)草』と称されるように伝説のキリンの姿を連想させませんか?
栽培は、日の当たる場所で風通しを十分にし、やや乾燥気味で育てます。
中国ではこれによく似たミヤマアキノキリンソウを「一枝黄花」と呼び、薬草にするそうです。
日本ではアキノキリンソウを用います。薬用には、花の時期に地上部を採り、水洗いして日干しし、煎(せん)じて、健胃、利尿作用や腎臓、膀胱炎などや、かぜの頭痛、のどの腫れや痛み、腫れ物、解毒に用います。 アキノキリンソウを乾燥したものを、1日量10~15グラムを0.5リットルの水で、半量まで煎じて、3回に分けて服用します。 のどの痛みや腫れには、15~20グラムを、0.5リットルの水で、半量まで煎じて、うがいをします。
若芽は、食用にします。塩を入れて熱湯で茹でてから、水にさらしてアク抜きを充分します。 葉を揚げ物にしたり、若芽を胡麻和え、酢味噌、油いため、汁のみなどにして食べますが、濃い目の味付けします。
以前しましたが、シュウカイドウに実が付きました花が咲いたトコとは、別の場所のようです。まるで芋のように見えます。大きい物でも、1cm位の大きさです。
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来春、これが落ちて全部芽が出たら、大変な事になっちゃいそうです
こちらは写真もきれいですし、書き込みもすごいですね。
アキノキリンソウやシュウカイドウは山野に自然に生えているものしか見たことはありません。
今年、シュウカイドウは杉林の中で2回見ました。自然の中ではそのピンク色が一段と目立ちます。では。
自然の中で見る機会が無いので、うらやましいです
また、お越しくださいませ。
写真も記事もカラフルで、みごたえがあります・・・。
以前にも訪問した記憶があります・・・。
アキノキリンソウは、旭川の秋の野原にいっぱい見かけますが、シュウカイドウというのは、見たことがありません。
こちらの野草の図鑑にも載っていないから、こちらには無い植物なのかもしれません。
よろしくね・・・。
°・:,。★\(^-^ )♪ありがとう♪( ^-^)/★,。・:・°
旭川の秋の野原にいっぱい咲いてるなんて、うらやましいです。
庭に植わっているのしか見た事がありません
こちらこそ、☆ヽ(∇⌒)よろしく♪