茶・菓子・果物・野菜・素材・酒・酒菜などについてのひとりごと含めた杜屋(もりや)のブログです
杜の茶菓菜(もりのさかな)
ジャズピアニカを聴きに
とんぼ帰りで神戸へ行ってきました。
ジャズピアニカ奏者として日本の第一人者であるトミー・チョウさんのホームグラウンド。
初めて訪れる町、神戸。
日中ゆるりと気の向くままに町並み散策。
17年前の大震災で大きな被害を受けたなんて知らなければ分からない位きれいな町。
情緒豊かな異人館街、震災で落下したという煙突を見て一瞬身の毛がよだつ。
てくてく歩いてたまたま見つけた「魚料理がおいしい」というイタリアンレストランでランチ。
前菜盛り合わせ・ホタルイカのトマトリゾット・デザートにティラミスのセット¥1200で大満足。
見てるだけで食欲のわく彩り豊かな前菜、程良く火の通ったリゾット、
しっかり歯ごたえがあって薄いビスコッティが添えられたティラミス、どれもとってもおいしかった。
「神戸では世界中の料理が食べられるんですよ。和洋中華ペルシャ料理にベトナム料理に・・・」
あ~~もっとゆっくり時間とって、一泊くらいすれば良かった。
トミーさんのライブを聴くためだけに神戸まで行くってどうよ?
と思ったけどやっぱり思い切って行って良かった!
オットが休みとれるか分からず、ぎりぎりまで迷ったけど、
チケットは前売りのみで完売、当日券ないですか?という多数のお問い合わせも
全てお断りせざるを得なかった、というほどぎっしり満員大盛況。
会場はトアロードという名のメインストリートに面した大きなビル。
華僑の人が建てた建物だそう。
時間に合わせて続々と集まる多数のお客様を見て「ホーム」ってやっぱりすごいと思った。
たくさんの地元ファンの人達のあたたかい眼差しに包まれて、始まる前から期待に胸高まる。
小学生からご年輩まで、幅広い年齢層に応えられるのがトミーさんのライブの魅力。
「写真撮影OK!」ってことで、最後列からパシパシ撮ったけど難しい~。
素敵なビジュアルはトミーさんのブログをご覧あれ!→こちら。
ピアニカ、キーボード、フルート、サックス、ドラムに
各種パーカッションとトロンボーンとトランペットが加わり、
幅広く厚みがありリズミカルな音楽に包まれて至福の時間。
トミーさんの軽妙なトークに思わず笑みがこぼれる。
ピアニカのトミーさんとフルートの住本さんの振り付け演奏もおもしろかった!
あそこまで接近してよく楽器ぶつかったりしないな~と思ったら
リハーサルではぶつかったり足踏んだりしたこともあったそう。
フルートとサックスとピアニカをひとりで代わる代わる演奏する住本さんの技量も圧巻。
スポット照明があたったシルエットがカッコイイ!やっぱ絵になるな~
そういやこの日はキーボード、伊川さんの誕生日とのこと。
打ち上げでのサプライズは見てるこっちが感激した。
今回のライブ、前半は宮城県のNPO法人「田んぼ」理事長の岩淵先生のトークショー。
生きものが健やかに生きるふゆみず田んぼという環境のこと、震災と復興のこと、
ここから遠く離れた宮城のことでも震災体験のある神戸の人達には間近に感じられることだろう。
昨年311の震災以後、何度も何度も宮城へ赴いているトミーさん達は
毎回岩淵理事長の事務局に寝泊まりされている。
「トミーさん達が帰ると来る前よりも部屋がきれいになっているから何度でも来て欲しい」
と話す岩淵先生に聞くところによると、震災以後何百人ものボランティアの人達が泊まっていったけど
後片付けをきちんとしてきれいに掃除していくのはトミーさん達くらいだそう。
こんなこぼれ話からもトミーさん達の人となりが見てとれる。
それにしても、トミーさんのワンダフルワールドはどこで聴いても何度聴いても心を打つ。
1年に1回、毎年この場所でのライブを長年毎回聴きにきてくれるファンの方も大勢いるそうだけど
神戸の震災やトミーさんのバンドメンバーの話を知っている方達には一層胸に響くものがあることだろう。
音楽は空中に消え、楽しかった記憶だけが残る。
ライブが終わり、ロビーでファンの方に囲まれてはじける笑顔のトミーさんを遠目に眺める。
なんか私、すごい人と知り合いなんだな~。
考えてみれば、吹奏楽器を2時間近くぶっ続けに演奏するって、
ものすごい体力、肺活量だ。酸欠になってもおかしくない。それでも終始笑顔。
ライブ終了後、熱気と汗の匂いが残る会場で後片付けをちょっとだけ手伝わせて頂いた。
これだけのライブコンサートを成り立たせるための膨大な数の道具や機材、そして演奏者さんとスタッフの方々の計り知れない労力に唖然とする。
私とオットの二人でよいしょと運んでたパネルをフルート奏者の住本さんが一人でひょいひょい持ち運んでいた。音楽家の体力はハンパない。
トミーさんのホームグラウンドである神戸でのライブ。
トミーさんがいかにたくさんのファンの方に愛されているか、
そしてトミーさんがいかにたくさんの人達を楽しませ
心を癒し元気付けているかということを肌で感じた。
昨年11月26日に、うちから徒歩5分のドルチェ倉庫でライブして頂いたトミーさん。
※その時のレポは→こちら。
また今年11月3日(土)に、再度ドルチェ倉庫ライブ企画が決定してます!
前回お聴き逃した方、「ジャズピアニカってどんなの?」という方も是非お越し下さい。
「音楽の魅力を言葉で伝えるのは難しいから、まずはライブを聴きに来て下さい。
絶対損はさせませんから!」って人様には言うんですよーーと、
トミーさんのお母様がおっしゃっていた。
2012年11月3日(土)、ドルチェ倉庫での静岡ライブをどうぞお聴き逃しなく!
*時間、チケット等詳細は決まり次第またブログでお伝えしていきます。
ジャズピアニカ奏者、トミー・チョウさんのサイト
http://www.tommycho.info/jp.html
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先日は神戸までお越し下さいまして本当に本当に
ありがとうございました。
会場でお姿を発見したときにはもうMoriyaさんご夫妻のハートに
感激をいたしました。
次回11月静岡はドルチェ倉庫で皆様とお会い出来る日を今から
とっても楽しみにしております。
Moriyaさんのおっしゃる通り音はその場で消えてなくなって
しまいますが、音を通じて皆様と共に心寄り添えるそんな時空間を
精一杯創って参りたいと思いますのでどうぞ宜しくお願いいたします♪
いやーーー本当に素晴らしいライブで感動でした。
ジャズ好きでも好きじゃなくても
「ピアニカでジャズ??」と思ってる人でも
全ての人に聴いてほしい音楽でした。
トミーさんの演奏聴いていて
「全ての芸術は音楽の状態に憧れる」
という言葉を思い出しました。
11月を今から心待ちにしています!
こんにちは
お手紙と菓音♪のお知らせ届きました。
ご丁寧にありがとうございます。
トミーさんの神戸ライブ♪
会場の熱気が伝わります。
ご夫婦そろって行かれてよかったですね!!!
次回は「神戸ランプミュージアム」にも、
とても素敵な空間なので時間を作ってぜひ寄ってみてくださいね。
菓音♪で「ルバーブジャム」を販売されるときに、
ルバーブをまだご存じない方にも、
本物のルバーブをドーンと展示したら迫力満点では?
長野での収穫の写真、ジャムの製造過程など、
分かりやすい写真と共に、
実際に栽培して製造されている方の文章の力って
心にビシッと伝わります。
◆11月のトミーさんのピアニカ・ジャズ・ライブ
今からとっても楽しみです。
私も市内の友人知人をお誘いしたいと思います。
キャンドルナイト…残念ながら伺えませんが、わが家でも灯してみますね。
杜屋さんのおかげで 手作りのおいしいもの、心に響くやさしい音楽、温かいアート作品にめぐり会うことができました。
こちらこそ、いつもありがとうございます。
ルバーブ!
確かにジャムの横に生のがあるといいですね~。
葉っぱ付きでとか。
お店で売ってる生ルバーブは葉を落としてあるので。
ルバーブって静岡の人はあまり見たことないでしょうね~。
神戸はまたゆっくり遊びに行きたいです。
らんぷミュージアム、頭に入れておきます!
11月3日ドルチェ倉庫でのピアニカライブ、
また是非お越し下さい。お待ちしています!