茶・菓子・果物・野菜・素材・酒・酒菜などについてのひとりごと含めた杜屋(もりや)のブログです
杜の茶菓菜(もりのさかな)
グースベリージャム作り・2
軸と花落ちを摘み取った後の洗う作業にまた一苦労。
皮の表面についている枯れた葉っぱや土を一粒一粒スポンジで洗い落とす。
今回は従順なるシモベ(=オット)がこの地道極まる処理作業をやってくれたから助かったが、これは真面目にもっと効率良く短時間で正確に美しくする手段を考えないととても商売としてはやっていけない。
ジャムを炊くのは「土鍋」というアナログな道具を使うとしても、炊く前までの果実処理は出来ることならデジタルな機械の力を借りたい。
そういう機械があればのことだけど。
「ナッちゃん」(鉄工所を1人でやっている女の子が主役のマンガ)みたいな人がいたらこういう機械を作ってくれるかも。そしてマンガの世界に逃避・・・
収穫してから果実処理に数日かかったので、段々赤紫に色づいてきた。
まるでカラフルなびーだまのよう。
グースベリーの皮はパリッとしっかりしているので、まず砂糖を入れる前に水を少々加えて加熱し、皮を柔らかくする。
沸騰してくると段々色がピンクっぽく変わってくる。
アクをすくいながらさらに加熱。
大体煮とろけてきたら砂糖を2回に分けて加える。
最後にレモン汁を少々。
グースベリー自体けっこう酸味が強いので、レモンはあくまで香り付け程度に。
出来上がったばかりのジャムを一口食べて「マスカットのジャムみたい」と思った。
甘酸っぱくてとろけきってない果実が本当にぶどうのようで、種の感じはキウイジャムと似ている。
さっぱりとした甘みの感じはスイカかな?と思った。
グースベリージャム。
手間はかかるけど作り甲斐のある味わい。
食べたことない方が多いと思うので、お試しサイズの小瓶(90g入り)もいくらか作りました。
問題は値段。果実収穫から処理にかかった時間を「時給」で考えると恐ろしく高価なものになってしまう。高すぎては売れないが手間の結晶を安売りする気は全くない。
これを一体いくらにするか・・・
今後も毎年作り続けていくとなると、毎度のことだけど真剣に悩む大問題だ。
皮の表面についている枯れた葉っぱや土を一粒一粒スポンジで洗い落とす。
今回は従順なるシモベ(=オット)がこの地道極まる処理作業をやってくれたから助かったが、これは真面目にもっと効率良く短時間で正確に美しくする手段を考えないととても商売としてはやっていけない。
ジャムを炊くのは「土鍋」というアナログな道具を使うとしても、炊く前までの果実処理は出来ることならデジタルな機械の力を借りたい。
そういう機械があればのことだけど。
「ナッちゃん」(鉄工所を1人でやっている女の子が主役のマンガ)みたいな人がいたらこういう機械を作ってくれるかも。そしてマンガの世界に逃避・・・
収穫してから果実処理に数日かかったので、段々赤紫に色づいてきた。
まるでカラフルなびーだまのよう。
グースベリーの皮はパリッとしっかりしているので、まず砂糖を入れる前に水を少々加えて加熱し、皮を柔らかくする。
沸騰してくると段々色がピンクっぽく変わってくる。
アクをすくいながらさらに加熱。
大体煮とろけてきたら砂糖を2回に分けて加える。
最後にレモン汁を少々。
グースベリー自体けっこう酸味が強いので、レモンはあくまで香り付け程度に。
出来上がったばかりのジャムを一口食べて「マスカットのジャムみたい」と思った。
甘酸っぱくてとろけきってない果実が本当にぶどうのようで、種の感じはキウイジャムと似ている。
さっぱりとした甘みの感じはスイカかな?と思った。
グースベリージャム。
手間はかかるけど作り甲斐のある味わい。
食べたことない方が多いと思うので、お試しサイズの小瓶(90g入り)もいくらか作りました。
問題は値段。果実収穫から処理にかかった時間を「時給」で考えると恐ろしく高価なものになってしまう。高すぎては売れないが手間の結晶を安売りする気は全くない。
これを一体いくらにするか・・・
今後も毎年作り続けていくとなると、毎度のことだけど真剣に悩む大問題だ。
コメント ( 8 ) | Trackback ( )
« グースベリー... | 李頂く » |
いつも美味しそうなジャムや旅行のお話に
「うわぁ♪」といいつつブログを拝見しています。
畑を借りて野菜を作ったり、
庭のベリーをジャムの足しに(笑)
したりしているのですが、グーズベリーのお話には
思わず大きくうなずいてしまいました~
実を摘むのも、その後の作業も本当に大変...
私もちょうど、時々きぃ~!となりつつ(笑)
やっと3.5キロをジャムと果実酒にしおわったところなのです。
でも頑張ったかいのある美味しさですよね♪
またおじゃまさせていただきます。
が、とかくパンは安くて当たり前、あと大きさに
比例して金額を考えられるとヒジョーに辛い。
小さいパンほど手間がかかるんですけどね・・・
パンも仕込みから焼成まで時給換算すると恐ろしい
金額になってしまうので、ちょうどいい金額を
決めるのにホントに悩むところですよねー。
それにしてもまさに手間の結晶のジャム、
こころしていただきます。
モルチさんのお庭(畑?)にもグースベリーあるんですか~
3.5kgを処理、けっこうな時間かかりますよね。
グースベリーの果実酒も楽しみですね~。
うちの畑はブラックベリーが元気で
新芽をにょきにょき伸ばしています。
このままの勢いで増殖したら大変かも。
と思いつつ、この際自家用野菜はやめて
ジャムの材料果実だけを育てようかな~なんて思ってます。
日常食だからツライところですよね~
自分で作ったものの値段を自分で決めるって
なかなか難しいものだな~といつも思います。
なるべく安い価格で気軽に食べて欲しいと思いつつ、
安売りはしたくない、というこの矛盾。
安い値段で売るくらいならタダでプレゼントした方がいいという気持ち、分かります?よね!?
昨今のコンフィチュールブームで
ジャム価格の相場もだいぶ上がっているので
その点はパンよりもやりやすいかもしれませんね~。
グーズベリーは花壇のすみっこに1本なのですが
狭い場所に植えてしまって収穫はかなり痛いことに...
杜さんは30本!
数年後にはどっさり採れるでしょうね~
ブラックベリーは大きくなるし、暴れん坊(笑)
実と一緒に新芽が勢いよく出てきますよね。
うちの庭のブラックベリー少しずつ収穫をはじめました。
畑なら土も良いし思う存分、元気な枝をのばしてあげられますね~
今回実を収穫させてもらったグースベリーも
畑のはじっこのがけっぷちにあって、
やっぱり収穫はなかなか大変でした。
モルチさんところのブラックベリー、
13kgもとれたんですか!すごいですね~!
うちのも今年はたくさん実った~♪と思ってましたが
まだまだ及びません~。
ブラックベリーの実の重みでネットがこわれてしまったので
実を全部収穫したらネットを張り直そうと思います。
チーズケーキにとろりもいいかもと思いました。今度やってみます。
先日長野で寄ったブルーベリー農園では
自家製のブルーベリーソースをソフトクリームにかけて売っていて
これがおいしかったんです。
今度ブルーベリー狩り行くときは
砂糖と手鍋とコンロとアイス持参で~
熱々ブルーベリーソースをアイスにかけて食べるとか!?