ポルボローネりぼん掛け

　ポルボローネ８個をクリスタルボックスに入れたものにリボン掛けしているところ。
これは昨年、姉の結婚披露宴のドラジェサービスに使ってもらった。それまでは、ひねったリボンをシールで止めただけだったので、いざ丸いボックスにリボンを十字掛けしようとして初めて、ズルッとリボンが滑ってしまい結べないことに気がついた。当たり前である。丸いボックスなのだから・・・しかしどうすりゃいいのだ・・・と悩むことしばし。
そうだ！思いついた！
　こういうのをコロンブスの卵というのだろう。なんのことは無い。十字掛けの途中で、裏にシールを貼って止めればいいのだ。思いついてみれば簡単なこと。
　それともう一つ。サテンのリボンには裏と表があり、当然光沢のある表を上面にしたいのだが、普通にリボン結びすると垂れの片方だけが裏面になってしまう。ラッピングの本を見ると、中心の輪を２重にすれば良いとあるが、けっこう難しい。
　そして３０個ほど結び終えたころ、簡単に表のみを出せる新たなリボン結び方を編み出せた。
　中心で左のリボンが上に出るようにして、左で輪を作ったあと、右下のリボンを下からぐるっと中心にまわして、右のリボンで作った輪を左のリボンで作った輪の間を通すようにすれば、出来上がりが前面表になる。
　しかし手作業を文章化するのって難しい。こう書いて理解して下さる方はいるだろうか。