創価学会・公明党が日本を亡ぼす

  政教一体で憲法(20条・89条)違反だ!-打首獄門・所払い(=解散)せよ!

創価学会・婦人部-19

2017-04-21 07:54:44 | Weblog

創価学会・婦人部=最強集票軍団の解剖  創価学会問題研究会
            (2001/7  五月書房) 
    ------(148P)---(以下本文)-------

財務・納金システムの完備
 財務納金が組蛾に定着する直前、同会に造反した原島嵩・元教学部長が、学会がはたして財務で毎年、いくらぐらい集めているのか、内部情報等を参考にして推定したことがある。
 その金額によると、1981年時に、約200億円。82年300億円、83年450億円、84年1500億円、85年1500億円…。創価学会が財務を公開するわけではないから、もちろん、正確な数字は分かっていない。しかし一説、年度によっては集金総額3000億円とも、4000億円ともいわれているのだ。

 福島源次郎・創価学会元副会長は、著書『蘇生への選択』に、こんな記述を残している。
「…毎年、毎年何という暴挙の財務が行われ、そして此れから何年続けるつもりなのでしようか。
 1、地区幹部は少なくとも10万円以上をすべきである。
 1、現在持っている預貯金全部を出すのが当たり前だ。それにどれ程上乗せするかが信心の戦いだ。
 1、各支部で 10万円以上出す人を30人以上作れ。
 1、1口、2口しか出さない人は信心がない証拠だ。
 1、支部内で100円以上の大口を何人作るかが、支部長、婦人部長の戦いだ。
 1、個人指導、家庭指導で3口以下の財務部員がいないようにする。
 このような指導(?)が、県、圏(ゾーン)の幹部から公然と行われています。県(圈)では、目標額が設定され、それが、本部から支部に割り振られ、それを目指して、支部幹部等が悪戦苦闘するという図式が、今や大半の県でなされているようです。…何という醜状でしょうか。あるいは、売上げ目標に向かって社員にノルマを課し、頑張らせている企業の営業活動とどこが違うのでしようか」

 まさに、集金狂騒曲である。10万円以上を納金した会員には、池田の著書が贈呈され、また、大口納金者(1000万円)には池田主催の会食会に招待され、広布功労賞やSGI賞などが表彰されるおまけが付いた。こうして学会に多く財務を納金した会員ほど、“信心が強く”“福運がつき、功徳も受けられ”なおかつ広宣流布の功労者であるという考えが、全創価学会員に浸透したのである。金額至上主義は、信仰とは最も対極にある思想だ。
 毎年の納金日は、7月かあるいは12月。ただし選挙の年にぶつかると、納金日の月日が変わる。
 なにしろ、わずか4日ほどの納金期日に、1000億円単位の金が集まるのである。マスコミも重大な関心を示し、写真週刊誌などは、会館から現金が入った段ボール箱を運び出す劇的な現場写真なども盗み撮りして報じた。 

 そのためかどうか、昭和から平成に時代が変わる1989年を前後して、納金システムが大幅に変更される。それまでは、学会幹部宅や会館が財務の集金会場に指定され、地域の学会員が限られた時間内に納金。受領書(図表7)が手渡されてきた。それが銀行振り込みに変身するのである。あらかじめ財務納金の専用振り込み用紙(図表8)が整理番号付きで個々の学会員に渡されており、指定された期日内に現金を振り込むのである。
  用紙のサンブルを紹介すると、埼玉県に住んでいる学会員の場合、振り込み先は、「創価学会・○○文化会館」。「整理番号」と「氏名」を記入し、振り込み先の銀行は、三菱銀行大宮支店、第一勧業銀行浦和支店、さくら銀行浦和支店、協和銀行浦和営業部、住友銀行浦和支店、武蔵野銀行本店営業部、東和銀行浦和支店などだ。
 地方になると、振り込み先も都市銀行から地方銀行がメインになる。一例では、青森県では、振り込み先が創価学会・青森県文化会館で、銀行はみちのく銀行本店、青森銀行本店、青森信用銀行本店、北奥羽信用金庫本店、東奥信用金庫本店、八戸信用金庫本店、十和田信用金庫本店、下北信用金庫本店、津軽信用金庫本店、青森県信用組合本店というぐあい。
  毎年(近年は、12月が納金日にされている)創価学会が行う財務の納金日はこうして、全国の金融機関がフルに動員され、巨額の金が最終的には創価学会本部で集計、保管されることになる。

集金マシーンと婦人部
 会員に少しでも多額の財務を--。そのために学会では、用意周到な計画が遂行される。なにぶんにも一回で、1000億円をはるかに超える巨額の集金を行うのである。民間企業で1000億円の収益を上げるには、場合によっては必要経費として1兆円を投じなければならない。しかも、学会は宗教法人である。いかに金を集めようとも非課税である。集めた分だけそっくり使えるのだ。それだけに学会にとっては、年一回の財務納金は、どんな行事よりも大切なイベントで、力みも入ることになる。
 例年、財務納金の日程は、納金日の3力月前からスタートする。このあたりの準備の怠りなさは、公明党を支援する選挙活動にも似ているようだ。
 地域によって、財務納金までのスケジュールが若干異なるようだが、最初は地域本部長会が開かれ、財務の大綱が発表される。納金日の決定報告などがそうだ。その後、地域ごとに広布部員会が開催される。秋谷会長名による「広布部員証」が会員に授与。さらに何度か広布部員の会合が開かれ、「金額目標の決意発表」や「前年、納金したおかげでこんなに功徳を貰った」とか、組織全体で財務納金へ扇動し、雰囲気を盛り上げていく。納金半月ほど前になると、会員に振り込み用紙など、財務関係書類が配布される。そうして迎えた納金日、ここでも、選挙活動並みに「連れ出し体制」を行う地域の組織もある。
「納金まだでしょう。銀行に一緒に行きましょう」

 また、納金に先立ち、学会幹部たちによる扇動も半端ではない。
「みなさん今晩わ。この花どかしておいていいわね。私ね、小さいでしょ。顔が花で隠れちやうから、花の方が奇麗なんですけど(笑い)」
 こんなくだけた話で始まる1本の録音テーブがある。録音されたのは1983年、青森文化会館(青森市八ツ役)で開催された「婦人部幹部会」で、声の主は公明党参議院議員の経歴も持つ、創価学会の初代婦人部長・柏原ヤスである。東京から青森までわざわざ足を運び、財務納金について会員に、こう檄を飛ばしているのだ。
「…今、広布基金、いくらやっているの、1万円? 何が1万円なの、365日で割ってごらん(笑い)、1日、30円くらいなものじやない、何が1万円ね! 東京で1万円、青森だつたら、いずまんえん(大爆笑)。…広布基金は、創価学会が欲しいから、皆さんに出してい
ただきたいって言ってるんじやないのよ。創価学会は昔とちっとも変わっていませんね。お金なんかいらないんです。だれが金なんぞもらうものか、バカバカしい! そうじゃないの。でも、広宣流布には金がかかるんです、金を出せ! 出せ! 出せ! 出せ! 出せってつつんだよ!……」
 終わりの頃には、もはや絶叫に近い。
 会員から笑いをとりながら、こうして最高幹部が全国で財務納金の運動を展開していく。

 九州、某県在住の学会員が所属するある地域組織、100人ほどが記録された「1998年財務」一覧表がある。整理番号、組織名、氏名、役職名が書かれ、最後に財務納金の金額が記入されている。一見して驚かせられる。1人1人の納金金額が大きいのだ。一番少ない会員で金額が10万円、最高で2000万円である。中間は20万、50万、100万円が最も多い。そのうちの半数以上は女性名になっており、おそらく所属は婦人部であろう。
 婦人部と推定される女性の財務納金の金額が、意外と大きいところに注目したい。宮崎県某市は、キャリアウーマンが多いとも思えない。同じ名字が並んでいるのは夫婦で納金をしているのだとしても、単独の女性名で30万、50万、100万単位の納金額がずらりと並んでいるのだ。
 一体これは、どのようにして捻出した金なのか。夫婦とも学会員なら、最高幹部といった特例を除き、所属する地域の組織が別々ということはあり得ない。よけいな詮索だが、独身女性であるか、それとも主人が学会に入会していないか、どちらかである。この財務納金行事にも全開して突っ走る、婦人部の壮絶なパワーが見えるのである。
       ---------(156P)-------つづく--

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