創価学会・公明党が日本を亡ぼす

  政教一体で憲法(20条・89条)違反だ!-打首獄門・所払い(=解散)せよ!

公明党=創価学会の真実-26

2017-05-23 08:02:15 | Weblog

 公明党=創価学会の真実 乙骨正生 (2003/1  かもがわ出版 1800-)
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第四章 創価学会の金権・腐敗体質
1 創価学会本部の腐敗と職員倫理規定
◆ 金や女の問題が山積みしても
 八月二十四日は、創価学会が会則で「永遠の指導者」と位置づけた池田大作名誉会長の入信(人会)記念日。それだけに創価学会は、毎年、この日の「聖教新聞」に慶祝記事を掲載するなどして、池田氏の人信(入会)記念日を祝う。
 しかし平成十二年八月二十四日、池田氏の五十一回目の入信(人会)記念日となったこの日、創価学会の本丸である学会本部は重苦しい雰囲気に包まれた。というのも、この日、開催された学会本部職員の全体会議の席上、学会本部や聖教新聞などに勤務する創価学会の専従戰員に対して、極めて不名誉な通達が言い渡されたからである。
 発表されたのは「本部通達A2000第16号」の通し番号のある「職員倫理として守るべき事項」と題する通達。そこには創価学会の専従職員が「守るべき事項」六項目が、次のように羅列されていた。
 「1、職員は、会員奉仕を第一とする精神を根本に、自らも質実剛健、堅実な生活を心掛けなければならない。
 2、職員は、会員からみだりに飲食などの接待、金品や役務の提供、その他の便宜を受けてはならない。
 3、職員は、その立場を利用し、勝手に会員から金銭を集めてはならない。
 4、職員は、会員の経営する会社や事業に出資したり、名義を貸したり、その役員や保証人となるなどの関与をしてはならない。
 5、職員は、会員との間で金銭貸借をしたり、債務の保証や担保の提供等を受けたり、また債務を負担する保証人となつてはならない。
 6、職員は、会員の信頼を裏切る、セクハラ、男女関係の問題等を起こしてはならない」

 「飲食接待」に「金品・役務の提供」。「金集め」や「名義貸し」に「保証人」。さらには「金銭貸借」や「債務保証」に「担保」。あげくは「セクハラ・男女関係」と、およそ倫理を重んずる宗教団体には似つかわしくない言葉が羅列されている「職員倫理として守るべき事項」。
 しかも創価学会は、この「職員倫理として守るべき事項」に続いて、同年九月には「創価学会職員倫理規定」を制定。併せて同年末には「創価学会職員倫理規定事務基準」を設けている。
 一般に、ある組織なり社会で、特定の行為についての倫理規定・禁止規定が設けられる場合は、その組織ないしは社会内で、倫理上、禁止すべき行為が蔓延していることが前提となる。
 その意味では、「職員倫理として守るべき事項」や「職員倫理規定」、「職員倫理規定事務基準」を相次いで制定した創価学会には、「職員倫理として守るべき事項」に記載された金や女の問題が山積していると見ることが可能だ。

学会施設で不倫刃傷事件
 例えば、「職員倫理として守るべき事項」の「6」に掲げられている「セクハラ・男女関係」に関して言えば、平成十一年五月に東京都立川市羽衣町にある創価学会施設・立川平和会館で起こった創価学会の専従職員で組織幹部同士による不倫刃傷事件がすぐに思い起こされる。
 同事件は学会幹部職員同士の学会施設を舞台にしての不倫刃傷事件ということで、週刊誌等でも報じられたが、平成十一年五月、男子部の全国副書記長や第二東京の副青年部長など男子部のトップ幹部を歴任し、事件当時は東京都小金井市の創価学会組織の支部長だった聖教新聞の制作局技術部副部長の勝川義幸氏が、やはり創価学会の八王子文化会館に勤務する女子部の地域幹部である田代美恵子被告に、不倫の別れ話のもつれから脇腹を刺され、全治一力月の重傷を負ったというもの。ちなみに刺された勝川氏には妻子があり、刺した田代被告は独身だった。
 同様に金銭問題に関して言えば、昨年、聖教新聞の経理局長だった丁氏が、聖教新聞の海外特派員へ送金する経費数億円を着服し私的に流用するという、外務省の松尾克俊要人外国訪問支援室長の外交・機密費流用問題さながらの問題を起こし、懲戒解雇されていたと週刊誌等で報じられている。
「丁の自宅は、東京都稲城市にあるメゾネットタイプの高級マンション。現在の価格は約六千五百万円だが、バブル期だったら億ションは確実という高級マンション。創価学会の本部職員の給与水準は、一部上場企業とほぼ同水準にあるといわれているが、あの高級マンションが学会本部職員の給料だけで買えたとはとても思えない。着服した金で買っていたのではないか」(取材したマスコミ関係者)
 また平成十二年には一部マスコミで、品川方面の総責任者だった平井武夫副会長が、会員の拠金二億円を着服したとして、学会本部職員を解雇されたとの報道がなされている。
  一億七千五百万円金庫事件に、ルノワール疑惑、証券スキャンダルに関する損失補填に墓石をめぐる修正申告と、創価学会をめぐる金がらみのスキャンダルは多い。普通、金権スキャンダルには、巨額の金や利権に群がる腐敗の構造が付随するものである。
 だいたい、池田氏が創価学会の外郭企業の社長を集め、毎月一回、高級料亭などで開催していた「社長会」の記録を読めば、創価学会は宗教団体というよりも一大宗教コングロマリット(複合企業)であり、池田氏はその宗教コングロマリットのワンマンオーナーに他ならないことが分かる。

「内部告発実録ノベル」
 昭和五十九年に「週刊サンケイ」(五月二十四日号から八月二十三・三十日号)誌上には、「内部告発実録ノベル」として、学会本部や聖教新聞に勤務する複数の専従職員による内部告発小説が、「グループS」という名称で掲載されたが、そこには創価学会の最高幹部と推定できる人物らの、創価学会の利権に群がる腐敗堕落した姿が描かれている。小説ではあるものの「内部告発実録ノベル」と銘打ち、小説の形をとった内部告発の体裁をとっているので、少々引用が
長くなるが、その一部を紹介しょう。

「『制作局長の河田洋一…』
豊岡もまた、名前をあげた。
『本部では、副会長の原本実と副事務総長の美山洋行…』
『なんだ、ちゃんとわかってるじやないか。ほかにもまだ何人もいるがね』
と、武知はうなずき、説明しはじめた。
「河田制作局長については、なにかというとリベートの話がうわさになるだろう。あれは、ほとんど本当のことさ。ファクシミリなどの機材開係や印刷部門をあつかっているんで取引業者も多い。それで海外出張のときなんかも、業者に自分でせん別を要求するんだ。それも一社につき二十万円、三十万円という額で、たちまち三百万円も集めるっていうんだから驚いた話だよ。ま、実際の金額については、確認したわけじやないがね。とにかく彼は、Pにうまくとりいっていて、Pの信任があついものだから、だれも口をはさめないってわけだ』
  河田幸一は学会内では東京都大田区の本部長である。河田に対する武知の話はなおも続いた。
『彼は航空関係者を握っていて、飛行機の半額チケットが手に入るんだ。それなのに、出張のときなんかは聖教から全額をもらって旅費で浮かせている。まあ、これなんか彼にしたらかわいいほうだという話だけどね』
『たぶん、原本や美山も同じだな。あいつらは建設会社などから相当のリベートを受け取っているにちがいないんだ。でなきゃ、あんなに羽ぶりがいいわけないんだよ。うちの安月給でさ』
 豊岡が憤然として話をつなぐと、また武知がそれを引き継いだ。 
「そうなんだ。各地で会館を建設するとき、用地の取得から実際の建設の采配までほとんどあの二人がやっているだろう。で、その業者たちからのリベートはもちろん、業者もちで連日、銀座や赤坂の高級クラブに出入りしていて、コレの方も派手だつていうしね』
 そういって、武知は小指を立ててみせた。
 原本実は、沼田のおぼえがよく、そのため若くして出世したエリート中のエリートなのだが、虚栄心が強く、沼田と同じように下の者にいばりちらす。そのため職員にも一般会員にも人気がなかった。
 こんな男だから、原本には職権や地位を利用しての女性関係も少なくなかった。
 七、八年前に北海道担当の責任者だったときの話だが、原本は、東京の港区に住む元宝石商と手を組んで、学会関係の利権をあさり、大いにうまい汁を吸っていた。そして、その宝石商から利権の見返りとして女性を世話され、札幌のすすきのに囲った。また、函館でも、学会員の女性と深い仲になり、その女性との間で子どもを『堕ろせ」『生む』の大騒ぎになったことがあった。
 一方の美山洋行は、九年前、本部に勤務していた女性と関係ができ、その女性が結婚すると、今度は都内の自分が担当する地区の既婚の婦人部幹部と深い関係になつてしまった。そればかりか、それと並行して、渋谷区のある病院経営者夫人とも関係ができるというぐあいで、とにかく女性関係が乱脈だった。しかも、その病院経営者夫人とは、都内にマンションを借りて、半同棲生活をするという始末だった。
『その女性は、美山と関係ができたあと、渋谷の道玄坂に『美香』という会社を設立したんだ。飲食店やラブホテルを経営する会社だつたんだが、この社名が、実は美山の頭文字を使ったものだったんだから、おそれいっちゃうよ』
 豊岡は、不愉快そうにそう説明するのだった」

 ここで使われているPとは学会本部や幹部の間で池田大作氏を指す隠語。「PRESIDENT(会長)」のPをとったものである。この「小説聖教新聞」では、創価学会の三代会長・現名誉会長を「沼田太作」(実際は池田大作)、四代会長を「東條豊」(実際は北条浩)、五代会長を「夏目祐之介」(実際は秋谷栄之助)と記述していることが示すように、ここで槍玉にあげられている幹部をはじめとする主要な登場人物の名前は、すべて実在する主要幹部と推定できるようになっている。
 マスメディアである「週刊サンケイ」に掲載された「内部告発実録ノベル」と称する「小説聖教新聞」とは同列には扱えないが、創価学会の腐敗した実態を告発する怪文書が流れたこともある。例えば、平成十年暮れから平成十一年初頭にかけて全国各地の創価学会の会館には、「天鼓」と題するファックス送信の怪文書が送られたが、そこには平成十二年六月の総選挙後、東京長から副東北長に降格となった浅見茂副会長が、飲料水メー力ーの伊藤園やビックカメラ、東映などから数千万円のリベートや賄賂を受け取っていると書かれている。
  もとより怪文書だけにその内容が事実かどうかは分からない。その「天鼓」にはこの他にも、浅見副会長が部下である中野担当の岡松副会長や杉並担当の金沢副会長とともに、中野区の学会員が拠金した一千万円を着服したとの疑惑が書かれている。
 こうした一連の背景があるがゆえに創価学会は、「職員倫理として守るべき事項」を通達したのをはじめ、「創価学会職員倫理規定」とその細目を定めた「創価学会職員倫理規定事務基準」などを定め、施行したものと見られている。
       ---------(195P)-------つづく--

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