創価学会・公明党が日本を亡ぼす

  政教一体で憲法(20条・89条)違反だ!-打首獄門・所払い(=解散)せよ!

創価・公明のスキャンダル-39

2018-09-18 07:02:38 | Weblog

 <サイコパス・池田の“人脈・金脈・性脈”>
創価学会・公明党--スキャンダル・ウォッチング
     これでもあなたは信じますか   内藤国夫  (日新報道 1989/06)
    ------(P.246)---(以下、本文)-------

Ⅱ 世襲の虹を求めて--後継者シンドローム
◆ 宮川 清彦
      いぜん池田の隠し玉的存在
 学会副会長。池田の子供たちの家庭教師を務めたことで知られる。東大農学部卒。
 学会内での役職としても、少年部長、教育部長、文化本部長、青年部長、総合青年部長などを歴任した。発想がユニークで、頭のいい人。学会の教育部を今のように外に拡がる形にしたのも、宮川である。その意味では、学会の官僚にはなかなかないタイプだ。
 池田の後継者は? と尋ねられれば、学会員の殆どが「原田稔か野崎勲」と答えるだろう。
 しかし、実は池田の心の中の本命後継者は、この宮川だという。宮川は、池田の隠し玉的存在なのである。 原田にしても野崎にしても、宗門問題など、学会のこれまで起こしてきたダーティな問題に関与し両の手が真っ黒。だが、この宮川だけは自らが傷つく問題について全く関与しておらず、クリーンな存在を維持している。いざという時の隠し玉と見られる所以である。
 かっては、この三人の中では野崎勲がダントツの後継者候補だった。野崎自身「次の学会は私が総てやります」と周りにいいふらしていたほど。その野崎が胃癌で倒れた。俄然、原田稔の株が上がった。しかし、原田は今一つ池田に信用されていないところがある。そのような意味でも、宮川株は健在である。
                      ☆
 宮川は広い意味で池田一族。池田の子供たちの家庭教師として、いつでも自由に池田の家に入ることができたし、池田の妻の出す御飯を頻張ることもできた。こんなアット・ホームな関係は、宮川以外の幹部では決してありえない。池田にしてみれば、自分の息子のうち誰かを後継者にして、宮川が息子に仕える--そんな構図があったのではないか。宮川は池田家の番頭であり、侍従長なのだ。
 宮川には、いい意味でも悪い意味でも、学会臭さがない。趣味人、あるいは凡庸な秀才といった感じ。好みが広く、メカ、音楽が大好き。学会員でもある歌手の谷山浩子のファンでもある。近年、各地で行なわれた学会の文化祭の実質的推進者、仕掛け人である。
                      ☆
 そんな宮川が今、かっての影響力のほどがなくなりつつあるという。その原因の一つに「千葉問題」がある。宮川が千葉県担当の副会長当時、選挙戦に絡んで、あるところから多額の金銭を受け取ったということがあった。そのことが学会本部に伝わり、池田の耳にも入った。それで、池田は宮川を千葉県担当から外したのである。初の挫折を苦にして、宮川は顔面神経痛を患った。しかし、この処置は一時的なものだと考えていいだろう。やはり今でも、宮川は池田の隠し玉である。今、宮川は秋谷の実質的な秘書役を務める。一時的には、秋谷以上の決裁権を実質的にもっていたこともある。今後も、宮川は池田の下で温存され続けるであろう。

原田 稔
    記憶力抜群だが、腹黒く感性の鈍い人
 学会事務総長で、副会長。学会本部の実務の中枢を実質上、取り仕切る。同じセクションにいる八尋頼雄が、弁護士という立場で原田を補佐している。事務総長という役職は学会の実務の最高責任者を意味し、学会では非常に大切な役職である。池田は、昭和五十年頃からしきりに「学会はこれから野崎・原田ラインでいく」 といっていた。原田はもともと、聖教新聞の編集記者であった。当初、『人間革命』の第一卷担当の初代記者になり、そこで池田に認められ、身辺世話係の第一庶務室長に抜擢された。
 だから、原田は実は池田のスキャンダルを非常によく知っている。原島嵩はかって原田と二人で話し合っていた時に、「あの人は(スキャンダルが発覚するかどうか)心配だ。あの人は大丈夫か」などと男女関係の複雑な内容に言及したことがある。また、原島が造反決起を公然化する少し前、原田が原島の監視役になったことがあった。その時、原島が原田に「大作さんに対して生理的嫌悪感を感じるんだ」というと、ハッキリ「私もです」と同調した。そんな原田の言動が、動物的嗅覚の強い池田に見抜かれないわけがない。「原田は腹黒い」とよく池田にいわれた。
                      ☆
 原田が池田の下で今でも事務総長としてやつていられるのは、事務屋としては非常に優秀だからである。特にその記憶力は、他人が絶対にまねのできないものである。池田は全国の会員から貢ぎ物が寄せられると、貢ぎ物の山を前にしてそれらをイジクルのが大好きである。池田は貢ぎ物の中に入って「これはあの人」「それはあっち」と矢継ぎ早にたらい回しの指示を出す。原田は池田のそういった指示をメモもとらずに一生懸命に聞いて、総て正確に覚えてしまう。そして池田が帰った後、池田の指示通り、さっさと事を片付けてしまう。
 原田は肝っ玉の坐った人、とよく評価される。だが、本当のところはそうではなく、どちらかというと鈍い、感性が鈍感という感じの人だ。およそ、人間の細やかな情愛というものを理解できないタイプ。ただ、コンビュータ的な能力は確かにある。ずば抜けている。その意味では、典型的かつ優秀な創価官僚である。原島に本心を漏らしたように、池田に生理的嫌悪感を感じながらも、学会内でしたたかに生きていこうと彼自身割り切っている、と見るのが妥当だろう。
                      ☆
 原田と宮川清彦との間には、競争関係がある。原田と野崎勲との間にも同様の関係があった。
 野崎が癌で倒れたことにより、この方は勝負あったという感じがある。三人の中で最もカリスマ性のあったのが野崎。宮川はウラの仕掛け人タイプ。原田は事務屋。三人それぞれ有能であるが、しかし、いずれにしてもやはり池田に比べれば小物である。池田あっての原田であり、野崎であり、宮川なのだ。池田が倒れれば、同じ運命を辿らざるをえないだろう。禅讓を期待することでしか、真の後継者たりえない。そこが彼らの限界である。
  -----(250P)----つづく--
                  --目次一覧は、本項第2回<H30・8・12>に登載--

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