職業を偽る人々?偽者とあった
職業を偽る人々?偽者とあった
最近、とある席で偽者とあった。偽編集者、偽TV・ラジオ業界人である。どういう魂胆なのか不明だが、彼らは職業を偽って近づいてくる。何故、本当の職業を言わないのであろうか。また、そういう奴は必ずこんな事を言う。
「僕は 出版業界(或いはTV・ラジオ業界)で編集者をやってましたが、現状に失望してしまって、今は違う業界で働いてます」
「ああ、そうですか、編集者時代(或いはTVマン時代)は、どんなお仕事をなさってるんですか」
「いや、それは言えません。言えない仕事なんです」
大概、こういう回答である。普通、オープンにできる仕事のひとつやふたつはある。言えない仕事って言われてもリアクションに困る。巷で言われるほど、出版業界(或いはTV・ラジオ業界)は怪しくない。
妙な人だと思っていると、どんどん話は変な方向に流れていく。こういう嘘をつく人物は嫌いなのだが、そのうち偽者にはあるパターンがあることがわかった。(あくまで、僕が会ってきた偽者たちに共通する特徴なので全てにあてはまるわけではありません)
偽編集者の特徴
1、新聞や雑誌の著名人コメントは全て、本人の言葉そのままだと思い込んでいる。
2、週刊誌やコンビニ漫画のネタを事実だと思い込んでいる。
3、編プロ、作家プロダクション、デザイナー事務所を混同している。
4、表立った交流がない作家や漫画家が不仲だと思い込んでいる。(親友だと読者に思われている先生同士の方が微妙だったりする)
5、作家は基本年功序列で、デビューが先の人をたてる場合が多いという事をしらない。
6、ネットライター、ネットコラムリストというような肩書を名乗る。この肩書きがいけないという意味ではない。少しでも紙媒体でやった人なら、ネットライターという肩書きはつけない。
偽TV・ラジオ業界人の場合
1、新聞や雑誌の著名人コメントは全て、本人の言葉そのままだと思い込んでいる。
2、週刊誌やコンビニ漫画のネタを事実だと思い込んでいる。
3、バラエティ番組は、全てジョークだという前提を知らない。
4、映像を作っていた人間が意図的に避ける、映像を貸す業界(レンタルビデオなど)に転職する。苦労して番組を作った経験のある人間は、映像のレンタル業界にはいかない。
5、平均視聴率で番組を評価する。瞬間視聴率や制作費との費用対効果、録画的な番組かどうかで普通は判断する。平均視聴率でものを言うのは単なるテレビ好き。
6、テレビ番組に編集があり、出演者の発言が意図的に変えられていることを知らない。テレビ画面に映っている映像と差込んだナレーションにずれがあることを知らない。
7、業界時代の友人や同僚の名前を聞いても、ひょうきん族や人気番組に出てきたスタッフ名しか言えない。
全ての職業が大切な役割であり、職業に貴賎はない。僕はいろんな職業の人や、様々な仕事をやっている人と交流したいと思っている。他人みんなが学ぶべき師匠だと思っているし、いろんな職業の専門家に様々な教えを頂きたいと思っている。だが、このように職歴を偽る人とは、できることなら話したくない。なんか、悲しい嘘だし、ピエロではないか。
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コラムというか、ぼやき
最近、とある席で偽者とあった。偽編集者、偽TV・ラジオ業界人である。どういう魂胆なのか不明だが、彼らは職業を偽って近づいてくる。何故、本当の職業を言わないのであろうか。また、そういう奴は必ずこんな事を言う。
「僕は 出版業界(或いはTV・ラジオ業界)で編集者をやってましたが、現状に失望してしまって、今は違う業界で働いてます」
「ああ、そうですか、編集者時代(或いはTVマン時代)は、どんなお仕事をなさってるんですか」
「いや、それは言えません。言えない仕事なんです」
大概、こういう回答である。普通、オープンにできる仕事のひとつやふたつはある。言えない仕事って言われてもリアクションに困る。巷で言われるほど、出版業界(或いはTV・ラジオ業界)は怪しくない。
妙な人だと思っていると、どんどん話は変な方向に流れていく。こういう嘘をつく人物は嫌いなのだが、そのうち偽者にはあるパターンがあることがわかった。(あくまで、僕が会ってきた偽者たちに共通する特徴なので全てにあてはまるわけではありません)
偽編集者の特徴
1、新聞や雑誌の著名人コメントは全て、本人の言葉そのままだと思い込んでいる。
2、週刊誌やコンビニ漫画のネタを事実だと思い込んでいる。
3、編プロ、作家プロダクション、デザイナー事務所を混同している。
4、表立った交流がない作家や漫画家が不仲だと思い込んでいる。(親友だと読者に思われている先生同士の方が微妙だったりする)
5、作家は基本年功序列で、デビューが先の人をたてる場合が多いという事をしらない。
6、ネットライター、ネットコラムリストというような肩書を名乗る。この肩書きがいけないという意味ではない。少しでも紙媒体でやった人なら、ネットライターという肩書きはつけない。
偽TV・ラジオ業界人の場合
1、新聞や雑誌の著名人コメントは全て、本人の言葉そのままだと思い込んでいる。
2、週刊誌やコンビニ漫画のネタを事実だと思い込んでいる。
3、バラエティ番組は、全てジョークだという前提を知らない。
4、映像を作っていた人間が意図的に避ける、映像を貸す業界(レンタルビデオなど)に転職する。苦労して番組を作った経験のある人間は、映像のレンタル業界にはいかない。
5、平均視聴率で番組を評価する。瞬間視聴率や制作費との費用対効果、録画的な番組かどうかで普通は判断する。平均視聴率でものを言うのは単なるテレビ好き。
6、テレビ番組に編集があり、出演者の発言が意図的に変えられていることを知らない。テレビ画面に映っている映像と差込んだナレーションにずれがあることを知らない。
7、業界時代の友人や同僚の名前を聞いても、ひょうきん族や人気番組に出てきたスタッフ名しか言えない。
全ての職業が大切な役割であり、職業に貴賎はない。僕はいろんな職業の人や、様々な仕事をやっている人と交流したいと思っている。他人みんなが学ぶべき師匠だと思っているし、いろんな職業の専門家に様々な教えを頂きたいと思っている。だが、このように職歴を偽る人とは、できることなら話したくない。なんか、悲しい嘘だし、ピエロではないか。
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