陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

映画「レオン」

2009-11-22 | 映画──SF・アクション・戦争


映画「トランスポーター」でも孤独な裏稼業の男となりゆきで連れ添うことになった女性とのロマンスを描いたリュック・ベッソン監督の代表作。それが、1994年の映画「レオン」
ただし、このお相手は十二歳と少々お若いですが。日本でも人気の高い、ジャン・レノ主演。

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レオンは観葉植物を友に、毎日二杯のミルクをお供にしている孤独な殺し屋。
彼の住むアパートの住人であったマチルダが、家族を殺されて転がり込んでくる。弟を殺された恨みから復讐を誓うマチルダは、レオンに懇願し銃の扱いの手ほどきを受ける。
ホテル住まいを続けながらのふたり暮らし。レオンはいつしか、年若いマチルダに娘のような、恋人のような感情を抱きはじめてしまう。
しかし、敵討ちの相手が麻薬取締局の捜査官スタンフィールドだと嗅ぎつけたマチルダみずからが、敵地へ乗り込み捕らえられた。マチルダを救うために、レオンは決死の闘いを挑む。

とうしょはマチルダを厄介者扱いしていた冷徹なレオンが、いつのまにか彼女の魅力に憑かれてこころを寄りあわせていく様子がほほえましい。
演じるナタリー・ポートマンは撮影中に背が伸びたのか、ぐんと大人びて見えてきます。とても十三歳には思えない。

敵方がしょぼく、ラストはあっけない終わり方。冒頭がけっこう鮮烈な演出だっただけに。全般的にアクションよりも、年の差カップルのロマンスに重点をおいたといえるでしょう。とはいっても、レオンとは清い仲なんですが。
マチルダが、マリリン・モンローやチャップリンのモノマネをするあたりは愉快そのもの。

(〇八年八月十三日)


レオン(1994) - goo 映画

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