月下樹のおと

樹月けい、オタク母のブログ。アニメ・漫画。お絵かき展示等。義母の介護終わり、義父のご飯お手伝い中。

12/13 文化振興講演会& サポーター養成講座  第5回 組織づくり講座 「公共施設での市民活動」

2021-12-31 23:40:52 | 参加★舞台 映画 WS等
文化振興講演会&
サポーター養成講座 

第5回
組織づくり講座
「公共施設での市民活動」

日程:12/13(月) 18:30〜21:00
場所:マルタス(丸亀市市民交流活動センター)

講師:井上優 氏
(特定非営利活動法人 i さいと 代表理事)

………………………

文化施設やイベント等での市民参加。
企画や運営にも市民の参加が
なされていることも。
ホールや劇場は、
コンサートや演劇などの
発表の場となることも多い。
そんな市民参加の場として、
公共施設の活用について考えていった。

*******

ただ鑑賞するだけでなく
地域の文化・芸術活動の発表の場に

文化施設の役割は…
伝統文化の継承
新しい文化の創造など


地域には色々な問題が…
地方都市の画一化
経済重視への偏り
コミュニティの崩壊など

それを改革
改善するものとして
文化施設が位置付けられている


■公共文化施設の機能・役割

①文化権の保証・継承
②文化・芸術の振興
③地域コミュニティの拠点
④経済的貢献



■アウトリーチ活動

芸術を
限られた一部の人々のものから
広く地域や住民に広めるための
芸術普及活動

しかし、
施設スタッフだけではできない

様々な分野やコミュニティと連携が必要


■アウトリーチ活動の展開

多様な主体が集まった方が良い。
行き詰まっているなら
違う方向性で考えてみるのもいいのでは


■社会包摂

社会包摂も施設スタッフだけではできない

様々な分野やコミュニティと連携



■まずは考え・やってみること

枠を外そう
視点をずらそう
自分事で考えよう


自分の思うこと
相手の思うこと違う

自分と相手をすり合わせる


********

■例をもとに考えてみよう
(関係者に話を聞いてみる)

「うちわに描こう絵画展」

現状や将来をどう考えているか?

なぜ宮崎コーナーがてきた?

主催者の思惑とどう合致したのか?


「○△□の座」

現状や将来…

なぜ異文化と交流した?

なせできた?
知っている人がいた
これまでの繋がり、人間関係があった


「古の響きと出逢いコンサート」宮崎

なぜできた?

何が大変だった?

複数ミュージシャンのスケジュール調整
単なる調整だけではなく
ホスピタリティも大切

また来たいという気持ち
その地域に魅力を感じてほしい


*******

■ 思いを形に!
(実現させるために必要なことは?)

・声なき声をすくいあげる

・できることをやる
難しいことではなく
できることから

・ヘルプ・ミー
助けを求めることは大事

・役割分担を明確に
相手と自分は考え方が違う
すり合わせをして
役割をはっきりさせる

・機会を担える人の育成
人材育成部門など
ケーススタディを通して育てる


楽しさを大切に
行政も民間も!


■ 何をしたい+何ができる

・目的を明確にする
(何のためにするのか)

・前向きに考える

・個人orグループ
グループの方が続きやすい

・手段を練る

・計画は詳細に


********


新しいホールには入口がたくさんある

色々な入口
色々な取り組み方
色々な人が集う可能性
色々な人が参加できる

今までのやり方で考えるのは無理がある
だから枠を外して考える

新しくなるホール、
チャンスとして
どう活用するのか考えていこう!

******

印象に残ったのは…

思いを形に…と
デザインするということです。


11日の講座の中でも出ていた、
ソーシャルビジネス、
社会課題の解決を目指して行うビジネス。

事業を通じて
地域や社会をデザインする、

そんなことを思い出しました。


思いは目に見えないもので、
それを形にするには
どうしたらいいのかと。

誰のどんな思い、
例えば
たぶん普通は無理なこと…
でも本当はしたいな…
できたらどんなに嬉しいだろう…

そんな思いを
実現するための形でありたいです。

そうでなければ
見た目が素晴らしくても
思いを実現することは
できません。

デザインは
そんな切実な思いを捉える
過程も含まれているような気がします。

そこを見落とさないように
大事にしたいと思いました。


なかなか動きの遅い自分ですが、
それはそれとして(笑)
色々なタイプの人と
力を活かし合えれば、
それこそ
様々な分野やコミュニティと
連携できれば
道も開けると思います。


まずは、
これまで築かれてきた
顔の見える関係を大切に、
できることからやりたいです!


==============

今年度の講座はここまで。
あとは年が明けて、
1月と2月に
文化芸術推進サポーターの関わる
文化イベントが控えています。

皆さんよろしくお願いします!
コメント
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第4回 「文化芸術のオモシロイまちづくり」

2021-12-31 23:35:33 | 参加★舞台 映画 WS等
文化振興講演会&
サポーター養成講座 

第4回
「文化芸術のオモシロイまちづくり」

講師:石田達也 氏
(特定非営利活動法人 宮崎文化本舗 理事長)

日程:12/11(土) 13:30〜16:00
場所:マルタス(丸亀市市民交流活動センター)

………………………………

宮崎文化本舗の副理事長 井上さんは
ここ数年、丸亀の講座やイベントに
たくさん関わって下さった方です。
今回、その宮崎文化本舗の
理事長 石田さんが講師。

井上さんも同席されて
お二人のセッションもあり、
興味深い内容でした!

*********

最初の方の…

正義の敵は?悪じゃない。
もうひとつの〔正義〕だ

…という話。
そうだなと思った。

物事には色々な側面がある。

社会の課題は複雑。
課題は見る者の立場によって異なる。


身近なことでも
そう感じることは多い。

身近なところから
興味深く進んでいった。

………………………

〔宮崎文化本舗〕の主な事業について

自主事業
事務局代行業務
委託事業

幅広く手がけている事業を
どのように進めているのか
お話を聞けた。

色々な業務をしていると
幅広いネットワークができる。

その中で
色々な視点を持つことができ、
それが他のことにも
活かされているようだ。

…………

コロナ禍、
今まで当たり前だったことが
当たり前ではなくなる契機となった。

そこでの決断。
宮崎キネマ館のリニューアルの話。
今のままではなく
新しいことを考えた結果。



ソーシャルビジネス、
社会課題の解決を目指して行うビジネス。

事業を通じて
地域や社会をデザインすること。

人、建造物、歴史や文化など
今あるもの資源をプロデュースし
デザインする人材が不可欠
とのこと。

場 × 人材 × 仕組み


どれが抜けても難しそう。
人材ということでは、
これから更に人口減少が予想される。

そんな中、何ができるかを考えた時、
色々挙げられていたが、
大事だなと思ったのは…

既存の価値観を変える
ということ。

なかなか難しいことではあるが
可能性は高いのではないかと
思った。


********

そして…2部は
フォト・オブザベーション

事前に写真を撮って送ったものを元に
想像、妄想したり文字にしてみましょう
というもの。

写真の内容は…
街の中で見かけたり、
日常の生活で、あれ?っと感じる
モノや場所など。

事前に
文化芸術推進サポーターに
写真の募集があって、
何枚か送っていたものが
取り上げられていた。


街中で、
気になったり面白いなと思ったり、
なぜ?と不思議に思った場所。
地元ならではの食べ物、
昔を感じる場所、
地元のうちわがモチーフとして
取り入れられた建造物などが
大きく映し出されていった。

(撮影者、写真のタイトル、
撮った理由と共に)


会場に撮影者が居るものについては
その人が、撮った理由など
マイクで発表。

会場からは、
それを知っている人の声があがったり、
不思議に思うことや、新たな気付き、
この人なら知ってるかも!
といった話で盛り上がった。


フォト・オブザベーション、
これは
武蔵野美術大学の教授が
以前ワークショップで行われていた
リサーチ手法とのこと。

写真をもとに、
自分の観察を発表する。
なぜそれが気になったかなど、
自分に問いかけ頭の中を
整理しながら言葉にする。


他の人はそれを見て
共感したり、違う視点をもったり、
伝えて話し合う。

色々な見方を楽しむ。

…というようなもの。

……………………

このようなやり方は、
色々話し合うきっかけ作りになる。

確かにそうだと思った。

ほとんど面識のない人でも
気軽に応えてくれると
心も和む。

いきなり難題を前にして
話し合うより、
こういうもので楽しみながら
話し合うほうが言葉も出やすい。
思いがけない発想も出てきそう。


最後に。
パワーポイント画面に
書かれていたことが
個人的に凄く響いた。

それは
観察する上でのポイント。
(↓色々ある中の一部ですが)

常識にとらわれないこと。

わからないことを受け入れる、
知識に頼らない、
観察対象を愛する、
楽しんで取り組む…ということ。


とにかく
問題点は何か?改善の手立ては?
などなど
現状に向き合う場合、
不安や焦りが出がちだけど

上のようなことでもいいのだ。
その上で
他の色々な視点を知り、
自分の視野を広げればいいのだと思った。

そして、色々な発想の中から
課題解決に向かうものを
見つけられるように。

気持ちが明るくなるような
気付きがあった。

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12/4  ○△□の座  第三回『古典と古典』

2021-12-31 23:30:43 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等

12/4
○△□の座 
第三回『古典と古典』

場所:猪熊弦一郎現代美術館
   ミュージアムホール

行ってきました!
………………………

トランペット:仙波克久さん
ピアノ:薮内利枝子さん
立方:吾妻春満美さん
………………………

色々な演目があり、
和の日本舞踊と
洋の楽器演奏とのコラボでした。

日本舞踊、○△□の座の
吾妻春満美(あずま はるまみ)さんは
丸亀市文化芸術推進サポーターの
メンバーでもあります。

昨年の文化イベント、
丸亀城の大手一ノ門での
踊りを撮影、配信した時に
あやつり三番叟を舞った方です。

その時に来て下さっていた
花柳貴人生(はなやぎ たかとき)さんも
今回、トークや
後見(演技進行を助ける)で出ておられ…
一年ぶりで懐かしかったです。
………………………

1. Tchaikovsky くるみ割り人形

くるみ割り人形でお馴染みのメロディ。
生演奏にあわせて日本舞踊✨
物語はだいたい知っているので、
あ、あれはあの場面かな?
あの動きはネズミかも…と
思いながら観ることができた。

日本舞踊は詳しくないけれど、
動きは見たところそれっぽい。
けれど知っている物語の
要素も入っていて面白く
ぐっと身近に感じた。


2. 紐解きトークショー

長い、くるみ割り人形のお話を
ギュッと凝縮した作品にするために
工夫したことなど。
なるほど…裏側を知るのも面白い!

また、この後踊る
「賤の苧環(しずのおだまき)」に
ついてのお話も。
しずやしず、しずのおだまき…
あ、これ聞いたことある!
静御前が出てくる話だ。
物語の背景も知ることができた。

そして、その長唄の歌詞も
手元に配られていた。
その意味の解説もあり。
日本舞踊の歌詞は
耳で聞き取りにくいそうだ。
先にこうやって知っておくと
内容が入ってきやすかった。

踊りは祈り、
歌に思いをよみこむ…という話。
踊りの、心の部分に触れた気がした。


3. トランペットとピアノで奏でる
  クリスマスソング

トークの後に少し休憩を挟んで
季節を感じる楽しい演奏!


4. 長唄 賤の苧環

そしてラストは、静御前!
旅の装束、笠を持った姿から
舞う場面など……
歌詞を頭に巡らせながら
じっくり観ることができた。
…………………

最初は軽快なテンポで始まり、
トークで解説も聞きながら、
最後はしっとりと。
色々な切り口から楽しめました!
観に行けて良かったです😊

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11/27みんなのアーティスト・ コーディネーター養成講座 第3回「ファシリテーターってなんだ?」

2021-12-31 23:26:07 | 参加★舞台 映画 WS等
みんなのアーティスト・
コーディネーター養成講座
第3回「ファシリテーターってなんだ?」

講師:わたなべなおこ さん

日程:11/27(土) 10:00~15:00
場所:マルタス(丸亀市市民交流活動センター)

………………………………

色々なところで行われている
ワークショップ。
それを作る際に必要なことは何か。
進めていく上で
ファシリテーターはどんなことを
大事にすればよいのか。

グループワークなど
実際にやってみる中で
気付けるような講座でした。

……………………

■プログラム構成

①オリエンテーション
自己紹介や、やることの説明

②アイスブレイク
ウォーミングアップとして
・コミュニケーションゲーム
・シアターゲーム
目に見えないボールを回すなど
表現の要素が入ったもの
色々なバリエーションを入れて

③メインコンテンツ
グループシーン創作
発展
・ジェスチャーゲーム
お題をもとにセリフなしの身振り手振り
次にそれをブラッシュアップ
(キーワードを足して)


④フィードバック (振り返り)
やってみて感じたこと
やってみて気づいたこと

……………………

メインコンテンツが大事。
どんなことができたらいいか?
そこから考えていく。

どうやったら自分事として捉えられるか、
自分ができることを考えられるように。

新しい手法を求めていかなくてもよい。
例えば…
ジェスチャーゲーム
これは大人や子ども、外国人など
どんな人でもできる汎用性の高いもの。

それを、
現場にあわせてお題を設定する。
さらに
どう発展させていくかを考え
キーワードを設定する。


==== お昼休憩を挟んで午後 =====

■ファシリテーションの種類

①全体の司会進行
何をやるか、ルール説明

②参加者への声がけ
質問
アドバイス
「いいね!」

③発表に対するコメント
見て感じたこと
価値づけ
意味づけ
…………………

★声がけは大事

声がけに決まったものはない。
その場その時により
対応を変えていかないといけない。
声がけ次第で参加者の
モチベーションが上がったり下がったり、
最後の振り返り内容も変わってくる。


★ほめることは大事

ネガティブなことも、考え方によっては
ポジティブにとらえることができる
リフレーミングカード(*グループワークで使用)
※リフレーミング
フレーミング(枠組み)を外して
捉え直すこと


★気持ちを言葉で伝える
例えば…
○○しているように見えた
どう感じたか
より細かいところを


★うそはつかない

ネガティブな感想も
あえて出すことも必要。
うそはバレるので正直に。


★参加が難しいような人に対して

活動からこぼれ落ちるような人、
活動が難しい人、
どう声をかけたら
参加しやすくなるか考える


★コミュニケーションは意図的に

参加者とのコミュニケーションを
意図的にする。
特別なスキル…というより
今ある自分のコミュニケーション能力で
意識的に使い分けていけるように。

……………

■グループワーク

▶リフレーミングカード(*)見てみよう!

〔ネガティブなワード〕の裏は
〔ポジティブなワード〕になっている
グループ内でそれが何かを想像して
それぞれ発言し、めくってみる


▶ジェスチャーゲームの
お題、キーワードを考えてみよう!

グループごとに
そこからシャッフル
別のグループになり
出てきた内容を伝える


▶どんな声かけをする?

グループごとに
一見変な絵を描いた子に対して

次はさらに…
絵を否定されて
落ち込んでいる状態の子に対して

それぞれのグループから
良かった声がけを
代表して一人見てもらう
…………………

■ 感想

日常を振り返ると
ネガティブなことは見えやすい。
自分に対しても相手に対しても。
捉え方を変えることで
ポジティブに受け止めたい。

大人でも、ほめられると嬉しい。
否定されるより
肯定される方が嬉しいもの。
そのことで、
物事がよりよく進むこともある。
そうできるように心がけたい。


コミュニケーションを
意識的にすることが大事
だという話があった。

なかなか難しいけれど
それも意識しておきたい。
今の自分の力、状態から
できることを見つけていきたい。


このようなワークショップ形式で
実際に言葉に出して、動いてみて、
より考えることができ、
心に残るものがあった。

それこそ自分事として
どうしたらいいのか…という
場に立つことができた。


実際の場では、
理解しがたいことに直面すると、
あるべき方向に導かなければと
焦ってしまうこともある。

何とかしようと思うあまり、
相手を否定しているように
感じさせてしまうことも
あるかもしれない。

そうならないように、まずは
相手の気持ちを知ろうとしたり、
受け止めたり寄り添ったり
できるようにしたい。
そのための間、のようなものも
大事にしたいと思った。


すぐさま解決できなくても
一緒に考えてくれていることが伝われば
相手の心も落ち着くのでは
ないだろうか。

そんなふうに一歩一歩
段階を踏んでいくように
進んでもいいかと思う。

それが自分の
やりやすい方法だとも思えた。


今回の講座は、
自分なりのやり方を
改めて考える機会になった。

ワークショップの現場では
うまくいかないことも多い。

けれど落胆せずに、
どうすればよりよくなるかを
考えていけばいいのだと
心強く感じられた。

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11/10(水) 丸亀市新市民会館 「(仮称)みんなの劇場」整備 意見交換会

2021-12-31 23:18:14 | 参加★舞台 映画 WS等
11/10(水)
丸亀市新市民会館
「(仮称)みんなの劇場」整備
意見交換会

行ってきました。


事業経緯、基本構想・整備計画概要説明
基本設計素案説明、質疑応答・意見交換
……………………

11月の議会だよりにも載っていた
新しい市民会館の参考資料
施設内 諸室 配置案 1階平面図

その他の階や、
周辺施設、駐車場なども含めての
説明がありました。

その後、質疑応答。

最初は主に建築の面からの意見が出て
その賛同の拍手に驚き。

他にも色々。
だけど基本的には
建築面について疑問を呈するもので、
細かい面でのご指摘も多く
時間オーバーに。
なかなか意見交換…難しいですね。
また違う視点の意見も
色々聞いてみたかったです。
…………………

建築となると
私は全くの専門外ですが、
素人なりに聞きつつ
思ったことはありました。

・この案は、これまでの定石通りではないところがあるのかも?だから疑問が出てるのかな?

・建築の視点から、現実的に大事にしたい点は何だろう(これだけは外せないというような)

・理念の視点から、大事にしたい点は何だろう

・それらが現実的に相容れない場合、どこまですり合わせられるのか?
それぞれに重要度あり、その根拠となる理由があるはず
………………

そこでふと思った、
これ何かに似てるかも?と。

その日、子どもの高校であった
コース説明会での【選択】
文系、理系
国公立、私立 その他…
(理系内でも科目に細かい選択あり)

3年のコース選択をどうするかという問題。

何を選択するのがベストか、
それ以前に
本人が何を目指しているのか、
それをはっきりさせるのが重要だと
先生が話していた。

それによって
【選択】は変わるのだと。
確かに。

もちろんそれが現実的に
可能かどうかは大切。

しかし、
“ 何をしたいか ” は、その人によって違う。

“ 何をしたいか ”を元に考えないと、
現実的に可能な道はいくつかあっても
したいこととは全く違う方向になってしまう。

その点だけは外せない、
それが大もとになると思いました。

もちろん、言うは易し…ですが。


現実論の中にも
やはり心情的なものも感じ、
切り離しては考えられないもの
なのかな と思った次第です。

…………………

選択の結果だけを見ると
違いや、方向に
大きな開きがあったりします。

なぜそれを選択するのか
ということでしょうか。

その、もとになる考え、
“ 何をしたいか ” を
まずは理解したいです。

その先に接点があるかもしれない。
すべてがすべて違うようなことは
逆にないのではないか?と。

ただ、そこに至るには、
自分はまだ見えてないものが
たくさんあるなと思いました。

どなたかが言われた
ここから始まる、でしょうか。
まさに。

…………………

余談。

ちなみに自分が思う、
何をしたい、どうしたい、は
最初にあがっていた
基本理念です。 
(これ)
Ⅰ  豊かな人間性を育む
Ⅱ  誰一人孤立させない
Ⅲ 切れ目のない支えあい

こうやって見ると
若干、文がカタイのかな?

自分が思うのは…………
要は、
どうして文化芸術は要るのか?
ということです。
水や電気、食料、お金…
生活に絶対必要とはいえないのに。

でも、それらが第一
と思うような生活の中では
なかなか得られないものがあり、
それを体験ができるひとつが
文化芸術だと思っています。

鑑賞、だけでなく
自分も関わって体験などすることで、
色々な考えや発想に気づいたり、
その良さをお互いに認めたり、
そういうことに繋がるのでは
ないでしょうか。


というのも、
日常生活では割と
ヨシとされるものが決まっていて、
そこから外れてしまうと
ダメとされることも多いからで…。
(↑身につまされる・笑)

自分も他人も大事にできる場や
機会を持ちたいです。

そのための場所として
劇場ができることはあるかと思います。

そもそも、
世の中のヨシとされる中心から
外れてしまっている人の
踏み出す一歩はきっと重いはず。
自然と中心にいる人からすれば
想像できないくらいかもしれません。
(そういう意味ではある部分、
自分も気付かない側の人間かもしれません)

気付いていない、
見えない垣根を取り払いたい。
気持ちはあって取り組んでいても
なかなか上手くいかないものです。
とするなら、今まで通りでは
難しいのかもしれません。


単に
見た目の賑わいだけでは測れない
心の満足度や深まりを
個人的には大事にしたいです。
それが、結果として
利益や存続にも繋がるだろうし、
そういう道を探りたいです。

ふと頭をよぎったのは
渋沢栄一の『論語と算盤』
どこか似てる部分が
あるかもしれない…。

一見して相反する2つを融合させる…
理念や倫理だけ、じゃなく
いわゆる目先の利益だけ、じゃなく、
みたいな。


これは…もう
限られた方面の知恵や知識じゃ
難しすぎる(笑)
あらゆる力が必要だ!
ひしひしと思いました。

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11/5(金)  運営企画ワークショップ 主催者も満足感と達成感のある イベントを企画してみよう!

2021-12-31 23:09:09 | 参加★舞台 映画 WS等
令和3年度
文化振興講演会&
サポーター養成講座 第3回

11/5(金) 
運営企画ワークショップ
主催者も満足感と達成感のある
イベントを企画してみよう!


講師:井上 優 氏
NPO法人 i さいと 代表理事
NPO法人 宮崎文化本舗 副理事長
……………………

丸亀で開催予定のトークイベント
「まちを元気に! 
 あなたのヒーロー・ヒロインを語ろう!」
を、ケーススタディとして、
イベントの内容や運営を企画する
実践的なワークショップでした。
……………………

最初、
それぞれ考えて書いてみた。
・行いたいイベント
・場所、時期、形態など
・満足度&達成感を得るための留意点

それをもとに、
それは実現可能なのか?
考えてみた。

イベントは
目的を達成するための手段。

だからこそ実現させなければ。

そのためにどんなことが必要か。
順を追って考えていった。

細かい内容や
大切なポイントなどは、
資料をもらったので
また振り返れる。

………………………

気になったのは、満足度。

来場者が満足……は勿論
それを提供する側、
ボランティアや寄付者・支援者
そして、
主催者も 満足度がなければ
色々な面において続けていくのが
難しくなるということだった。

身近なことを振り返ると、
自分サイドの方は
後回し的に考えがち。
何かを達成するためには
ねばならない、我慢する、
そういうのが当たり前だと
思っているところがある。

それも要るかもしれないが、
それだけでは
その先ずっと続かないだろう。

何を満足するポイントにするのか。
何も考えずにいたのでは
いつまで経っても
満足度は上がらない。

色々な場面で、
“ 見える化 ”の大切さを
話されていたが、
自分のことについても
見える化できるくらい考えたい。


満足すると、
良かったなと思うと、
そこには共感が生まれる。

相手の共感を得るためにも、
自分自身が満足して
大いに共感するものがないと
伝えられないと思った。

だから
外せないポイントのひとつだ。

………………

そして
後半は実践編。
グループに分かれて。

項目にそって
考え進めていった。

・企画、準備

・計画表(ガントチャート)

・役割

・当日 進行表

・準備物


これらについて、
個人で考え書いたものを
グループ内で見せ合う。
その中から、
良さそうなのを
3つくらいにしぼって
大きな紙に書いていく。

そんな作業を
項目ごとに進めて
他のグループの意見を
紹介してもらったりした。


自分などは
ちんぷんかんぷんなことも多かったが(笑)
イベントに携わる機会の多い方でも、
いざすぐ書くとなると
難しいこともあったようだ。

それだけ
具体的に考えることは
難しいのかもしれない。

でも、
複数の人たちでやっている活動なら
何とか “ 見える化 ” しなければ
大事なことを共有できない。

そのために
人の動きが見えるように、
イベントの動きが見えるように、
計画表などを作ることは
必須だと言える。


もちろん、
それを作る過程で
頭を整理することもできる。
何かの問題に
気づくこともできる。

当日は、
予想外のことが起きるかもしれない。
それに対応できるようにするには、
最悪を想定し
それが起きないような準備が必要。

そんな想定ができるためには
やはり整理して考えなければ。

それが
見える化、ということなのだろう。

…………………

短い時間で
頭をフル回転した
グループワークだった(笑)

しかし、
自分では無理かもしれない
と思ったことも、
何人かいることで
何とかなった部分もあった。

他の人も
同じように悩んでいたり、
逆に、なるほどと思う良い案もあった。
何よりそこで
違うでしょ…という空気にならず
ふんふん、なるほどと
一緒に考えていけたのは
心強かった。

そこが私にとっての
満足度に繋がるのかもしれない。
これを書きながら
ふとそう思った。


今後ひかえているトークイベント
「まちを元気に! 
 あなたのヒーロー・ヒロインを語ろう!」
が、うまくいくようにしたい。

そして、
自分の身の回りに関わることにも
活かしていきたいと思った。

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10/24(日) 文化芸術推進サポーター& 市民プロデューサー養成講座

2021-12-31 22:40:44 | 参加★舞台 映画 WS等
10/24(日)
文化芸術推進サポーター&
市民プロデューサー養成講座

ボランティア・市民活動とは?
「ボランティアはタダ!?とか言うの
そろそろやめませんか?


講師:井上 優 氏
NPO法人 i さいと 代表理事
NPO法人 宮崎文化本舗 副理事長
みやざきNPO・協働支援センター
統括責任者

ボランティアとは何か。
続けていくために、
新しい人と繋がるために、
何より活動する人が
満足、やりがいを得られるために。

講師の問いに参加者が答えたり。
楽しいやり取りをしつつ
具体的な話も交えた講座でした。
………………………

ボランティアは自由な活動。
自由な活動に自発性がなくては
やらされ感につながってしまう。

そのためには、
やりたいと思えるような
共感が必要。
それを形に。
そして続けていく上で、
共感を思い出せるような
機会も必要。
新規の人にアピールするにも大切。

例えば、イベントTシャツの意味。
なぜ必要?
参加者、思いつくまま次々と
答えた内容を分類すると
色々な視点が見えてきた。
主催者、ボランティア、お客様
それぞれの視点がある。

ボランティアする側だけでなく
受ける側の視点も必要。
相手のニーズを知り、
両方がマッチするようにしたい。

それが満足度に繋がる。

する側も満足を得られるために
仕組みが必要。
やれば自然に得られるものではない。

そして…お金の問題(笑)。

多くの人に届くためには
安価であることは必要だけど、
タダは良くないという話。
その地域の中で
うまく回っていかなければ、
ボランティアの力が無いと
たちゆかなくなる。
確かにそうだと思った。

どんな活動にも
必要経費が発生する。
適正価格を考えつつ、
切り詰められるところは工夫する。

それはやみくもに削減…
というのではないだろう。
色々な人に
色々な力を発揮してもらい、
それによってカバーしていける
ものもあるだろう。
勿論それは
やらされ感…ではなく
楽しく…が前提である。

一方で、
必要な部分にはお金をかける。
それを見える化していくために
活動内容を整理して
考える必要があると思った。

そんなこんなを、
市民の手で見つけて仕掛ける、
プロデューサーが必要だ
という話だった。
その育成として、
この講座やワークショップが
大切なのだと思った。
…………………

個人的には、最近、
共感って難しいと思うことがあり(笑)。

しかし、そんな自分の思いや考えも
状況によってどんどん変わる。

相手も同じだ。
相手が何を求めているのか?
自分は何をしたいのか?
よく見る、すり合わせることで
着地点を見つけることができれば
よりよく、
お互いに無理なく進めていける。

なかなか目の前のことに追われて
考える機会が少ないけれど、
どんな場所でも必要なことだと思った。

改めて自分事として、
活動や日常のあれこれを
振り返る機会となった。

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10/23 文化振興講演会 コロナ時代の文化と社会 「千と千尋の神隠し」で考える 労働を超える仕事とは?

2021-12-31 22:34:37 | 参加★舞台 映画 WS等
10/23 文化振興講演会
コロナ時代の文化と社会
「千と千尋の神隠し」で考える
労働を超える仕事とは?

講師:安立 清史 氏
( 九州大学大学院 人間環境学研究院 教授 )

ジブリ映画
「千と千尋の神隠し」
その中の色々な出来事は、
私たちの社会のことが
メタファーとなっているのではないか?
という話など。

ヒロイン千尋の
10歳の目線になって考え、
働くこと、
これからのことについて
問いかけられたような講演でした。
………………………

労働、仕事、活動

その違いは何だろう。


うどん作りも例に。

単なる作業、
金もうけだけじゃないもの。
美味しいだけなら
機械でもある程度はできる。
効率を考えれば
機械で安く大量生産も。

それだけではないものを
求めるから、
手打ちうどんを食べたい人がいて
それを作る人がいるのではないか。


話は『千と千尋の神隠し』へ。

始まりは 千尋の家族のお引越し。
そして、いつの間にか異世界へ
足を踏み入れてしまう。

それは、社会の
20世紀から21世紀への
大きな変化にも似ている。
国際化、
グローバル化の波に
私たちはいつの間にか
巻き込まれている。


千尋は名前を奪われた。
千という記号や番号のように
人間の個性ではなく
一人の人間としても見られない、
そんなふうに扱われる存在。

21世紀の私たちも、
知らず知らずのうちに
そういうことに疑問を抱かなく
なってしまったのではないか。


異世界は
時に魅力的な見た目で
私たちを引き込む。

しかしそこは格差社会。
支配する者とされる者、
それがハッキリとしている。

湯婆婆を頂点に
下々の者たちは
命じられるまま従い働くしかない。
その中では
独自性は邪魔なものでしかない。
名前を失うように
大切なものを失い
みな同じ…というように同化していく。

………………………

私たちの社会も
どこか似たような部分があると思った。

このままでいいのか?
単に他に従って労働するのでは
きっと心は満たされない。

もちろん、生きるために
お金や食べるものは必要だ。
しかし、それを得られるとしても、
自分の心を失うような状態で
まともに生きていられるのだろうか。

そこはバランスかも(笑)。

あまりにも
傾き過ぎているのなら、
もう少し考えてみなければ。

………………

質疑応答のところでも、
色々 突っ込んだお話があった。

現実的に
勉強になることも。

考えるだけでも
すごく頭はフル回転(笑)。


個人的には…
“ 変わるきっかけ ”のひとつとして、

死を意識することから
今をどうしたいかを
考えるようになったという
古賀さんの話が心に響いた。
(宮崎の井上さんと共に、
いつもお世話になっている方)

先日の
青年団 公演『東京ノート』を観て
自分が考えていたことと
どこか重なる部分があったから。


安立さんが言う、
「千と千尋の神隠し」
「銀河鉄道の夜」に見る
生と死、
それだけではない第3の見方。

死を宣告された人の心の変化。
その段階の最後、
死を受け入れた時、
心の変化というものがある。

仕事や労働にも
似たようなことが
いえるのではないかと。

もうちょっとこうしたい…など
色々な見方が現れると。


見方が変わるだけで
何かが急に
好転するとは思えない。

ただ、
それは外から誰かに与えられて
変わる、というのではなく

自分の内側で気付き、
考え、行動に移ることで
現実として作用する、
そんな気がする。


正解はない。
何がその人にとって良いか、
たぶんそれぞれ違うから、
解、答えも
それぞれ違ってくるのだろう。


そういう意味でも、
問いかけられたものを
自分の中で考えたいと思った。

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11/27  即興一人芝居LIVE 『愛媛をヒトリワタリ』 後日配信視聴

2021-12-03 13:53:18 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等


11/27 即興一人芝居LIVE
『愛媛をヒトリワタリ』

当日は予定が入っていたので
配信チケットを購入して
後日視聴することに。

丁寧なご案内をいただき、
ツイキャスの視聴は初めてでしたが
無事登録&チケット購入。
視聴もすんなりできました!

ご案内いただいたのは
小倉あんこさん。
丸亀市文化課主催の
「みんなのアーティスト・
コーディネーター養成講座」に
参加していた時、小倉あんこさんとお話する機会があり、こちらの公演をお勧めいただきました。

あんこさんも出られるとのこと。
渡さんも、何回か舞台で観たことが
あったので楽しみでした。
……………

場所は愛媛、四国中央市、
みかん農家さんの倉庫が舞台に!

内容は…

・渡さんの即興一人芝居
・小倉あんこさんとの二人即興
・まるちゃんとの二人即興
・渡さんの即興一人芝居
・アフタートーク

間にちょこっと
トークを挟みつつ進んでいく
2時間あまり。
…………………

即興演劇を観たことはあるけれど
即興の一人芝居は初めて。
どんなふうになるのだろう…。

お客さんが事前に
紙に書いて折り畳んだものを、
ばらばら〜っと撒く。

見たことある!
これまでに観た
即興演劇でもやっていた。

(何が書かれているか分からない紙を
途中で拾って読み、台詞とするのだ)

そして、場所や簡単な設定を決めてスタート。
みかんを食べてるところから。

一人で二役というか…
落語みたいな感じかな。
やり取りが面白い。

途中、会話の中に挟まれる
例の紙!
めくって読まれる
その言葉!

これがお楽しみのひとつ。

話の流れにぴったりな
ミラクルが起こることもあれば、
なんでやねん…というような
トンチンカンが起こることもある。

そこが、見どころのひとつ。

きっと、自分がやっていたら
どうしよう!?と
汗をかく瞬間かも。

しかしそこは
反応がとにかく面白い。
なんやかんやで繋がっていく。

なんで面白いのだろう…
と思っていたのだが、
アフタートークを聞いていて
はっとすることがあった。

《楽しいこと、
ワクワクしたところは何か?》

即興演劇をした後
振り返りをするとき、
まずはワクワクしたところに
気持ちが向くようにするそうだ。

振り返りというと
ダメなことに目が向きがち。

ダメ出しと言われるように
改善点を挙げる…それは
演劇でなくても
日常でも普通に行われている。

けれど、ダメを出すより
ワクワクを見つける方が
難しいのだと。
確かにそうかもしれない。

先日の講座で使った
リフレーミングカード
のことを思い出した。

ネガティブなことも
ひっくり返すとボジティブに。

短所も、
捉え方によっては長所にもなる、
というような考え方。

一見
意味が分からない事態になっても、
ちょっと捉え方を変えると
繋がってるな〜と思う場面もあった。

それでも変だ、
どう考えてもトンチンカン!
そんな言葉が出てくることもある(笑)。
しかしそれを聞いた相手は
( 相手の言葉として )
率直な感想や反応が生まれる。
すると、そこで成立する。

現実を考えてみると
トンチンカンなことは
いくらでもある。

伝わらない、話が合わない、
何言ってんだと呆れ状態。
逆ギレ、落ち込み、
すねたり、調子にのったり
理解不能のお手上げ状態。

わりと珍しいことじゃない。

そういうものだと、
どこか諦めている。
そこで手を離したくなる。
相手を悪く思ったり
至らない自分を悪く思ったり。

そうじゃなくて、
そのヘンテコな事態が
オモシロくなるように、
手を伸ばせば 触れることができて
何かが繋がっていくかもしれない。

そういうふうに思えた。

そもそも
人生は即興だもの。

不器用な自分には(笑)
こういう見方が必要かも。

そんないくつかを
リアルに体験する場でもあった。
即興演劇を観て、
楽しさを感じることを通して。

現実は、
そんな劇的に変わらない、
と私は思う。

川を下る船に乗っているとしたら、
その川の流れがゆるやかになって
ずっとそのままではいてくれない。

時には転覆しそうになるくらいの 
急流にも出くわすだろう。
自分の乗る船だって…
船頭が二人状態にも、
定員オーバーの時もあるだろう。
船底に穴があくことも…。

そんなピンチに直面した時、
どうするか。

船のうまい漕ぎ方や穴の塞ぎ方を
知ることも必要だけど、 
きっとそれだけじゃない。

むしろ急流をどう楽しむか、とか
空いた穴を何かに活かすとか、
一見、非現実的に思えるような
逆転の発想が、心を救い
さらには現実を救うことに
繋がるかもしれない。

そして、
そこに飛び込んでいくには
楽しさが背中を押してくれそうだ。

この公演を観ていて、
うまく進んでも
そうでなくても
そこに楽しさを感じられたら
それが一番じゃないか…
というような
あたたかいものを感じた。

あんこさんとの即興も
まるちゃんとの即興も、

上手いところも感じるけれど
それ以前に
お互いに手を伸ばすような
あたたかいものを感じた。

それが何より心地よかった。

画面越しではあったけど
それを感じて
配信の終わりが
ちょっと名残惜しかった。

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