月下樹のおと

樹月けい、オタク母のブログ。アニメ・漫画。お絵かき展示等。義母の介護終わり、義父のご飯お手伝い中。

3/4 演劇コース4期生卒業公演 『これから ピテカントロプス』

2017-03-08 00:17:51 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等


3/4 演劇コース4期生卒業公演
『これから ピテカントロプス』

於:四国学院大学 ノトススタジオ

演劇をする人の夢や現実、
葛藤する心の内が
痛いほど伝わってきた。

それぞれの、これからの道、
卒業してから歩む道。
分かれ道を前にして
思うことは沢山あっただろう。

自分も そんなところを
いくつか通り過ぎてきたけれど
今、思うことも色々ある。

道なき道は選ばずに
よくある道を来たつもりでも
ふと気がつくと
意外とそうでもなさそうで。
結局、探り探りの道中で。

何が最善なのか
結局 誰にも決められないかな。
ただ、最後は自分が選ぶもの。
そこで一生懸命やっていれば
それでいいじゃないかと思った。

ひとつひとつを頑張っていれば
それは決して無駄にはならない。
どこにどう繋がっていくのか
その最短ルートは分からなくても。
そんなことを自分にも
言い聞かせるような気持ちで見ていた。

いい歳の大人だけど
いくつになっても初めてのことばかり。

背負う荷物は色々増えて
足腰もいつかは弱るけど
自分だけの一歩は大切にしたい。

リュックを背負い歩き出す若者の姿に
自分も背中を押される気持ちになった。


………………

個人的なことだけど
4年前、ノトスラボvol.2『あゆみ』で
学生さんと一緒に舞台をした。
次女も小2で参加。
その時1年だった方たちも、卒業。
いよいよ最後のメンバーが
いなくなるという寂しさ。

短い期間だったけれど
演劇をする中で
こんなに年代も違う人たちと
交流できたなんて、
(少なくとも私はそんな気持ちで)
他ではなかなかできない経験だった。

がっつりとはいかないまでも
ノトス周辺で 時々
うろうろしていると思うので(笑)
皆さま これからもどうぞよろしく。


ロビーには
これまでの公演の写真がずらり!
懐かしい。こんなにたくさん。
これからの歩みも 見ていきたい。

……………………

余談だけど、
小6の次女も 小学生なりに
将来のことを考えさせられたらしい。

仕事観も含めて
どう生きていけばいいか、など。

常々、私の子ども時代から
仕事をして今に至る話を聞いていて、
職業によって人は
変わっていくのではないかと
思っているのだとか。

仕事によって人間が形作られる部分が
あるのかもしれない、ということか。
環境や経験が その人に影響を与える
というような意味で。

どう生きるか、ということで
思い出したことを教えてくれた。

教科書に載っていて
学校の本棚にもあるという
日野原 重明・著
『十歳のきみへ―九十五歳のわたしから』

“ 空っぽの器の中に命を注ぐこと、
それが生きることです”

寿命という限られた時間の器に
何を入れるかは自分次第…
というような話だったかな。

今回もまた 観劇して
普段話さないようなことを
親子で話すことができた。

そんなきっかけに感謝。
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