平地トレイルランナーの憂鬱 

~7年掛かって信州三大100kmレースを完走。まだまだFinishの充実感を求めて走ります。~

大島ウルトラランニング② レース

2017-03-28 | 大島ウルトラランニング

天候はここのところの好天が打って変わって、寒の戻りの雨降り。
今回の敵は寒さと雨です。

午前5時、500人のランナーがスタートしました。
1km位(?)で交通規制が無くなり歩道に上げられます。その後はトレインで走るのみ。2列がやがて1列になって行きます。
皆さん、行儀が良くて変に抜かしていく人もいません。流れのままに・・・。
水溜りを避けて走ってましたが、やがて関係なくなりました。場所によっては道が川になってましたし、早くもソックスまでびしょ濡れです。

少しハイペースかなぁって感じてましたが、10km地点も30km地点も69分/10kmで来れたので良しとします。(7分/km設定、20kmは看板が無かったので未計測)
これは徐々に脚が減っていくパターンの予感です。

波浮港(30km)からの最初の大上り(5.8km/340m)はほとんど走りました。ここから歩いている様じゃ時間がかかってしょうがないでしょ。
島の東側の台地に上がると雨も霧も濃くなって寒いです。集落もなくなって寂しい。

2回めの大上り(7km/330m)は意外に早く上れました。ただ三原山中腹に上がってから歌の茶屋までの2kmが長い・・・。濃霧で展望はきかないし寒い。
茶屋は下りの降り口にあったんですね。
 

町役場(スタート地点、58km)に帰ってきたのがちょうど12時。標高差500mを駆け下りてきたのでもう脚を使い果たしてしまいました。
ここでリタイヤする人も多いでしょ。ここでやめれば温泉までバスが送ってくれますからね。
ソックスだけ変えてピットアウト。

さて2周目。もう走れないかなと思ってましたがまだ走れました。でもだんだん磨り減っていく予感です。
島の北側に行くと風が強くて寒い。晴れていれば房総半島が綺麗なんでしょうけど。
緩やかな上り、緩やかな下りが延々続きます。周りは照葉樹の林。
椿のトンネルなんていう所を走らせてくれましたが、木が大きくて花がよく分からないや。
東側までくると午前中に走った道を逆走します。
午前中は走れた道が走れません。緩やかなアップダウンが走れません。もう脚が売り切れました。Orz.....。
同じ様な景色が続いてシンドイです。

86km第5関門波浮港到着、16:08。次の最終関門まで6kmを1:20、Finishまで14kmを2:50で行ければOKです。
これで完走が見えて、ひと安心です。
では、Finishタイムの予想です。もちろん出来るだけ短時間でFinishしたい・・・です。
パワーウォークで10分/km。チョット走れれば8分/km位。やっぱりどんだけ走れるかに掛かってます。
ヨタリヨタリとですが出来るだけ走る様にします。ここにきて激走できる人って羨ましい。何人にも抜かれてしまします。でも気持ちを切らさずに。

Finishは18:22でした。もう真っ暗。
完走率は50%以下ですよ。