万葉短歌-悠山人編

万葉短歌…万葉集全4516歌(長短)のうち、短歌をすべてJPG&TXTで紹介する。→日本初!

万葉短歌2550 立ちて思ひ2362

2017年08月02日 | 万葉短歌

2017-0802-man2550
万葉短歌2550 立ちて思ひ2362

立ちて思ひ 居てもぞ思ふ 紅の
赤裳裾引き 去にし姿を   

2362     万葉短歌2550 ShuF215 2017-0802-man2550

たちておもひ ゐてもぞおもふ くれなゐの
 あかもすそひき いにしすがたを

=出典未詳。
【編者注】「正述心緒」(2517~2618、102首)の第34首。男。
【編者注-すがた】原文「儀」。02-0158山振之 立儀足(やまぶきの たちよそひたる)、02-0229沈之 妹之光儀乎(しずみにし いもがすがたを)、05-0853(長歌)花容無双 光儀無匹(くゎようならびなく くゎうぎたぐひなし)、08-1622今毛見師香 妹之光儀乎(いまもみてしか いもがすがたを)、ほか。
【編者注-裳裾】「もすそ」。ここでの原文は、「裳下」。その出現か所は、07-1274(旋)未通女等 赤裳下(をとめらが あかものすその)、11-2357(旋)出乍吾毛 裳下閏奈(いでつつわれも もすそぬらさな)、ほか。
【原文】11-2550  立念 居毛曽念 紅之 赤裳下引 去之儀乎  作者未詳