万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌1350 近江のや1220

2014年04月30日 | 万葉短歌

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万葉短歌1350 近江のや1220

近江のや 八橋の小竹を 矢はがずて
まことありえむや 恋しきものを  

1220     万葉短歌1350 ShuD343 2014-0430-man1350

あふみのや やばせのしのを やはがずて
  まことありえむや こひしきものを
=未詳。作者名・脚注・左注のいずれもない。
【編者注】題詞は「寄草」(草に寄す)。十七首(1336~1352)の第15首。
【訓注】八橋(やばせ)[滋賀県草津市矢橋(やばせ)]。小竹(しの)[篠竹]。恋しきものを(こひしきものを=恋敷鬼乎)[鬼(物)、04-0547]。