やおよろずの神々の棲む国でⅡ

〝世界に貢献する誇りある日本″の実現を願いつつ、生きること、ことば、子育て、政治・経済などについて考えつづけます。

【中学歴史教科書8社を比べる】84 ⑿ 神話の描き方のちがい<その2:実物コピー②>

2017年02月07日 | 中学歴史教科書8社を比べる(h28-令和2年度使用)

・<月刊「日本の息吹(平成29年2月号)」p27の記事:クロード・レヴィ=ストロース講演録~『混合と独創の文化』より抜粋~「フランスの文化人類学者が見た日本の聖地」>より、さらに抜粋して引用します。

「日本の最も古い伝承を記録した『古事記』や『日本書紀』がヨーロッパの学会にセンセーションを巻き起こしたのです。私たちは、その衝撃がどんなに大きかったかを忘れてしまっています。(中略)

 1880年と1890年に、最初の英訳とドイツ語訳が出版されました。これこそ間違いなく「原初大神話」が現代まで残ったものだと考えた人もいました。「原初大神話」、つまり全人類共通の神話が太古にあったと考えて、それに違いないと思ったわけです。(中略)

 どちらも比類のない巧みさをもって世界の神話の重要テーマのすべてをまとめ上げています。そしておのおのの神話が、知らず知らずのうちに歴史に溶け込んでいます。(中略)」 

~引用終わり~

 世界中の人類学・民俗学や歴史学などの一流の学者の方々は、日本の神話(古事記・日本書紀)が、人類にとって(も)どれほど重要なものなのか知っていらっしゃいます。

 

■実物コピー② 今回は自由社のみ

【自由社】

 

 


 


 


 

~次回、実物コピーのつづき~

<全リンク⇒> 神話<8384858687(この項終り)