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冬虹の一脚ふかく街に立て:ひであき

2021年11月23日 | 俳句
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冬虹の一脚ふかく街に立て:ひであき
雨上がりの都会の片隅に虹が出た。今は真冬の寒さの中にほのぼのと心が温まる。虹の片方の街中からもう片方は遙か山並みに掛けられている。この街を終の住み処と決めた今の幸せを噛みしめる。ふと先日目にした流れ星も偶然の出会いであったが、星の場合は何かを「祈ろう」と言う感覚であった。虹の場合は明日への「希望」をと言う気持ちになる。どうか明日も佳き日であらん事を。
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