大変な、テープ起こしの代わりに音声認識は?
自校PTAでは、
運営委員会の議事録を作成するのに、
テープ起こしをしています。
これは書記の仕事として引き継がれていて
テープ起こしの目的も分からないまま
「大変だ~、苦手だ~」などとぼやきながら
なんとなく今まで来てしまいました。
音声認識ソフトの導入も、一時期役員会で
話題に出たのですが、
だれも詳しい人がいなくて、話は流れました。
気になっていたところ、
このたび、知人に知恵をいただきました!
***
一番手軽なのが、新しい iPad Wi-Fiモデルだそうです。
音声入力の操作は簡単、
認識結果も結構賢いそうです。
ただし、気になるお値段は、42,800~58,800円。
でも、書記が個人的にICレコーダー買っちゃうよりは
なんぼかいいよね??
…で、説得できる役員だと思いますが。ちょっと高いよね。
認識結果のファイルを、PCに渡す方法を調べなければならないけど
これは、出掛けたついでに家電店の店頭で
聞いてみればいいかな。
***
現状で、売っている音声認識ソフトの
操作性について、ググって見ました。
全体的に言って、いまひとつ使い勝手は良くないようです。
変換ミスもありますし。
良さそうなので、これ↓
* 従来の音声認識ソフトだと、事前に、自分の声を学習させる必要がありました。ところが、 AmiVoice SP では、事前学習をさせなくても、すぐに音声入力が可能となります。
とこのとです。
わたし、初めて知りましたが、ソフトによっては
個人の音声登録をしないと、認識してくれないようです。
となると、多人数の会議では使えませんよね。
お値段、15,540円。
公式サイトでの注意。
* 音声ファイルからの書き起こしについて
口元とマイクの距離が5cm以内で録音した音声で、かつ、はっきりとした音声であることが条件となります。複数の会議および講演会などで、マイクの距離が遠い場合、認識することができません。個人の方が、メモ代わりに外部録音機器などに録音して、あとで文字化するイメージとなります。録音する際には、録音モードを高品質に設定して録音してください。複数の会議および講演会など、マイクの距離が遠い環境下で録音された音声ファイルを文字化する場合、録音した音声を聞きながら、へッドセットマイクなどに向かって復唱することになります。
***
…なんだ、結局、微妙に使い勝手が悪そう。
会議では、マイクのように、発言者の元へと
ICレコーダーを回してはいます、いますが。
発言が活発になるときは、ちょっと離れた位置で
(会議室の向こうとこちらで)
ICレコーダーが回りきらないときもあるし。
たまに、声の小さい方もいるし。
あ、それはiPadでも同じかぁ。
メンバーの負担にならずに、効率よく、早く
議事録を作成し、おたよりを出す方法。
<その2>
に続きます。
私がかつて所属していたPTA本部でも代表委員会(≒運営委員会)の時に書記の方がカセットテープレコーダー(!!)で録音して(笑)、逐語文字起こししていました。マイクを回すわけじゃなくて、教室の隅のほうに設置したそれ程大きくも無いレコーダーの内蔵マイクで録音していたんですよ。
で、私としては、月に一回近くも開催される会議で、逐語文字起こしの議事録は無駄じゃないかと思ってました。
知り合いの方の職場の会議では、書記は、その場で要点をメモしていって、最後に全員に回して承認を得ていたそうです。
また、私が、とある委員会で副委員長をしていた時は、委員長が司会をして意見を募っている間に、どんどん板書して、議論を可視化することを目指していました。目的がハッキリしている委員会だったからやりやすかったと思いますが、話のループを避けることも出来ますし、全員が見ている前で、議事録が完成していくので、良いのではないかと思います。
逐語のテープ起こしは、言葉の微妙なニュアンスを大切にする場合には必要と思われますが、月一でやる、しかも行事の段取りなどの事務的な話しをしている際にはやらなくても良い方向にして、書記の負担を減らして行く方向が良いのではないかと思います。
(でも、現役の時は、自分は会計でしたし、そういう提案はできなかったのですが…汗)
コメントありがとうございます!
会議での板書、頭にありませんでした。いいですね。会議室にせっかくホワイトボードがあることですし。使わなくては、損、損。
まぁ、わたしが経験した範囲の運営委員会ですと、議論がループすることもなかったのですが…皆で、話したことがその場で確認できることの意味は大きそうです。
>逐語のテープ起こしは、言葉の微妙なニュアンスを大切にする場合には必要と思われますが
逐語のテープ起こし、作業分担する上で必要だった経緯もありますが、出来るだけ省略化したいです。だって、せっかくテープ起こししても、バッサリ要約の結果、そのニュアンスは抜け落ちてしまうんですもの。
要約は、わたしなどがすると、残したいニュアンスが他の方と明らかに違う現象が起きたりもします。
例えば、校長先生の話の中で、2/29の雪、中休みで雪合戦を許可したエピソードと、子どもたちの経験が足りないので至近距離から雪玉投げてハラハラしたこと、お母さん、服汚してきたお子さん怒ったりしなかったでしょうね!?(会場笑)、という一こまがありました。
わたしなどは、これ、削りたくないんです。でも、今回要約を担当した書記は、バッサリ、でした。なかなか難しい問題です。
ちょっとしたこぼれ話みたいなことを書くコラムのコーナーみたいなものがあると和みそうですよね。
でも、議事録にはその余裕は無いかしら…?
今、『PTA読本』(S23)を見直していたら、『書記は会議で議事録を朗読し、承認を受けた記録を整理して保管するほか、…』という文章がP45に。よろしかったらこれもご参考になさってください。人数が多いと、全員に回すのは難しいですものね。
何度もお邪魔してしまって済みません!
そうなんですよね。ああいう話があると、親しみが湧きますもの。
それ以上に、「子どもたちの経験が足りない」、「服汚してきたお子さん怒ったりしなかったでしょうね!?」というのは、小学生の子育て上、重要なヒントを示唆していると、児童発達心理学をかじったわたしは重要視してしまうのです。
>でも、議事録にはその余裕は無いかしら…?
まとめる人のセンス次第、が我が校の現状です。とほほ。わたしがもしも、まとめ担当でしたら、入れてました~
『PTA読本』の議事録の扱いの話、重要なヒントをお示し下さりありがとうございます。前回の議事録を示して皆で承認、これ、大事ですね。時間が掛かるのが難点ですが。
それより、我が校の承認方法が「拍手」オンリーで超お手軽な方向なのが気になります。
一回、挙手で承認、無記名投票で承認、という方法もありますよ~と最後の機会に提案したのですが、どうしても通したい案件だったようで、拍手承認に流れてましたもの(苦笑)