そよかぜ日記

山への思いや毎日のちょっとした出来事を書き記します

夏らしい空は思い出させる

2011年07月29日 | 徒然
台風後、夏休みだというのに、空はなんだか不安定だった。
でも、本日の空はすっかとしたブルー。

今見る空も夕焼けがきれいだ。

幼いころは毎日こんな空だったような気がする。
それは気がするだけで、ありえない話だけど。

山の端が赤く染まり、シルエットになっていく。
やがて星が瞬き始める。

石を投げると、昼間のそれとは違う港があった。
夜光虫が光り、消える。

懐中電灯で照らすと、底にはガサゴソと動くカニがいた。
スッと逃げる魚もいる。

岸壁に腰かけて大人たちは夕涼みをしていた。
子どもたちは大人のいる時間は外にいることを許されていた。

みんなで花火をしたり、紙ヒコーキをとばしたり・・・
夕方は社交場だった。

今日の空を見ていたら、のんびり過ごした夏休みを思い出した。
でも、今はそんな光景はどこにもない。

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