自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

オニバス

2014-09-29 18:23:44 | Weblog
昨年新聞で知り、最近思いだしもう終わったかと回り道してハス観察。
このオニバス、最近はやりの海外産かと思いきやれっきとした歴史を持つ日本育ち。
平安時代の女流作家清少納言は枕草子の中で恐ろしげなるもの「みずふぶき」と紹介している。
水の中に生えている蕗とでも言いたいのだろう。ハハハスの話はいとおかし。

私が住む町福山市神辺町 道上地区の池に群生している。


鴨が浮草のようなものの上で休んでいる

沈まない

こちら昼間から睡眠


サギの仲間も真似している。
オニバスは絶滅危惧種Ⅱ類の貴重な植物。これ鷺の話ではない。




こうして池を見まわせば葉葉は64枚ありそうだ。ハイ、葉っぱは64枚です。
ネットで調べると花は7月から8月頃が多く咲くようだがもうおしまいか?
ワンずれのおじさんに花はいつごろ咲きますかと尋ねると
そこ、そこ、あっちにも、こっちにも葉を破って花がでてきているよ。


オニバスは仲間との生存競争で負けると
葉が腐って行く



沢山花径が立ちあがっている



遊び疲れた鳥たちは岸に上げっている


 

葉っぱに蛙


蛙がでてきたからカエル準備


夕日がイケメンを赤く染める


私も昔はそう呼ばれていた気がする。

今日の取材はこれでお終い。

堂々川のヒガンバナもいつまでも引っ張るわけにはいかない。


5番砂留上流東側の土手


ここらで終わりの宣言をしなくてはならない。
だが完全に終わったわけではない。
ヒマと時間がある方はどうぞ!

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7 コメント

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Unknown (ディック)
2014-09-29 22:27:26
オニバス! 大きな葉ですねぇ。
熱帯のオオオニバス以外にも、日本にオニバスなるものが平安時代からあったとは、まったく知りませんでした。
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 (和三郎)
2014-09-30 04:25:33
オオオニバスというのは
このオニバスより大きかったから
そういう和名になったのか?
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オニバス (かなこ)
2014-09-30 10:36:23
自然を尋ねる人さん今日は。
オニバスは在来種だったのですね。
兵庫県の相生の池に見に行ってことがありますが そう言えば在来種だったからですね。

オオオニバスの葉の淵は立ち上がっていて人も乗ることが出来るほどに育ち今治の公園で見たことがあります。

今回違いがはっきりしてスッキリしました。

ヒガンバナもそろそろですね。
ご苦労様でした。
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Unknown (みさと64)
2014-09-30 19:40:10
こんばんは。
自慢の堂々川砂留があり、そこではホタルが蘇り、
そして周辺にはヒガンバナが咲き乱れ、
絶滅危惧種のオニバスが咲くという神辺町・・・
自然さんが暮らすこの町には、
尋ね歩かねばならない素晴らしい自然がいっぱいですねぇ~
オニバスの花が咲いたら、その時にはまた池を訪ねて取材をお願いしますね。
楽しみにしています♪
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オニバス青空鑑賞会 (uke-en)
2014-09-30 20:39:20
子どもの頃、オニバスは近辺の池でも見たような気が
しますが、実が食べらられるものでもないので、ハッキ
リとは覚えていません。
オオオニバスなら子どもを乗せるようなイベントもでき
そうですが、池の近くに駐車場所があり、土産物屋さ
ん、お食事処など人が来て喜んでもらえるようなこと
があるなら、薀蓄を傾けられる口演!会はいかがでし
ょう。
撮影のため池に入る方もないでしょうし・・・^O^
しかし、この葉をさわると痛そう。
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オニバス (kogamo)
2014-10-01 20:29:20
こんばんは。
こちらでも保護しているオニバスの池があります。
お盆の頃に見に行くと、赤紫色の花が葉の上に乗っかるように咲いて可愛らしいです。
あのトゲトゲの凄い葉にカルガモが良く乗っかるものだと感心してしまいます。
アオサギが乗ると、重量オーバーで沈んでしまいそうですね(笑)
夕日の風景が、幻想的で素敵ですね。
夏の間、精一杯葉を広げて花を咲かせたと思いますが、やがて枯れてしまうのは一抹の寂しさを感じますね。
来年は、もう少し早い時期に取材にお出かけください。(^.^)
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Unknown (縄文人)
2014-10-02 08:23:47
オニバスを見せてもらいました。
御伽噺の一寸法師ならこの上に乗り、池でお遊びが・・・・・・・・・?
近くの水元公園にもあるという話は聞いていますが、
未だ見ていません。
これを契機に、一走りしてみようか。
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