自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

地域の大切なもの

2015-03-31 14:15:57 | Weblog
桜・桃・スモモ・アンズ・アーモンド知ってる果樹が
昨日からあっという間に開花した。動くだけで暑い日である。
天気予報では4月1日以降雨模様、昨日の水温が15.5℃
ソメイヨシノが開花したすぐ後の夜から源氏ボタルの幼虫は
光りながら水を離れて陸に登る。潜る土がなければ15mも這う。
早ければ水温や桜の開花の条件から見て我が地では明日の夜と予想。


水温14度超え、ホタルは上陸


本日の朝日新聞備後版にカスミサンショウウオの記事が掲載された。


カスミの卵嚢
中で動いているものもいる

卵が白くなり受精していないのもいる


カスミのおかげで山歩きをかなりした。よって運動不足等はない。

さて、29日は堂々川ホタル同好会の3月の定例会。
4月19日に菅茶山記念館主催のポエムハイクが開催される。
井原線御領駅スタート、終着の約6kmの山歩き。
つつじや若葉が綺麗そして御領の歴史・名所が見られるハイキングである。
これに「御領のロマンを蘇らせる会」が協賛して開催されることになった。
もちろん御領のロマンとくれば堂々川ホタル同好会を中心にした4団体が
コラボして構成している。
山の上から御領遺跡が見え、
卑弥呼時代の大型船が描かれた土器の発掘現場が山上からみられる。
山の整備の状況

古墳が山の斜面1列に登る構図は全国でも珍しい


しかし、下方の藪が邪魔して見えにくい。


笹を刈り取る


副会長と監査の役員が呼んでいる。


新しい古墳の発見の際の光景である


この古墳発見では別の成果が上がる。斜面を4つの古墳が登るが1番下の
左に1基発見されたことで別の景色に変わった。
又景観を写真撮りが良いようにすぐ手前の高台の草木を刈る。


ここからのカメラアングル良いと思う


ただこの場所、私が草刈り時足元が陥没したので注意が必要。
経験者語るの談話故当日は特に注意して欲しい。

会の作業解散した後、
副会長2人ともう3年も探している淀ケ池獅子渡り谷砂留を探すことにした。


山へ足を踏み入れたすぐに発見



江戸時代に築造された砂防


3人で1時間ほど整備した。
約19年ぶりに日の目を見た砂留
興味のある人には宝だがそこに住む猪(猪が多いからここは獅子渡り谷と呼ぶ)
や兎、はたまたトンビにカラスにミサゴにはただの石垣としか映らない。


1番砂留脇


同じ29日大原池水利組合も奉仕作業を行った。
以前は堂々川の下流は本気で整備していたが山の中の本流は知らんぷり
でも、会の役員がこちらのトップになったら内容が変わって来ている。
この川が地域の宝であることを認識した人が出た。
こうした活動が地域を上げて不法投棄がすくなる運動に進めば良いが?

徒然蝶

2015-03-28 21:19:46 | Weblog
どこで間違ったかわからないが忙しい。
午前中、ある記者さんの紹介で広島県絶滅危惧認定の方が堂々川へ来訪。
広島県東部ではカスミサンショウウオの生息確認が少ない。
調査に協力して欲しいと言われるといやでもハイと答えてしまう人がいる。
がそのおかげで又新しい知識を習得した。
カスミが住む場所へ案内、5ヶ所を探索した。
断わっておくが堂々川本流には住んでいない。






5箇所の内3ヶ所で発見、メス親に換算して13匹分を発見。
親は見つからなかった。おやおやの駄洒落は使えない。
さすがプロの方だ。私が見のがしていた所でも見つける。
彼らの生息域、習性、絶滅に向かっている理由等教わった。
1昨年見つけた場所へ車で6分程移動した。西清水川。
カスミはカスミの彼方らしく見つからなかったがホタルの幼虫を発見。


もういつ上陸してもおかしくない


(ホタルの知識を一つ・・ホタルの胴体の部分に白い足のようなものが
見えるがこれが「えら」である。このエラ8x2あるが川の流れがないと
酸素の取り入れが出来ないと言われている)
次の雨の降る夜19時過ぎには上陸を開始するだろう。

カスミの仕事は9時から12時で終了。

お昼14時から私がお願した歴史探索がある。
蝶と一緒に行くことにしていたがカメラが手元から落ちてレンズが壊れた。



シャッターが切れない。と言うわけで蝶はあきらめた。
山の中も春、春ランが咲いていた。
ランラン気分のはずがレンズの事で憂鬱である。


鶯が鳴く。カメラを向けたらシャッターが切れた
でもピンボケ

レンズををたたいたら春ランは撮れた


岡山県と広島県の境、つまり備後と備中の境
山の中ではあるが尾根上にある石に国堺と刻印がしてある。
それも3個の石に!




そしてこの場には冬至の朝にみられる太陽、この割れ目から光りが登る。


この裏側にはお月信仰の月が刻印してある


忙しいことだ。徒然ならのんびりが相場だが今回は結構忙しい。
案内していただいたのは「消渇神社」


一人でここまで来いと言われても
多分無理だと思う山の中


消渇神社。消渇とはよくわからない。
糖尿病の事とか婦人病の事とかよくわからない。
しかし、御利益があるのだろう多くの人が訪ねるという。


この案内板を見て欲しい

昭和20年以降名前を変えていた証拠が残る
鳥居に刻まれた名前消してある


案内板をよく見ると藤井能登守皓玄の名がでる。
我が地の神辺城を杉原盛重から瞬間的に謀反を起こし乗っ取った武士だ。
下剋上の時代か!杉原理興の旧臣であった。

のんびりのはずがかなり急いだ4時間だった。


我がテリトリーまで帰った時には
夕日が山なみに沈もうとしていた


本日のように1日を徒然となずけた意味は何であったのだろうか。
疲れたが充実していた1日であった。

蛍のコンサル

2015-03-25 10:02:30 | Weblog
3月25日霜の朝、当たらなくてもよい天気予報が当たったため寒い。
前回白木蓮の開花と寒さの記事を書いたがその通りになる。


今朝霜が降っていた

白木蓮の花が茶色になる


奈良のお水取りとか白木蓮とか事例による特異日はあるものだ。
昨年は外れたが!
昨日、ホタルの事を教えて欲しいとお隣の学区の方が来訪される。
忙しいのでコンサル業は仲介者を通し御断りを入れていたが
彼が同好会の会員だから断れない。


4名が堂々川で最初の
ビオトープの場を視察される


昨年11月からすでに2つの地域の要望でコンサルのような事を始めている。
過去を振り返ればすでに5件もの取り組みにかかわっている。
失敗もあった。
指導の途中、幼虫欲しさに福山の名門地区に鞍替えした団体や
我が会に入会約束をしながら参加しない団体はこちらから遠慮した。
無償援助なのに義理を破る所はこちらから遠ざかった。
どちらも、もう5年近く経つがホタルは飛んでいないようだ。
さて、すでにブログのネタになった団体


事務局が頑張っている



蛍が飛んでいた場所

飛ぶだろうと予測した場所

餌の状況


5月に「マッサン」でおなじみの竹原から堂々川を視察に来られる団体がある。


町おこしの一環か

この場ではホタルは飛ぶだろう


現在50ページ強の冊子に出来るパワーポイントを作っているが
まだまだ沢山のデータを集めたい。
お隣の町加茂町でホタルが飛ぶ地域を訪ねて見た。






ホタルが飛ぶ条件「どんどん」がある。
どんどん(=水が落下する場)は水が酸素を取り入れる。
この場所には源氏ボタルの餌(カワニナ)が沢山生息している。
何故か?わからないがホタルが良く飛ぶ所には竹藪がある。


少し先に竹藪


地元の人にあの付近はホタルが沢山飛ぶかと尋ねると
ここらあたりでは1番多いと言われた。

今回紹介の4地域、どこも山寄せか山の中の小川で急流ではないが
適当な流れがあり、どんどんがある。
冬は凍ることはあっても、夏場の川の水が27℃を越えることはない。

広島県ではもうすぐソメイヨシノが咲く。
花が咲いた最初の雨の夜から(その頃水温が14℃前後になる)
ホタルの幼虫は陸に登り、蛹になる。

多くの人がホタルの事で問い合わせを戴けるまでになった。
まだまだ沢山のホタルが飛ぶ場所を調査して
経験値を積み上げ困っている人に助言をしたい。
と言うことからホタルコンサルの看板を掲げたのであります。

堂々川ホタルのPR
12年前1ヶ所で20匹弱のホタルが飛んだ時から昨年には
砂留がある800m間すべての場所でホタルが飛んだ実績を持つ。

春が来た

2015-03-22 21:49:04 | Weblog
3月20日小学校で卒業式があった。
ご案内を戴いたので参加した。
校長室の前に掲示してあるパネルにウルウル


よく見れば堂々川の皆さん・・
郷土環境保護・美化活動・ふるさと学習


式の前から眼がしらが濡れる。


会場へ


多分校長先生のご配慮。でも今朝(22日)の新聞ではその校長も転勤される。
ご協力感謝。
お昼からは某新聞社さん依頼で春の生き物探索につきあう。


絶滅危惧Ⅱ類のカスミサンショウウオの卵
ここは4匹のメスが産卵か


負けませんと蛙が登場


アマガエル


速いスピードで飛び回る「ルリタテハ」


休憩


人間様もお引っ越しらしい


ビデオテープ500本強


人の懐を計算しても何の足しのもならないがテープ式の時代もの
安くても2000円は下らない。
ウーン¥1,000,000
よく山の中へ捨ててくれたなー。
処分させてもらってありがとう。ホタルの会員と警察の方お疲れ様。
捨てた人かなりの罰金を覚悟。

話は変わって暑いくらいの日が続き白木蓮が花を開いた。
毎年記事にするがこの花が咲くと霜が降るほど寒くなる。
今年はどうなるか?


白い花が咲いた


他の花も負けまいと彩りを変えて咲きだした。


スモモ

アンズ


緋寒桜の満開も見ごたえがある。




派手ではないが藪椿


可憐だが


昔から嫌いな人が多い花だ。
アー春が来た。
でも、一緒に活動をし、成果を上げさせて貰った中条・御野両校の校長先生
御二人とも転勤になるのは少し意地悪すぎる春の珍事
いや人事ではないでしょうか。教育委員会どの!
私も堂々川ホタル同好会の事務局を卒業したい気持ちだ。

学びの1日

2015-03-20 22:08:48 | Weblog
4月から始まる福山市100周年のイベントを行うために
出来るだけ多くの知識を得たいから三次風土記の丘まで旅した。
我が地から約2時間、22日には無料高速道路が全通し
尾道~松江までが大幅に時間短縮になる。
多分今回の旅も短縮になるはずだが今回災害展は22日で終わる。
終わりと始めが同時だと混雑が予想されるから暇な内に役員5人が出かけた。


風土記の丘

広島の災害・防災展
堂々川の資料が3点がある


お昼休みなのに学芸課長御自ら説明してくださった。


出土品から広島県の文化を3つに分ける図


我が地神辺の出土品がなぜこの地にあるのか疑問を持ちながら






神辺亀山古墳から出土している品を見る。
ちなみに神辺にも歴史民俗資料館はある。


説明を聞けばなるほどと思うが



国府跡
国分寺の南に方八町と言うところがあり
ここが国府跡と言う説あり


どうもごまかされている気がしてならない。
そもそもなぜ風土記の丘がこの地にあるのか。
古墳の数だけ見れば三次がはるかに多い。
しかし個人塚レベルと我が地は家族塚レベル人の数なら
断然神辺なのだがどうも当時の町の文化財保護のレベルが
貧弱だった気がしてならない。国府についてもしかり!
今頃我々の素人仲間が調べた古墳数が県登録数の倍になってきた。
いかにひと昔、ふた昔の政策がこの部分ではだめだったかわかる。
そんな男の独り言を聞いても仕方がないからこの地に来たのが幸い
彼岸花広島県イチの里、ユキワリイチゲの里等自然探索を始める。


吉舎町辻、馬洗川河川敷
画家奥田玄宗実家付近


こうして見ると約600坪ぐらいと感じられる。
我が地は800m、
もしかしたら株数を見れば堂々川の勝ち、イロハ我が地は12色
ここは赤単色、負けているのは一株の数。
やっぱり20年対5年の差はどうして勝てない要素のようだ。
勝った負けた辛勝ったは秋まで延ばすことにする。

参加した一人がユキワリイチゲの里があるから寄ろうと言い
車の方向を変えた。


安田の里


案内板にも書いてあったが太陽が顔を出している時でないと花は開かない。




午前中は雨だった。15時過ぎからお日様の顔を見たが着いたのが16時過ぎ。
残念ながら証拠写真だけを貰って帰ったのであります。


春は巡る

2015-03-18 15:25:41 | Weblog
この世には悪い人は多い。
例えば不法投棄


大量のHビデオテープ


難関場所を乗り越えて人の見えない所まで山を登り捨てている。
山の木を伐採して必要部分だけを持ち帰る。枝は付近に放置してある。


この枝を神様に祭るのでは神も迷惑


砂防の強度不足を修理する為の工事


ドロドロの川底
作業しやすいようにセメントを撒く


撒いた後処理しないで水を川下に流す。


セメン交じりの泥水

川底に堆積


苦情を申し込んだら水質検査では異常がないと返事。

堆積したセメント混じりの土はどうする?
撤去すると回答あり。
この頃、川下の5ポイントで生物の生息調査をした。
ホタルの幼虫1匹も確認できず。ヘビトンボ1匹のみ確認。
川エビ見えず、カワニナわずか這った後が残っていた。
その後対策がうたれたようだ。


工事は進んでいる


流れる水も底が見えるまで回復。淵の部分は濁りもある。

川の生き物たち痛められても少しずつ戻って来ている。
3月17日ホタルの幼虫1匹確認、ヘビトンボの幼虫も1匹確認
カワニナは100以上確認できた


源氏の幼虫 ホタルは強い虫だった


日本赤蛙の卵、本流部分は卵で死んだものが多かったが
支流には1000匹を超すオタマジャクシが見つかった。




看板を設置してみたが近くでヒガンバナの球根1球
掘り取られている。猪か人間か?
猪は球根を掘り食べることはしない。なら・・・


取るなと書いては見たが


悪い奴には効果はないようだ。
今後しばらくの間、黙って見回りを続けてみる。

新しい春は巡ってくるのに
心の新しく変わった部分は来ないのだろうか。

蝶談義の続き





蝶の分別は難しい。

歴史にかぶれて

2015-03-14 20:59:28 | Weblog
ポカポカ陽気につられて蝶が飛び始めた。
歴史に向かって一目散
我が頭も多少馬の字の付く方へ向かっている。




今年初見の蝶
我がブログ友、何が気に入らないのかそれとも病か
天照大神同様天岩戸に隠れてしまったか。
蝶を飛ばせば帰って来てくれると信じて飛ばしたがそこは昔の古事記の世界
古すぎて信用が置けない部分もある。

本題に帰って
最近私は歴史に魅せられて「御領の古代ロマンを蘇らせる会」を結成して
福山市100周年イベントに申請したり、御野公民館の「御野村郷土塾」の
講師を引き受けて1年間先生役を務めることにした。
よせばよかったともう反省の領域に入っている。
神辺には神辺歴史民俗資料館が山の上にある。


堂々川の南側正面の山の中腹にある


そこに邪馬台国時代、別名卑弥呼時代の大型船が
描かれている壺の片が展示してある。
現状では日本最古の大型船の絵であり、
奈良とか東京で展示の可能性がある代物。
この講演を聞いたが写真がNGにつき画像はない。


案内のチラシ

会場の天井
今日は真面目な聴衆でした


昨年の1月御領遺跡第7次調査で発掘されたようだ。
これで終わりとは愛想なしでさみしいから神辺城を紹介する。


お城の案内板


お城の史跡






二の丸

本丸


神辺城は徳川家康の従兄水野勝成が入城後徳川家康と
相談し江戸城と同じように海のほとりにお城を築き移転した。
このお城の場内に現在の山陽本線・新幹線の福山駅がある。
昭和20年米軍の焼夷弾攻撃で
焼失したが現在でも神辺城から移設した建物が1部残っている。

今後当分歴史記事が多くなることをお許しください。

神辺歴史民俗資料館のロビーにあった松ヤニを取っていた松の木が展示してある。


御領の八丈岩付近にあったものらしい。


古代ロマンを蘇らせる会が「古墳の丘」と命名する予定の丘に
1本だけ枯れた松が残っており、その松に松ヤニを採取した跡が残っている。


保存するかどうか今後会で検討する予定


文化財を粗末にしている現代人がいる。
それに立ち向かおうとしているボランティア頑張らなくては!


冬と春の交流

2015-03-11 20:57:44 | Weblog
奈良のお水取りの前後一時的に冬型になる特異日
残念ながら今年も当たってしまつた。
 昨日から雪が舞い寒い。


雪が降る


雪は降っても春は太陽の日差しを感じて一歩一歩進んでいく。
三浦半島の方では川津桜が咲いている。
さて、福山市の片田舎でも川津桜が微笑んでくれる。


雨の名残を残す水滴がぽつりと落ちた


続いて別の桜


寒緋桜

大島桜か川津桜か不明


藪椿も満開


落ちる花に手を焼く


スモモも蕾が白くなる




水仙も遅れながら花を咲かせる。
推薦するかしないか迷いながら花びらを覗いてみた。




香りはしなかったがこちらは香る。


白花沈丁花


香りなら負けてはいられないとニオイウチワが咲く準備。



もうすぐ暖かくなり春もよう。
ホタルの幼虫も水から離れ陸で蛹になる。
それから約60日初夏になると黄色い光りが舞う。
願望は別にして春はもうすぐ!
でもソメイヨシノが咲く頃、花冷えで寒くなる日もあるだろう。

春3月7日

2015-03-09 11:10:11 | Weblog
弥生3月今日も雨だった。
下御領生産森林組合が主催するシイタケ植栽教室
地域の皆さんを募集して原木栽培の実地講習を行った。
9時30分頃からポツリポツリの雨。
準備が整った所へ参加の皆さんが到着。参加者40名強。


組合の管理地内四季の森
準備完了


まだ我慢できる春雨
(春雨じゃこのまま濡れて学ぼうと言う人も数人いる)


組合長挨拶
植栽方法注意の指導が続き



ドリルを使って穴あけ。(シイタケ穴あけ専用ドリルの刃がある)




シイタケの駒(菌に感染させたもの)
PRをしたくないがこのメーカーがトップらしい。
つい最近ブログ友より徳島県が生産シェアーでは
県別トップと教えてもらった。





明けた穴に駒を打ちこむ


11時になったので
途中ではあるが組合長の許可を取りこの場を辞した。

そしてお昼からある大学の先生と雑談をして会場入り。


古墳の話


講演の一部を紹介すると
以前も紹介したが広島県重要文化財指定の迫山古墳


この古墳は
堂々川の一番砂留のすぐ西の山頂にある


なぜ県重文か
よくはわからないが出土品が素晴らしいとか


出土品
神辺歴史民俗資料館に保管展示されている


古墳時代の長の家族墓
この一帯では最高の支配者?
吉備王朝の流れがあるようだから岡山県の総社当たりの支配者と
交流があり影響を受けているらしい。

又話は変わって土石流について
変わった話題と認識して紹介する
広島の昨年の土砂災害
その中の一つにこの地域がある。
名前は団地造成時以前にすでに変更されているが!




地名からすると蛇とかいじわる谷とかの名があるから
昔からこの地域は土砂災害が多かったのだろう。
この説は講演者のものではなくこのブログを書く人間が調査
と経験から発言している内容である。

講演が終わると天気予報では曇りまたは晴れのはずがまだ降っている。
先日の朝日新聞記事を見られた四人ずれが是非と言われて来訪された古墳見物
山の中ではあるが御案内した。


岡山市北区から来訪
雨でまさ土地盤のため登るのは次回にした


大新聞の影響は大きい。もし私の顔がわからなかったらと心配され
新聞を半ページを持参されていた。

ありがたい、
福山市一〇〇周年イベントが四月から始まるがもう現地は春が来た。

今日も堂々川

2015-03-06 20:56:08 | Weblog
5日小学校から招待を受け6年生の発表会を聞く。
この小学校は2学期の総合学習で「堂々川を究める」というテーマに取り組んでくれた。
地域と学校のつながりで学習をしている。


5日発表のレジメ


学校により同じことを話してもとらえ方は違う。
御野小の内容は


砂留


なぜ必要かを紙にかいて示す


よくわかる
話してないことも調べている
それが正しいか間違いかは別問題


堂々川の自然もきっちり確認、ヒガンバナを何で植えるかも理解


ホタル

ヒガンバナの色をクイズに


御領の民話もバッチリ入る


鬼伝説


一夜明けた6日 神辺ライオンズクラブが主催する神辺9ヶ所の史跡巡り
神辺の6小学校の6年生を招待して開催。
ふる里を忘れないようにと毎年卒業前のこの時期に、今年で41回目

この場を説明される方がやりにくいだろうと例年遠慮している。


この看板を撮った後、別の作業か家に帰っている


が今年は何か変な経験をNHKさんにさせてもらっている。
朝9時から(風が冷たい)6番砂留に小学生が入れかわりバスで来訪
後ろに立ち聞いている。(これ指示)





先生らしい大人が砂留の構造に対して質問した。
砂留の構造説明で石積みが水が受ける側と出る側にあるがなぜか?
どちらか一方だけのものはないかと聞かれた。
説明者はかなり悩まれたがついに振って来られた。
皆が後ろを振り向く。何で私が・・
仕方がないので答えた。
西隣の深水に古砂留があるがそこは斜面構造で片側だけと答えた。
わかりましたと言ってもらえ一安心。
(ライオンズの方は砂留と理解していなかったと)
まさかこれどっきりではないだろう?(テレビの見過ぎ)
そこまでエヌエッチさんは悪くないか!。

ある先生、自分で足を出しここまで来て下を見るように指示している。


あのうここは13.3mの高さがあるのですが


生徒は聞こえたのだろう。高いと言う。
先生は卒業アルバムにのせるのだからと説明している。
その場もカメラは砂留の4段目ぐらい下から撮影。
カメラマンの方が怖いと思う。
ちなみに私は砂留にかかっているゴミを拾いあげた。
その場をカメラはとらえていたらしいが
映像にして電波を飛ばさないで! 真似する子供がいるかもしれないから!