遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

大森孝夫・静 絵画展

2017-07-04 08:35:31 | 日記
平成29年7月4日(火)

リリオと静の物語



7月2日(日)、名古屋栄に在る「ギャラリー彩」へ
出掛けました。



私の句仲間の静さんが、昨年5月に逝去された旦那様
孝夫さんとの二人の絵画展です。
書道家の旦那様は、趣味でイラスト画を描かれ、
亦、静さんは名古屋高年大学(鯱城学園)美術コース
で絵画を学ばれ、以降20数年、海外旅行をしながら
絵を描き、仲間との展示会で毎年発表されています。

今年に入り脚を骨折、現在入院、リハビリ中ですが、
娘さんが、静さんの意を受け継ぎ、ご両親の絵画展を
開かれた様です。







会場を訪れて驚いたのは、静さんの絵が今までの作品
と異なり、大胆でとてもきれいな色彩の絵が並び、、
日展、他の美術展でみる様な見事な作品です、、。






昨年までの、仲間との展示に見る風景画等とは違い、
まるで仏の画家「アンリ・マチス」を思わせる様な
単純な線のタッチと色彩、大胆な構図の作品です。
驚きに目を見張ります、、、。

マチスの「赤のハーモニー」

マチスの「ダンス」

会場を案内してくれた、娘さんにお話しを聞くと
「鯱城学園OB仲間との絵画展では、仲間同士の限られ
た作品ですが、私自身も保管されていた母の絵に随分
驚かされました、、、、。」





会場の奥には、旦那様の絵ハガキ大のイラスト画が展示
されています。
こちらは、次回い紹介します。


今日の1句(俳人の名句)

描きて赤き夏の巴里をかなしめる     石田 波郷

インデアン仮面白夜の町に買ふ      古賀まり子