遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

沈丁花

2017-03-13 14:52:34 | 日記
沈丁の散歩道

平成29年3月13日(月

仲春、寒さと温かさが交互につづき、少しずつ
日も永くなり春の気配が見え始めるこの頃です。


カミさんと買い物を兼ねて散歩に出かけるのが
日課となりました。

花壇の沈丁花

庭先の沈丁花

ご近所の庭先で、或いは街路の花壇等で、白色
や紫紅色の小さな球状の花を咲かせて、辺り一
面に心地よい芳香を漂わせる、沈丁の花が一斉
に咲いて居りました。



カミさんの具合も大部良くなり、リハビリに
出掛ける貌もどこが楽し気です。
もう、すっかり春ですネー、、、、、。

沈丁花
(丁字、沈丁、瑞香、芸香、ちょうじぐさ)



中国原産で室町時代に渡来し、庭木として親しまれる。
ジンチョウゲ科常緑低木。高さは1~2m。
葉は互生し、倒披針形で長さ6~8cm、雌雄異株。
3~4月頃、香りの良い花を枝先に10~20個の
球状に咲かせる。外面は紫紅色、内面は白色の肉質
で、四弁に別れ平開。
他に、白一色の物や、斑入りの葉の物もある。


白色の沈丁花

名の由来は、その芳香は沈香に、花(実際は萼、ガク)
は丁字に似ている事から。亦、沈香と丁字の香りを
合わせ持つ事から、言われている様です。

沈香(じんこう)
木質が堅く水に沈む、木材を土中或いは自然に腐敗
させて香料を採る。その中に光沢のある黒色のもの
は「伽羅」として高級品となる。

伽羅 (キャラ)

丁字(英語名:グローブ)
フトモモ科の熱帯常緑高木、花は白色、淡紅色で
香りが強く、蕾を乾燥させて丁香とし、香辛料や
生薬となる。

丁字(グローブ)

亦、果実から油を採り、丁字油となる。

今日の1句

早晨や沈丁の香に呼ばれをり      ヤギ爺

散歩道路地裏の好き沈丁花       ヤギ爺


※早晨:そうしん、早朝、朝早いうち