遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

防災訓練

2017-02-28 14:47:52 | 日記
平成29年2月28日(火)

学区総合避難訓練

訓練で集まる避難者

平成29年2月26日(日)、地元の港楽小学校に於いて
「巨大地震対応の避難訓練」が在りました。
昨年9月に「港区防災の集い」(港小文化劇場)が在り
「家庭の防災教室」と防災に関する講演が催され、
「巨大災害に備える」と題して過去の事例(阪神淡路、
東日本、熊本大地震等)から生き残るためにいかに行動
する力を集結し、価値の共有(教育現場、家庭、行政、
名古屋市や地域の組織)が一体となり、防災、減災作り
をし、これを継続させる事が不可欠である、との講演が
在りました。

体育館にブルーシートを張る

展示パネル等の取付


準備完了

これを踏まえて地元学区の区政協力委員会、防災ボラン
テアが主体となり、港区役所防災担当スタッフの協力を
得て実施されました。

今回は「いかに安全に避難が実行出来るか」を重点に、
学区内の2町内会(港楽南、北部)の方々と他の町内
各5,6名の方々の参加を募り実施されました。
(参加者:280名、スタッフ:90名)

訓練内容
①自宅玄関へ「無事ですカード」(安否確認)を掲示
②隣近所への声掛け(避難の呼び掛け)
③組ごとの安否確認
④避難所への移動

避難者カードの受付

受入れ側(スタッフ)
⑤避難所(今回、小学校)の建物安全確認
⑥避難所のルール作り
⑦避難者名簿の作成、集計
⑧アンケート記入等

展示物
①レスキューセット(救助資材、器具)


②避難所の備蓄品
③熊本地震の被災状況パネル

実施体験


地下式給水栓


①地下式給水栓訓練、説明
②ベランダ仕切り板蹴破り体験
③ノロウイルス疑似嘔吐物処理方法(港保健所)

ノロウイルスの処理方法(保健所)


ダミー人形(砂入りでとても重い)

津波避難訓練では、傷病者や高齢者等の搬送訓練として、
リヤカー搬送、校舎4階迄は簡易タンカを使い傷病者
(訓練ではダミー人形)をスタッフ(4人1組)で搬送。


「避難所の改善について」の講演

後、体育館に集り「避難所の改善について」と題し、
愛知医科大学の佐々木先生から、過去の災害の避難所
のボランテアの様々な経験を基に避難所の改善点を
提案されました。

9時の大津波警報発令から3時間(正午迄)の長時間、
滞りなく無時終了しました。

昨年9月より、何度もその準備(会合等)を重ねて
実施する事になりましたが、
今回の訓練には、港区役所、消防署、港楽小学校、
学区区政協力委員会、防災ボランテア、学区消防団、
愛知医科大学、日産大学の皆さん、2町内会スタッフ
等のご支援、協力がありました。
ご協力に感謝いたします。

今日の1句

親子連れ訓練終へし二月尽      ヤギ爺


二月尽 : 二月の終わり


※スケジュール、反省会については次回に記述します。