ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

データベースからWebや本、雑誌などを自動生成するDB編集の考え方(その1:レイアウト)

2007-02-17 18:52:12 | 土日シリーズ

 土日シリーズで、土曜日に書く、新しいネタとして、こんなのをやってみたいと思います。

 ちょっと前のブログで、雑誌などの自動編集という書き方をしたけど、雑誌だけでなく、Webやチラシ、カタログなど、データベースから自動編集することがあります。
 そのとき、どのように考えていくかのお話です。




■そのまえにまず、レイアウトについて

 そのまえに、用語の説明。
 雑誌でも、本でもチラシでもパンフレットでも、Webでもなんでもそうなんだけど、以下のように、レイアウトというのを考えます。

・まず、ページという概念があります。
 紙なら、1ページって言うのがわかると思います。
 Webでも、ホームページっていうように、1HTMLで開いて見えるのを
 ページとします。

・ページの中にどんなものを、どこに置くかというのを、レイアウトといいます。

・どんなもの?っていうのは、ひとつのまとまった記事とかを、枠で示します。
 枠は四角形とは限りません(雑誌などだと、丸い枠とか、ふきだしの枠もありえます)

・この枠1つ1つを、ここでは、小組(こぐみ)と呼びます。

・この小組のなかに、文字や絵があります。




■具体例

 具体的な例を示します。
 以下のようなページがあったとします。


 このとき(黒い部分が実際の印刷物で赤い部分が説明だとして)、
 長方形の3つ、小組1、小組2、小組3と、
 爆弾マークの小組4は、明らかに、上記の説明でいう小組みです
(上記のケースで、見出しと、場所のようなやつは、小組という人と、言わない人がいる)

 基本的に小組ごとに、仕事を任せて(別の人に同時並行にやってもらってOK)、
それをライブラリに入れておいてもらって(ライブラリは共有する)、最後に、レイアウト上に貼りこんで、仕事を完結させます。

 この一連の作業を自動化するわけです。




■素材について

 小組みの中に、素材となる、文字やデータが入っています。
 (上記の例では、文字、パソコン1個10万円とか書いてあった)

 素材には
   文字データ
   線画データ
   イメージデータ
 の3種類があります。

●文字データは、文字のデータ(テキストデータ)です。
 コードの問題、フォントの問題が発生します。
 なお、文字には、飾り文字というのがあります。

●線画データは、ベクトルデータと呼ばれるもので、絵です。
 ただ、イメージとちがって、どこからどこまで線を引くという書き方をしているので、解像度には関係ありません。イラストレーターの絵(図)などが、それにあたります。

●イメージデータは、写真のデータです
 ドットで表現されます。

1つの小組みの中には、複数の文字、線画、イメージが共存します。
というか、小組みの中に小組みがあったりもします。




■まとめ
こんなかんじ

1つの本、サイト
  +ページ
     →ページのなかに、どのように小組をおくか、「レイアウトする」
   +小組
     →小組のなかに、どのように素材をおくか:決まってることが多い
     +素材
       +文字データ
       +線画データ
       +イメージデータ

 ちなみに、「ページのなかに、どのように小組をおくか」というのを、レイアウトデータと呼びます。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« YouTube自動再生のはてなの「... | トップ | ひろゆき氏が違法ダウンロー... »
最新の画像もっと見る

土日シリーズ」カテゴリの最新記事