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「標準ソフトウエア工学教科書」を作ってみたいと思います その6 2.1 ウォーターフォールモデル

2011-09-18 16:50:37 | 土日シリーズ
シリーズ「標準ソフトウエア工学教科書」を作ってみたいと思います

今回は「2.1 ウォーターフォールモデル」です。




第二章 ソフトウエアプロセスのモデル

2.1 ウォーターフォールモデル

 1.3章で、ソフトウエアプロセスは

  要求分析
  設計
   外部設計
   詳細設計
  実装(プログラミング)
  テスト
   単体テスト
   結合テスト
   総合テスト

 というものがあると書きました。
 では、これを、どのような順番に行っていったらよいでしょうか?
 それが、ソフトウエアプロセスのモデルということになります。

 単純に考えると、「順番にやっていけばよい」ということになります。
 それが、ウォーターフォールモデルです。
 順番にやっていきます。前の工程が終わるまで、あとの工程を行いません。

 この方法、単純でよいのですが(そして今でも使われていますが)、問題もあります。

 大規模なものだと、要求仕様が作成されてから総合テストが終わるまで、何年もかかります。その間に市場環境が変わったり、発注元の事情が変わったりして、修正したくなっても、工程が進んでしまえば、前の工程には戻れない。
 また、後工程になって、この仕様ではできない!と気づいても、前工程には戻れない・・・
 このように、後工程で前工程に戻って修正できないということは、危険がいっぱいになります。この危険性を、抑えるため、

   ・プロトタイプを作って確認する
   ・部分部分作っていく
   ・繰り返し開発していく
   ・やるべきことをバックログとしておき、状況に応じてやっていく

 など、さまざまな改善手法がでてきました。
 ここでは、以降、ウォーターフォールの改善型の手法を見ていくことになります。



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