アスペクト指向でJavaをやる、AspectJをEclipseでやるプラグイン
AJDTについて、インストールと、使い方
■インストール(Eclipseのバージョン3.4の場合)
Eclipseのメニューバーの「ヘルプ}(help)→
「InstallSoftware」とか、「ソフトウエア更新」を選択すると、
ダイアログが出てくるので、「サイトの追加」、
新しく出てきたダイアログで、
http://archive.eclipse.org/tools/ajdt/34/update
を指定すると、Aspect-Jのやつが、元のダイアログに出てくるので、チェックして、
「インストール」
ライセンスのレビューで、「使用条件の条項に同意します」
で、ひたすらインストールするのを待つ(55%くらいがとっても長く、そのあと一気にくる)
なお、Eclipseのバージョンが違う場合は、違うのを入れることになる。
■Aspect-Jの使い方(プロジェクトを作る)
「ファイル」→「新規」→「プロジェクト」
で出てくるダイアログから、「AspectJ」の(それしかなかったら、+ボタンをクリックして、広げて)
「AspectJ Project」をクリック。
次のダイアログでプロジェクト名を入れる。
そんなかんじで、とにかく、最後まで行き、プロジェクトをつくるとき、以下のダイアログがでるかも。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/c8/0c03ba49e09045a16df0ce4d85671d69.jpg)
そしたら、「いいえ」をクリックして、とりあえず無視。
■Aspect-Jの使い方(元ソースを作る)
ふつうに、そのプロジェクトに、クラスを追加し、以下のようにクラスを作成する
public class Sample { public static void main(String[] args) { Sample s = new Sample(); System.out.println(s.hello()); } public String hello() { return "HelloAspectJ"; } }
これを、ふつーに実行すると、当然、"HelloAspectJ"と表示される。
■Aspect-Jの使い方(アスペクト)
そうしたら、パッケージエクスプローラー(左側)で、プロジェクトを選択し、
右クリックで出てくるポップアップダイアログから
「新規」→「その他」を選択、
出てくるダイアログで、「AspectJ」→「Aspect」を選択。
次へをクリックすると、アスペクトのダイアログが出るから、そこに、以下のようにアスペクトを書く
public aspect SampleAspect { pointcut helloCut():execution(public String Sample.hello(..)); before() : helloCut() { System.out.println("Hey!!"); } }
■Aspect-Jの使い方(実行)
ここで、パッケージエクスプローラー(左側)で、プロジェクトを選択し、
右クリックで出てくるポップアップダイアログから
「実行」→「AspectJ/Java Application」を選択すると、
アスペクトがウィーブされて、
Hey!!
HelloAspectJ
(Hey!!が前にはいってる)
と表示される。