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HBaseを読む(6)クイックスタートガイド・必要な条件

2012-08-27 22:04:10 | AI・BigData

NHNカンファレンスでもらったHBaseの本を、ざっと斜め読みして、適当にまとめるシリーズ「HBaseを読む」の続きです。

ちゃんとした情報を知りたい人は、HBaseの本を見てください。

今回から2章。2.1から
今回から、手抜きしていきます。




2章 インストール

■2.1 クイックスタートガイド

・HBaseの動かしかた
  HBaseの最新のリリースをダウンロード
  適当なディレクトリに展開

  cd /usr/local
  tar -zxvf hbase-x.y.z.tar.gz

 インタラクティブシェルを使って、プロンプトにstatusコマンド

  cd /usr/local/hbase-0.91-SNAPSHOT
  bin/start-hbase.sh
  bin/hbase/shell
  status

 ここで実行しているのは、スタンドアロンモード
 デフォルトではすべてのファイルは/tmpに保存

 簡単なテーブルを作成し、データを持つ行追加

  create 'testtable','colfam1'
  list 'testtable'
  put 'testtable','myrow-1','colfam1:q1','value-1'
  put 'testtable','myrow-2','colfam1:q2','value-2'
  put 'testtable','myrow-3','colfam1:q3','value-3'

 追加したデータが取り出せるか確認

  scan 'testtable'

 1行だけ取り出したい

  get 'testtable','myrow-1'

 値の削除
  delete 'testtable','myrow-2','colfam1:q2'

 後片付け:テーブルを利用できなくさせて削除
  disable 'testtable'
  drop 'testtable'

 シェルを終了、コマンドラインに
  exit

 HBase停止

  bin/stop-hbase.sh

※コラム:データディレクトリの設定
 設定ファイルconf/hbase-site.xmlのhbase.rootdir に
 書き込みたいディレクトリを指定
 デフォルトは/tmp/hbase-ユーザー名




■2.2 必要な条件

・2.2.1 ハードウェア
  コモデティハードウェア=サーバー級のマシン

・2.2.1.1 サーバー

<<CPU>>
 推奨スペック
   マスター クワッドコアCPUX2 2.0-2.5GHz
   スレーブ クワッドコアCPUX2 2.0-2.5GHz

<<メモリ>>
 必要量
   マスター 24GB
   スレーブ 24GB以上

<<ディスク>>
 推奨構成
   マスター 4X1TB SATA RAID 0+1
   スレーブ 6X1TB SATA JBOD

※コラム RAIDあるいはJBOD
  スレーブではRAIDを使うべきではない→JBODを使う
  マスターでは、RAID 0+1あるいは1+0
  どちらもディスクはファームウェアベースのRAID

<<筐体>>
 推奨構成
  マスター ギガビットイーサ、デュアルPSU、1Uあるいは2U
  スレーブ ギガビットイーサ、シングルPSU、1Uあるいは2U
  

2.2.1.2 ネットワーク

 ・トラフィックの分散はToRスイッチ
 ・集約はCaS(コアアグリゲーションスイッチ)
 ・必要最小限のポートだけ空けておく
 




次回は、2.2.2から
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