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開発の初めから順番に書いていってみる その89:総合テスト

2007-09-07 18:28:05 | 開発ネタ

 シリーズ「開発の初めから順番に書いていってみる」の続きです。

 設計手順には、要求分析、外部設計、内部詳細設計・プログラミング、単体テスト、結合テスト、総合テスト、運用テスト及び運用とあります。
 (バックナンバーは、ここ http://www.geocities.jp/xmldtp/index_kaihatsu.htm)。

 前回、「結合テスト」ガ終わったので、今回は、総合テストの話です。




■総合テストの内容

 総合テスト、場合によってはシステムテストといいますが、そのやり方は、他のテストと同じです。
 つまり、ここに書いたように、
    テスト仕様書作成
      ↓
    テスト環境構築
      ↓
    テストデータ・ドライバ、スタブ作成
      ↓
     テスト
      ↓
    テスト結果作成



でして、問題は、そのテスト仕様書に挙げる項目の違いでした。




■総合テストに挙げる項目

 総合テストは、要求仕様書にかかれていることが満たされているかを確認します。
 要求仕様書は、機能要件(業務内容)+非機能要件ということになります。
 機能要件は、業務手順に従ってテストすることになります(これは、運用テストに含めているかもしれない)。
 問題は、非機能要件です。

 これは、トランザクション量をしらべたり、ルックアンドフィールの問題だったりなどなどですが、こーいうのは、ソフトウエア品質特性ISO/IEC9126(JIS X 0129-1)なんていうのがあったりします。

 そこには、信頼性、保守性、移植性、効率性、機能性、使用性とあり、さらに細かい区分があります。




■システムテストの例

 とはいえ、これでは、あまりテスト例として???なので、えらい昔の本なのですが、
第一種共通テキスト15 応用システム開発技術
ISBN 4-89078-452-7

の486ページに載っていた、「システムテストのテスト項目」を挙げて置きます。

それは、こんなかんじ。

(1)機能テスト
(2)移行テスト
(3)障害回復テスト
(4)他システムとのインターフェーステスト
(5)負荷テスト
(6)容量テスト
(7)機密保護テスト
(8)構成テスト
(9)操作マニュアルのテスト
(10)使いやすさのテスト

ここでいう、機能テストは、画面からのテストとなっているのですが、これだと、結合になってしまうわけで、ここでは、画面から、要件定義の業務要件に従って。。っていう感じだと思います。トランザクション量のテストは、負荷テストだったりします。




ってなかんじで、総合テストの話はおわりにして、運用テストの話に入ります。


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