こんばんわ。 人事コンサルタント・社会保険労務士 内野光明です。
厚生労働省発表の
「平成24年度個別労働紛争解決制度施行状況」
によると以下内容も前回に引き続きポイントとなります。
■助言・指導申出件数が過去最多
・助言・指導申出件数は、制度施行以来増加傾向にあり、
初めて1万件を超えました。
・あっせん申請件数はやや減少しました。
・助言・指導申出件数は前年度に比べて 773件増加(前年度比8.1%増)し10,363件、
あっせん申請件数は前年度に比べて 463件減少(同7.1%減)し6,047件となっております。
■迅速な対応
・助言・指導は1カ月以内に97.4%、あっせんは2カ月以内に93.8%を処理
〇助言・指導
助言・指導の申出があったものの中で、
平成24年度内に処理したものは10,290件でありました。
この10,290件のうち、9,979件(97.0%)について助言・指導を実施されました。
なお、申出が取り下げられたものは 249件(2.4%)、
手続が打ち切られたものは 43件(0.4%)となっています。
この10,290件のうち、1カ月以内に処理したものは 10,019件(97.4%)であり、
概ね1カ月以内に処理されています。
〇あっせん
あっせんの申請があったものの中で、平成24年度内に処理したものは6,059件です。
この6,059件のうち合意が成立したものは 2,272件(37.5%)、申請人の都合により
取り下げられたものは 363件(6.0%)、
あっせんが打ち切られたものは 3,403件(56.2%)となっています。
打ち切られた3,403件のうち、紛争当事者の一方が不参加であったものは 2,383件(39.3%)。
平成24年度内に処理した6,059件のうち、1カ月以内に処理したものが 3,381件(55.8%)、
1カ月を超えて2カ月以内に処理したものが2,302件(38.0%)であり、
2カ月以内に 5,683件(93.8%)処理されています。
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workup人事コンサルティング
社会保険労務士 内野 光明
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