おはようございます。 東京都北区 人事コンサルタント・社会保険労務士 内野光明です。
先週まで中国に出張しておりました。現地駐在員の方から貴重なお話をお伺いしましたので
以下記載します。
「とにかく同僚の電話での声が大きいのが困る」とは中国駐在員の話。
駐在員が電話していても、その電話が隣の大声でかき消されてしまうそうです。
なぜ、声が大きいのだろうか?
お互いがお互いの言い分を聞かず、話がエスカレートすることが大きな原因らしい・・・。
もちろん一般論であり、職種によっても違いがあるので、
一概には決して言えませんが往々にして中国の方は否を認めたがらないようです。
本当は自分に否があることが分かっているらしいのですが、
その否を何かしらの理屈で正当化しようとする場合が多いようです。
日本人の上司または同僚としては、同じことを繰り返してしまうと困るので
否を認めて欲しいという気持は当たり前の感情です。
頑として認めなくても、日本の駐在員がその否について正当に抗議する姿勢もまた、
相手に伝える術として大切だと、お話くださいました。
日本では、先輩の言うことは絶対だ、という教育を良きにつけ悪しきにつけ
学生時代より部活動等から学んでいきます。
赴任中のストレスとして異文化の違いがありますが、まさにこのような内容が
その一つでしょう。
日本から赴任する際は、先達からこのような話を多く聞くことがストレスに対する
免疫を高めるものと思います。
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workup人事コンサルティング
社会保険労務士 内野 光明
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