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アイヌとワケア考

2015年09月28日 | 歴史を齧ってみる

アイヌにD2が多くみられ、C1がない。

 

と、いうことは、氷河期に大陸から移動して、日本に定住し、

日本本土に南下して、日本全土にアイヌ人が分布していた。

 

そして、C1が、含まれないということから、

ポリネシアか、環太平洋、からわたってきたという母系染色体ミトコンドリア?から

類推すると、

環太平洋、レムリア、ムー大陸あたりから、漂着した人種と、混血してきたと考えられる。

 

和歌山のほうに、ワケアという環太平洋の神(民族?)が流れ着いたという話があり

ワケアから、和歌山という地名が起こったという説がある。

 

ここで、ワケア人種(レムリア人?)とアイヌ人種の混血がおこなわれた。

と、かんがえられる。

 

アイヌ人については、ころっぽっくるなどの伝承からみても、

自然を神とあがめていたし、

ハワイ(環太平洋に残った島として)なども、自然信仰のさかんな国と思える。

 

このあたりの信仰?形態から、無茶には闘争がおきず、

民族がなじんでいったかもしれない。

 

和歌山あたりといえば、どことなく、にぎはやひであろうとおもえてしかたがない。

 

ここに、アジア大陸から、(朝鮮?)から、高天原族が九州にはいってきたのではなかろうか?

 

スサノオというのが、はたして、アイヌの血のものだったか、

高天原族だったかは、わからないが、

 

ここで、高天原でのいさかいをおもうと、

アイヌ人と高天原族との抗争におもえてくる。

 

古事記や日本書記においては、アイヌ族と(ワケア族?がかなりの)という書き方はしていないのは当然の隠蔽であり

スサノオという強大な勢力を囲みこむために、高天原族の一族という隠れ蓑をつかわないと

日本中が天皇への不信をひきおこすための措置であったとおもわれる。

 

出雲の神(上、首長)であった、スサノオがかなりの勢力をもっていて、

これを討ち取ってしまったという考えは当時では、危険思想であろう。

 

そして、奇妙におもうのが、

武塔神といわれたスサノオである。

 

蘇民将来という話がある。

 

東北のほうに遠征にいった武塔神が宿をもとめたとき、

コタン将来は宿をことわって、

蘇民将来が宿をかす。

 

そのお礼に茅の輪を家先にかざっておけば、蘇民将来の子孫として

疱瘡にかからない。

 

と、いうものであるが、

コタン将来、漢字を変換できないが、カムイコタンなどでわかるように、アイヌの言葉であろう。

と、なると、蘇民将来も、うろ覚えでもうしわけないが、

スサノオを「楚」から来たという説もあったと思う。

 

つまり、コタン将来は、未来においてコタン(アイヌ人)とみなす。

蘇民将来は、スサノオ楚民とみなす。

 

と、いうことをいっているわけで、

この言い方をみると、そのころにすでに、アイヌ人(コタン)は、蝦夷の土地に反映をきわめていたということになろうか。

 

ところが、スサノオをアイヌとワケアの混血民族であると考えると

楚民という考えがおかしくなってくる。

 

ここで、登場してくるのがヤマトタケルノミコト大和武尊という人物である。

 

非常にスサノオににている。武尊というのも、武塔神に近い名前である。

 

つまるところ、スサノオは本来、D2C1をもつ純然たる縄文人で、

大陸からやってきた高天原族にその名前ごともちさられたというきがする。

いやあ、なにも、某国が、なんでもかんでも、真似をして、

はてには、パソコンを作ったのは自分であるとか?(たとえば)

こういうつくり話にたけている民族の血があるのはまちがいないきがするので

スサノオの話も上手にくっつけたきがしないでもない。

 

なぜなら、はじめは武塔神だといったものが、帰路になったら、スサノオだと明かす。

というのであるから、実に奇妙であろう。

 

つまり、スサノオには、スケープゴートが存在するということになる。

 

本物のスサノオは出雲大社にまつられ、高天原族の血統が守をしているという。

 

たたりをおそれているとしか思えないさまざまな様式もあるのである。

 

そして、常々、大物主がきになるところで、これが、大国主命の幸魂と奇魂であるわけで、

大国主命というのも、これまた、大きい国の主という通称でもある。

 

つまるところ、大国主命がスサノオであるということになる。

そして、にぎはやひが、最初に降臨していたということであり、

これすらも、スサノオであるといえる。

 

が、まあ、ここは、天磐船ということと、磐という御神体を考慮しておくと、

 

三輪山がにぎはやひであり、三輪を守護するがごとく取り巻く大蛇がスサノオという

考えがなりたってくる。

 

つまるところ、身と和(魂)

 

巳と和で三輪ということになる。

 

そこで、少し不思議な話をきいた。

 

出雲大社の神殿の中の気配をうかがったある能力者が

そこに、蛇のような長い不思議な気を感じたという。

 

ここまで、かけば、スサノオ=大物主であるとおもえてくるのではないのだろうか?

 

そして、にぎはやひというのが、

 

もともとの天孫降臨のことを思えば、アイヌ人とワケア人との混血人の神であったということになってくる。

 

この事実をあからさまにすると、

天皇の地位・存在がおかしくしてしまうことになる。

 

だが、明治天皇がいったというように、政治にかかわらない天皇。

本来の錦の御旗という存在に戻ったというところでも、時代に即して

日本人の心のよりどころになってきている。

 

江戸っ子も3代続けば江戸っ子になる。

と、いうのがあったが、

天皇として、2676?年つづいていて、

いまさら、本当はにぎはやひであるなぞといってもはじまらないし

日本の屋台骨をささえていたのは、天皇にほかならない。

 

金平糖にしろ、中心に芥子の実がなければ金平糖にならないのと同じで

やはり、科学的論拠などでなく、中心であり、要として、

日本の精神的親として、存在している。

 

この考えをしっかりもっておかないと、

某国が歴史的背景をもちだし、日本の天皇まで自国のものだという論点をくりだしかねない。

 

あくまでも、どんな遺伝子をもっていようが、

3000年近く正当に続いた家系として、日本にいる以上、

日本人でしかない。

 

そして、天皇もまた、まちがいなく、D2.C1遺伝子をもっている。

 

それは、物部一族が皇后を娶らせているのだから間違いが無い。

 

憂生自体、事代主血統から、皇后を輩出していったかわからなかった。

縄文から続くDNAを混合させるべくであり、

推古天皇など女性天皇がでた時点で、高天原族からの遺伝子継承にも

変革がおきているとおもう。(詳しい血統まではわからない)

 

そして、おおきなところで、謎の天皇、継体天皇。

このあたりのDNAはいったいどうなっていたのやら・・・



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