人生修行の旅

「笑って、野垂れ死ぬ!!」
そのために、この人生をどう生きて、この命を何に使うか?人生一度きりの生き方を実験中!!

ボリビア旅行記①~7年前と立場逆転~

2012年03月16日 | イベント
 日本出発から約15時間。マイアミからボリビア行きの飛行機に乗り込んだ。


珍しく隣の席が日本の若者だ。大学の卒業旅行で南米に来ていた。

カメラマンを目指すこの若者は、4月から中小企業に営業兼カメラマンとして入社することが決まっていた。

自然に話が弾んだ。若者が色々聞いてきてくれたからだ。少しだけ早く先に社会人になっているのでその経験させてもらったことを話した。

会社員を辞めて、独立した時のこと。独立してからの今までの軌跡。

決してお手本にはならないけど、彼はメモを取りながら「こんな場所で、生の話を聴けるとは思いませんでした。勉強になります。」
と私の講義?を喜んで聴いてくれた。


 その若者からも、世界情勢に対する歴史の話を池上彰さんのようにめちゃくちゃ分かりやすく話してくれた。

特に聖地メッカのある問題も過去の民族対立を踏まえて、現在に至るまで冷静かつ客観的な視点で話してくれた。

そして、エルサレムに実際に訪れた視点からの自分の意見も最後にあり、とても面白い話を聴くことができた。

やはり、どんなに勉強しても、その場所に実際に行き、肌でリアルに感じない事には物事の“本質”は見えない思う。
情報は時として、操作されることがあり、正しい情報も伝わってくることもままならない。

そのことを直感で感じ、大学生にして、そんな視点から海外に飛び出すとはすごいと純粋に思った。

少なくとも、7年前の私は、大学4年の3月にして就職先も決まらなく、4月からアルバイトで働く場所も正式には決まっていなかった。

将来も決まらず、不安100%。海外に行けば死ぬんじゃないかという思いと、何か“アホ”なことをしたいという思いとが交錯するバカな若者として、日本を飛び立ったのが7年前。
私も30歳ちょっとの社会人の方に、旅の途中、色々と教えてもらい勉強になった。

7年の時を経て、完全に立場が逆転している。

「恩送り」

前から頂いた恩は、後ろへ引き継がれる。


皆が寝静まっているから静かにして!!とCAから注意され、深夜の座談会を終えて、眠りについた。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« さいたまシティーマラソンと黙祷 | トップ | ボリビア旅行記②~災い転じて... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

イベント」カテゴリの最新記事