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Weighing Gold Coins

2011-02-03 | Baroque
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An Old Woman Weighing Gold Coins - Rembrandt School

 これ一見は レンブラント の作品かと思わせる、
かなりの出来映えなのだが、彼の作品ではない。

レンブラント・スクールとあるように、レンブラント流派の作品である。

因業そうな、いや実直なといわねばならぬのか、とにかく金貨の目方を量っている。今とはちがって、当時の欧州では金貨が正貨であった。金は柔らかいので、使用している内にすり減ってしまう。そこでいちいちチェックをせねば、正確な価値を把握できない。目減りした金貨ばかり押しつけられたのでは、総合計の資産を合計すれば、どれほど損を重ねてしまうのか。

 

ならばと、何度使用しても、目減りしない通貨が発明された。

これを為したのが、ユダヤの金細工師だったのだという。

興味のある御仁は、下の影像をクリックして、紙幣のなぞを再確認してください。

 

 お金の話
 お金の話し

 

 

 

目をえぐられるサムソン

 

 

 

  「黄金の兜の男」   レンブラント派

ながいあいだ、レンブラントの作品だと信じられていましたが、

これはレンブラント一派の作品だと、最近では認定されています。

(詳しくは画像をクリックして、関連記事をご覧ください。)

 

 

 

 

2012 09 25  ユダヤの日本侵略450年の秘密 岩水

   Danae レンブラント 1606 ~ 1669
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