梅雨も明け猛暑が続いているが、田んぼでは稲が大きくなるとともにコナギ等の草も目立っている。
除草剤等の農薬を使わない有機農法では、夏の除草作業が最大の課題である。
今年もアイガモに草取りに活躍してもらっているが、導入に遅れ寒さやカラス等にやられ、除草が追い付かず、稲が草に負けている田が見られる。
手植えの田んぼは、昔使っていた手押しの草取り機も活用した。
現代農業の8月号で紹介された新発売のアイガモンは、さっそく期待を込めて購入した。
除草作業に暑いことはかわりがないが、大幅な時間短縮に喜んでいる。
これからの米作りは量産よりも、差別化された安全で美味しい、高付加価値を求める時代であろう。
我が家においても栽培についても布マルチに始まり、レンゲーアイガモ農法と色々試している。
昔ながらの手植えによる一本植え、種籾の量を減らし田植え機による疎植、品種も暑さに強いにこまるの導入。
今年の反省としてはアイガモの導入時期と天敵対策、アイガモン作業を田植え後二週間から一ケ月の間にして、中耕と撹拌効果を上げ草の発生を抑えることであろう。
いずれにしても米作りの大変さ、昔の人達の苦労を体感すると共に、お米一粒をも大切にする気持ち判ることが出来た、灼熱の草取り作業であった。
熱中症に気をつけて、米作りを楽しんでくださいね♪
でも田舎の夜は涼しく、今のところ快眠です。