最上の自然

自分の見たものを自由気ままに紹介していきます。
※このブログの内容・写真の無断転載を禁止します

オオクワガタ

2019-09-10 22:27:36 | コガネムシ・クワガタ



オオクワガタ Dorcus hopei binodulosus
2019年7月 新潟県

この夏はオオクワガタに明け暮れた夏だった。
もともとクワガタなどの大型甲虫にあまり興味がない私。
もちろん、子供の時から大きいクワガタを見つけたらテンションがあがるし、採集もそこそこした。
しかし私にとっては体が大きいクワガタはやっかいで、スペースは取るわ、標本の荒は目立つわで中々食指が動かなかった。
オオクワガタを初めて採集したのは2012年
ヒメドロムシを採るために平地の河川敷でライトトラップをしたら飛んできたが、環境的にも放虫個体の可能性が高く素直に喜べなかった。
2匹目は去年の2018年。仕事帰りに外灯巡りをしていたらメスの死骸を拾った。こんな所にもいるのかとは思ったが、死骸は放り投げてしまい、真面目に探すこともなかった。ホントに興味がなかったんだなぁ
そして今年。その外灯巡りの一発目!何の気なしに向かった外灯ですぐに大型のメス。壁に張り付いている様は何とも言えない異様さで、とにかく驚いた。隣の外灯に向かうとまたメス!今度はオス!とほんの狭い一角でなんと1オス4メス。外灯についてからわずか30分ほど。
その日は前年に死骸を拾った場所で2メス。散々通っていたはずの橋で1メスを採集して帰った。一晩で8頭!これですっかり調子に乗る
これだけ採れるなら大・中・小歯型の全パターン採るのも楽勝でしょうととりあえず大歯型を目標にして外灯巡り。
ただ、世の中そんなに甘くなく、初日が異常だったとすぐに気づく。採れない日が続き、採れてもメスのみ。副産物も同じような顔ぶれ、夏休みに入ったら親子連れがわらわらと…。なので捜索範囲を一気に広げ、勘を頼りに誰もいないところを目指して外灯巡り。
その結果、なんと今年だけで4市町村9か所で採集。とにかく広く浅く生息している。

色んな所で採集はできたが、結局大歯型は採れず。というかオスがほぼ採れない!1対10くらい。
今年採ったオスは3頭のみで、中歯(内歯はやや下向きで小歯に近く50mmない)→小歯(30mmちょい)→小歯(30mmちょい)というえらい貧果。
大歯どころかだんだん小さくなっていくのはなんなんだ?反対にメスは大型の個体も多く40mm越えもちらほら。
来年こそはなんとか大歯をと思うが、いろいろな関係上来年はオオクワにあまりリソースを割けそうにないので、ゆるゆると気が向いたらくらいにしておこうと思う。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (pachyta)
2019-09-11 06:04:30
だんちょう

おはようございます!!

外灯回りを結構していたが、未だにオオクワガタには会えてません。
北海道にもいるとは聞いているのですが。北斗市に住んでる従兄弟が昨年からオオクワガタにはまり、今年も頑張って森に入ってますが、今年も駄目だったようです。
ぼくもクワガタにあまり興味がないけど来年は少し捜して見たくなりました(o´∀`)b
だんちょうさま (wata)
2019-09-11 22:39:55
こんばんは!!!

北海道のオオクワ、南の方にしかいない?と聞いたことがあるようなないような?
ということは北斗市には生息しているんでしょうね。
今年採集してみて思いましたが、一番大事なのはやはり通うことでしょうね。何度も通って採れた外灯とか、初めの1回のみ採れて以後採れない外灯とかいろいろありました。

コメントを投稿