最上の自然

自分の見たものを自由気ままに紹介していきます。
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ムカシトンボ

2020-05-31 20:52:30 | トンボ

ムカシトンボ
2020年5月 新潟県

もう今年は見れないかと思っていたが、何とか見つけることができた
しかも初めての場所で、初めての採集法それはミズキのスイーピング
翅が色付いた老熟個体。この後は同じ場所でクロサナエも採集。

アオヤンマ

2019-10-12 23:33:24 | トンボ

アオヤンマ
2019年5月 新潟県

竹色のとっても綺麗なヤンマ。
昔は珍しいトンボと思っていたが、地元周辺では平地から低山帯まで比較的色々なところで見られる。数はまちまち。
生息環境も深めの池から非常に浅い水域まで結構幅広い感じ。


この場所では左側の藪の中で複数の個体がカサカサと音を立てながら飛び交っていた。

ヒメクロサナエ

2019-09-21 20:00:00 | トンボ



ヒメクロサナエ
2019年6月 新潟県

昨日のスゲハムシと同じ場所で発生していたヒメクロサナエ。
いくつかの羽化殻と羽化したての成虫が見られたが、6月も下旬。地元だと早い年で4月下旬辺りから羽化するので季節感覚が狂う。
地元の低山帯では渓流に生息しているが、ここでは林道わきのちょっとした流れに生息。
生息環境の幅が広いのか、それとも標高のなせる業なのか?

オオセスジイトトンボ

2019-07-22 18:20:36 | トンボ

オオセスジイトトンボ Paracercion plagiosum
2019年7月 新潟県


環境省レッドで絶滅危惧ⅠB類に指定されている貴重なトンボ。
近ごろ、雑甲虫の採集がいまいちなので気晴らしと現状確認のために少し足を延ばしてみた。
初めてここに行ったときからざっと十年以上ぶり!当時は免許がなかったので自転車で。本種が見たいがために3時間弱くらい?かけて走ったのが懐かしい。

特に大きな環境変化などはなさそうだったが、藪が深くなっており、水辺に近寄れたのは1ヶ所のみ。
生態写真を撮ろうと思ったが、全然近寄れなかったため仕方がなしに採集して撮影した。
個体数は比較的多く、30分足らずの短時間だったが、動くことなく5頭以上確認できた。
他はクロイト、キイト、ショウジョウ、チョウトンボ、ギンヤンマなど。


意外と知られていない産地だが、このままひっそりと存続し続けてほしい。

ムカシトンボ

2019-05-21 23:44:15 | トンボ

ムカシトンボ Epiophlebia superstes
2019年5月 新潟県


生きた化石として有名なトンボ。採ったのは結構久々
きれいな川に住む代表的な種類で、山地の渓流には結構生息している。
しかし、成虫の出現期が短く、年によって変動も大きいので中々うまい具合に見つからない。
幼虫はヒメドロムシ採集中にそこそこな数が色々な場所で見られます。

成虫は渓流の上や、脇の道路上をパトロールしていることが多いが、今回はなんと池の上で採集した。

この池の上をずっとグルグル回っていた。

この池はミズスマシ類(同定はまだ)が泳いでいたので、水網を持って採集していた。
視界の脇でトンボがずっと飛んでいたのは分かっていたが、池だし、時期的にはカラカネトンボあたりかな?と思っていた。
しかし、ふと見ると黒地に黄色の模様が見え、よくよく見てみるとまさかのムカシトンボだった。
水網で三回ほどとり逃がしたが、まだ飛んでいたので車まで戻り、きちんと捕虫網を持ってきて無事一発で採集

好きなトンボだが、採集後に網の中でジッとしているので採った!という満足感はあまり得られないのが欠点か

ハッチョウトンボ

2018-07-25 08:30:00 | トンボ



ハッチョウトンボ Nannophya pygmaea
2018年6月 新潟県

言わずと知れた日本最小のトンボ。
湿地帯に生息し、休耕田の出現とともに分布を広げていた。が、
最近は休耕田の遷移が進み、地元ではめっきり見なくなってしまった

カオジロトンボ

2017-07-23 22:54:28 | トンボ

カオジロトンボ Leucorrhinia dubia
2017年7月 新潟県


北海道と本州(高地)に生息するトンボ。
新潟県内では中越と上越の山岳地帯に生息している。
採集した場所には生息しているような池塘などはなく、おそらく川に沿って近隣の生息地から飛んできたものと思う。
採集地点は標高およそ1400~1500m。同じ日の同じ場所では未熟なヒメクロサナエも確認している。