歌会

2011年07月15日 | 日記
今朝、K教授からメイリスにメイルが来ている。後期に何を読むかということだ。先生的には後鳥羽院御集をと考えられているようだ。
面白そうだが、私的には兼輔集の冷泉家の唐草本を読んでみたい気もする。・・・集団の名称とかすりもしないけれども。

そんなこんなで出校。Y駅直前で、踏切内に車が立ち往生したとかで、十分以上待たされる。はぁ、朝から。
二限は適当に、というか四限のテストが気になり、気もそぞろ。三限は図書館でその勉強をして、時折気を紛らわせるために、別のものを調べたりするうちに、N氏に会ったりした。
四限はテスト。微妙だった。

その時間が一緒のN氏とI氏は、今日する予定の歌会の歌を未提出だったので、その場で出してもらった。

その後、S先生の授業へ行き、それを受けているS氏からももらう。歌人でもあらせられるS先生にもこの解の話した伝わっているので、集めた詠草をお見せする。で、少しお歌の話となる。私は、詠み方がやや新古今っぽいのだが、先生は曰く六歌仙っぽいらしい。バス停までお見送りをして別れ、私は部室へ。

幹事長閣下がおり、チェスのお相手をする。他にはサリーちゃんとN氏が居た。N氏は明日走れメロスの朗読をするらしく、それの読みをしている。
チェスには勝つことができた。

そして、五右衛門に行き、T氏と後輩Kさんと食べる。私の注文だけ、造り間違えとかで、遅れる。めづらしいなこういうことは。

その後、へ行き吞む。この場で歌会の披講を行い、点を入れてもらう。愚詠は以下の三首。

六月尽
翳り行く夏風香る夕暮に宵闇しのぶ水の影かな
七夕
かさゝぎにまかせてぞ行く河原かな白き流れの星合の夜
上陽人
窓を打つ雨の夜更けの儚さに嘆きわびつつきえやしなまし

このうち、六月尽の歌は多くの点を頂いた。また、私は総合で最も点を頂いた。
七夕と上陽人歌は、意図がすぐにわかりそうですが、六月尽歌はこれです。まぁ、歌会参加者は誰もこれには気づいていないだろうけれどね。本歌ではない。飽くまでことばの上での発想を借りただけである。
コメント
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