イギリスで 『 口蹄疫 ムーアは閉鎖中
道路から外れるな 』 の告知
濾過性病原体とは古い表現で恐縮ですが、ウイルス (virus) のことです。細菌を漉し取れるはずの濾紙をもすり抜けてしまう、微少生物が はじめて発見されたのはこの病気によってでした。日本では口蹄疫（こうていえき）と呼ばれ、学名ではAphtae epizooticaeで英語では Foot-and-mouth disease、通称FMDです。これは家畜のかかる病気でおもに、牛や豚が罹患します。人間にはほとんど感染しないとされています。ただし家畜が子供の時期に感染すると、成長せずに死亡してしまいます。また大きくなった牛や豚が感染した場合は、食欲も落ちて生育が悪くなります。先進国ではこのような病気に罹患した家畜は、商品として流通させることは出来ません。このような経済的理由から、罹患したすべての家畜が殺処分されます。
人が車などによって移動すると、感染も広がる恐れがあるので、隔離策がとられます。今回、日本国内で感染した家畜がでましたが、殺処分の決まった農場で多いところでは、種豚センターで3,882頭と一施設あたりの頭数がきわめて多い。また今朝のニュースでは処分の対象頭数が5万頭を越えたと、各紙が報じています。
記事総覧 
免責事項 普天間基地問題
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東国原知事が小沢幹事長と会談、話題は… 【読売】
鳩山首相は徳之島の問題で多忙です。そこで口蹄疫の広がりをみせている宮崎県では東国原知事が、民主党の小沢幹事長と宮崎市内で会っています。防疫態勢の整備やウイルス侵入経路の究明そして家畜を殺処分しなければならない、農家への支援が話し合われたのでしょうか。
東国原知事が就任した当時は、鳥インフルエンザで大変なときでした。
あれから鳥インフルエンザは影をひそめています。ところが今度は口蹄疫です。ひろい日本国の中で宮崎県ばかりで、家畜へのバイオ被害がでています。知事に就任したころは連日テレビなどに出て人気者でしたが、さいきんはなんだかついていません。
普天間移設反対、徳之島で１万５千人集会 【読売】
『旧約聖書』に出てくるヨシュアは、モーセの死後 あとを引き継いだユダヤの指導者です。彼らが神に約束された土地はカナンでした。その入り口にあるエリコは堅い城塞に囲まれています。この城塞を突き崩すための行進が、うえに掲げた銅版画に描かれています。(このままでは何が描かれているのか判然としません。画面をクリックして拡大すれば、箱を担ぐ司祭やラッパを吹く人たちの様子が中央に描かれているのがわかります。くずおれた城壁には虐殺されたエリコの市民も描かれています)
神との契約の石版を納めた箱を、7人の司祭が担ぎます。角笛を賑やかに、喧しく吹き鳴らして、城壁に護られたエリコの町の周囲を巡りました。日に一回です。六日が過ぎて、七日めにもう一度廻って、角笛を吹き鳴らし大声を挙げたとき、なんと城壁は崩れ落ちました。
鳩山政権の法螺はあまり景気よく響きませんでした。なにかぶつぶつとつぶやくような、独り言のようでもあり、公的なメッセージでもあるかのようで、意味不明でした。
それが具体的な「徳之島案」が聞こえてきた頃から、騒々しくなりました。4月18日には現地の人間の6割をこえる人々が参加した集会が開かれました。その目的は普天間基地移設反対でした。
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普天間は「難しい問題」 沖縄県民大会で米次官補 【産経】
2010.4.27
米国務省のクローリー次官補（広報担当）は２６日の記者会見で、沖縄県読谷村で開かれた米軍普天間飛行場（同県宜野湾市）の県外、国外移設を日米両政府に求める県民大会に関し「（普天間問題は）日本国民や沖縄県民の感情に訴える、難しい問題だと理解している。だからこそ日本政府と意見交換に努力している」と述べた。
国防総省当局者は「沖縄の人々がこうした意思を表明するのは新しいことではなく、驚くことでもない。日本政府の（普天間移設に関する）決定を待つだけだ」と語った。（共同）
徳之島には立派な滑走路があります。延長の結果2,000㍍にもなりました。これで離島空港では珍しいジェット化が叶いました。この素晴らしい飛行場に注目されちゃったのでしょうか、普天間基地の一部機能移転のターゲットになりました。
26,000名分の反対署名といえば、島民全員とおなじくらいの人数です。これでは米国務省のクローリー次官補（広報担当）も難しい問題だと再認識するしかありません。
昨日の議事に 自国の航路は、自国艦船で守るのが あたりまえ と書きました。米、空母１１隻体制の縮小検討へ 国防予算改革で 【共同】の記事に書いてありますが、米国のゲーツ国防長官は、米海軍が１１隻保有する原子力空母について削減を検討する考えを明らかにしています。
アメリカは自国の経済と財政を立て直すのに必死です。さいきんはギリシャ問題も大きく世界の耳目を集めるようになっています。あちらでは暴動騒ぎで死者まで出ています。世界金融もドイツやEUに支援してもらわなければ、金融の信用を維持出来ません。昨日のニューヨークの金融市場は大荒れでした。
このようななかで、増大する支那の軍事的脅威に対抗するには、やはり独自の抑止力を持たねばなりません。陸上基地では反対運動もあり、また実際墜落などにより地域住民の被害も懸念されます。ならば、海上基地つまり強大な空母艦隊を整える必要があります。ゲーツ長官も言明しているように、アメリカにはその余裕がありません。日本はいまデフレギャップが30兆とか40兆円とかいわれています。自前の艦隊を整えるのに、その何分の一の予算があれば良いのです。
Carrier queen Elizabeth（想定図）
上の英国空母は建造中のクイーンエリザベスです。この二番艦は景気低迷と、予算不足で計画が実現出来ない危惧も露呈してきました。日本は生産力が余っているからの不況感です。政府の決断次第でどうにでもなるのです。その点、あやふやな由起夫氏の「平和の船」構想では、日本の西南の戦争抑止力にはなりません。
さいごまで 読んで頂き ありがとうございます。
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参考記事 http://www.soc.nii.ac.jp/jsvs/05_byouki/prion/pf141.html
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口蹄疫 ( 同上 )
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