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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■五感俳句609「その先は沈丁の香にまぎれけり」(伊藤眠)

2023-02-27 04:56:00 | 五感俳句

○五感俳句609・嗅覚122・伊藤眠01・2023-02-27(月)
○「その先は沈丁の香にまぎれけり」(伊藤眠01)
○季語(沈丁・三春)(「俳句201903」より引用)【→五感俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえくけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:「その先」がどの先なのか示されていない「→不明」句である。ここでは軽く「散歩途中のとある場所」ほどの意味であろう。そしてどっぷりと沈丁の香にまぎれて抜け出せないでいる。


伊藤眠(いとうみん)
○好きな一句「三方の陽をしたがへる芽立かな」02
○季語(芽立・仲春)(引用同上)

【Profile】:1956年神奈川県出身横浜市在住。→飯田龍太の「雲母」に1987年入会。終刊後1995年中西ひろ美(第10巻まで)と共に個人誌「」創刊代表。→大木あまりに師事。1996年牧冬流発行の同人誌「飛沓舎」に参画。2000年超結社俳句集団「鬼の会」入会。

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