俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五感俳句350・聴覚89・辻村麻乃1・2017-9-25(月)

2017-09-25 04:56:00 | 五感俳句

○五感俳句350・聴覚89・辻村麻乃1・2017-9-25(月)
○「稲穂さはさはさは海の音となり」(『プールの底』2006)(辻村麻乃1)
季語(稲穂・秋)【→五感俳句-索引1索引2索引3 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:3・6・8の破調の句。「さわさわさわ」の中6音を強調することにより、稲穂の風の音を印象づけています。あれは海の波の音です。

 

辻村麻乃(つじむらまの)
○好きな一句「日を受くる形で咲けり曼珠沙華」(『プールの底』2006)2
季語(曼珠沙華・秋)(→「ににんの仲間」より引用)

【Profile】:1964年東京都出身、埼玉県朝霞市在住。母は俳人の「篠(すず)」主宰・→岡田史乃氏。「篠」副主宰から2019年主宰継承。「ににん」同人。

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