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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五体俳句348・足首1・なかはられいこ1・2017-9-12(火)

2017-09-12 04:56:00 | 五体俳句

○五体俳句348・足首1・なかはられいこ1・2017-9-12(火)
○「足首にさざなみたてて生家かな」(『脱衣場のアリス』2001)(なかはられいこ1)
川柳(→「橄欖追放・東郷雄二のウェブサイト」より引用)【→五体俳句-索引1索引2索引3 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:「生家」とは誰にも心の故郷ですが、いつ何時でも必ずしも居心地のいい場所とは限りません。生家で過ごすときの足首には小波ほどの波風も立つのでしょう。→「右足で家の深さを確かめる」(樋口由紀子)も同次元の心象を詠んでいます。

 

なかはられいこ(なかはられいこ)
○好きな一句「くちびるがいちばん昏くなる真昼」(『脱衣場のアリス』2001)2
川柳(引用同上)

【Profile】:1955年生まれ。川柳作家。「ラエティティア」に参加。

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