俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五感俳句348・温感11・田中春生1・2017-9-11(月)

2017-09-11 04:56:00 | 五感俳句

○五感俳句348・温感11・田中春生1・2017-9-11(月)
○「秋晴や倒立の手に地の温み」(『直幹』2002)(田中春生1)
季語(秋晴)(「俳句界201606」より引用)【→五感俳句-索引1索引2索引3 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:地面での倒立です。校庭かグランドでしょうか。秋の陽を浴びた地面の温もりが手に伝わります。地球の温もりです。

 

田中春生(たなかしゅんせい)
○好きな一句「月光のさらさらと降る一樹かな」(『山花』2015)2
季語(月光・秋)(引用同上)

【Profile】:1953年、大阪市出身。1982年「」入会。→鷹羽狩行に師事。1989年第11回狩座賞(狩新人賞)受賞。1998年第1回朝日俳句新人賞、巻狩賞(同人賞)受賞。2016年「朱雀」主宰を継承。「狩」同人会長、俳人協会幹事。

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