俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●次元俳句349・回転(空間)3・川越歌澄1・2017-9-17(日)

2017-09-17 04:56:00 | 次元俳句

○次元俳句349・回転(空間)3・川越歌澄1・2017-9-17(日)
○「コスモスや車輪は影として回る」(第1回北斗賞受賞作「雲の峰」150句中の1句)(川越歌澄1)
季語(コスモス・秋)

【鑑賞】:コスモスにかかる回転する車輪の影。自転車であるかどうかはさほど問題ではない。実像は省略され、虚像である影だけが表現されている。

 

川越歌澄(かわごえかすみ)
○好きな一句「光あれ空あれそして梨がある」(同上)2
季語(梨・秋)(→「週刊俳句 Haiku Weekly」より引用)

【Profile】:1971年北海道函館市出身。17歳より作句開始。1988年「」入会。2010年「雲の峰」により第1回北斗賞受賞。「人」同人。

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