俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○次元俳句349・回転(空間)3・川越歌澄1・2017-9-17(日)
○「コスモスや車輪は影として回る」(第1回北斗賞受賞作「雲の峰」150句中の1句)(川越歌澄1)
○季語(コスモス・秋)
【鑑賞】:コスモスにかかる回転する車輪の影。自転車であるかどうかはさほど問題ではない。実像は省略され、虚像である影だけが表現されている。
●川越歌澄(かわごえかすみ)
○好きな一句「光あれ空あれそして梨がある」(同上)2
○季語(梨・秋)(→「週刊俳句 Haiku Weekly」より引用)
【Profile】:1971年北海道函館市出身。17歳より作句開始。1988年「人」入会。2010年「雲の峰」により第1回北斗賞受賞。「人」同人。