俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●色彩俳句0109・紅06・加藤知世子・2012-26

2012-12-26 00:00:05 | 色彩俳句

●色彩俳句0109・06・加藤知世子・2012-26


○「枯れきつて真の湧く唐辛子」(加藤知世子01)

季語(枯れる・冬)

唐辛子の照りのある紅色#BE003F■■■ が、冬も深くなっていよいよ円熟味を増してきました。「真の紅」を帯びてきたのです。

 

加藤知世子(かとうちよこ)(1910~1986)

代表句「馬は未明の泉のむ鈴りんりんと」02

季語(泉・夏)

新潟県東頚城郡菱里村出身。1929年、→加藤楸邨と結婚。二女四男をもうける。(次女を失う)。俳句は→村上鬼城系の「若竹」より「馬酔木」に拠り→水原秋櫻子の指導を受ける。育児のため一時中断したが、1940年楸邨主宰誌「寒雷」創刊により再び句作。1946年同人。吟行では楸邨に同行、シルクロード行も回を重ねた。1954年→池上不二子らと「女性俳句」創刊に発起人、編集人として参加。

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