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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●色彩俳句0151・紅・池上不二子・2013-12-04(水)

2013-12-04 10:54:09 | 色彩俳句

○色彩俳句0151・紅#C41A4108・池上不二子・2013-12-04(水)

○「寒紅の燃え移りたる懐紙かな」(池上不二子01)

○季語(寒・冬)

【鑑賞】:「懐紙かいし」とは今風に言えば「ティッシュペーパー」のことですから、この紅は口紅でしょう。「寒紅」がどのような紅なのかは、ちとむずかしい((+_+))のですが。女性ならではの句。男性がこの句を書けばちとやっかいなことでしょうね(p_-)。

 

池上不二子(いけがみふじこ)(1909~2001)

○好きな一句:「山茶花はさびしき花や見れば散る」02

○季語(山茶花・冬)

【Profile】:東京神田生まれ。→高浜虚子に師事。「ホトトギス」同人。→池上浩山人主宰「ももすもも(桃李)」にて作句。池上浩山人夫人。


池上不二子掲載句
03俎板を立てゝ水切る夜の秋(夜の秋・晩夏)〈特集486・台所用具俳句1-5(俎板)〉2020/7/10

 

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